子供の昆虫採集について
こんにちは。
少しずつ日が昇る時間が遅くなり
この暑い夏もそんなに長くないのかと思うと
少し寂しさを感じます。
今年はコロナの影響で人の多いテーマパークは
避けて過ごしたので、近所での昆虫採取は本当に
たくさんしました。
バッタ、コウロギ、蝶、テントウムシ
色んな昆虫たちがすごく身近にいるので
子供たちは必死になって昆虫たちを捕まえて
色々な観察をしています。
私はカブトムシ、クワガタが大好きなので
子供たちに育て方を教えたりしていますが、
いざ他の昆虫となると知らないこともたくさんあって
毎日子供から聞くことで「へぇ」と関心しています。
昔であれば身近に採取した昆虫について調べようとすると
自分で図鑑を開いて、何かしら疑問点にヒットする様な
記載がないかを探したんですが、
今の時代はすぐにスマホで調べられるので、
親子で疑問点の答えをすぐに共有できます。
ところが、1つだけいつも困ることが
「パパ、この虫なに?」パターンです。
こうなると虫の特徴で検索して画像と対比しながらに
なるんですが、小さい昆虫って似た種類がたくさんいて
識別がホントに難しい。
しかもそもそもググっても近い昆虫が出てこないことも
しばしばあって、このパターンはどうにかならないかと
悩んでいました。
巷には写真をとったら種類を判別してくれるアプリも
あるのですが、精度は非常にイマイチでした。
なので結局図鑑などで調べることになっています。
ただ、この問題って突き詰めて考えてみると、なんでその昆虫の
名前を知りたいんでしょうか。
何を食べてるとか、どんな特徴があるか、答えを知るためですよね。
もしかしたら知りたい裏には人に教えて面白がってもらいたい、
知識をアピールしたい気持ちもあるかもしれません。
そう思うと、時間をかけて自分で観察して、
特徴をしっかりとまとめて自分で図鑑で調べるほうが
子供たちの成長にはいいのではないか?と考えるようになりました。
そこで子供に自分で特徴をまとめて図鑑で調べるように言うと
前よりも昆虫の特徴をしっかりと捉えるようになって
図鑑を調べる力もついてきた気がします。
ただただ昆虫を捕まえるだけではなくて昆虫採取を通して
疑問に対して仮説を立てて検証する力を子供たちに身に付けて
もらえることを期待しながら、今日も暑さに負けず草むらに向かう
子供たちを見送るお父さんでした。
皆さんも子供が昆虫採取が好きでしたら帰ってきてから捕まえた
昆虫がどんな特徴でどんな気づきがあったかを聞いてみるだけで
子供ってものすごく観察力があがるのでぜひ試してみてください。