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これまでのアジカンの歴史と今の気持ち。

先週リリースさなれましたASIAN KUNG-FU GENERATIONの
『Single Collection(初回生産限定盤)』を購入いたしまして、
このごろ、車の運転中で聴いている〜!

このCD作品はね、アジカンの
2003年リリースの1stシングル『未来の破片』より
2023年リリースの30thシングル『宿縁』までの
シングルA面32曲にプラス、
2002年リリースのミニアルバム『崩壊アンプリファー』収録の
『遥か彼方』の再録(2024 ver.)を聴くことができまして。
また、ぼくの購入しました限定盤では、
アジカンメンバーと、アジカンの
ほぼ全作品でジャケットイラストを描かれている
中村佑介さんによる全収録曲についての
座談会が掲載されたブックレット、及び
全シングルのジャケットカードが封入され、これまでの
アジカンの歴史が詰まっていて、すごい!!!!!

ぼくがアジカンの音楽を聴き始めたのは、2004年、
広島市民球場にて開催されました奥田民生さんの弾き語りライブ
「ひとり股旅スペシャル@広島市民球場」を映像で観ながら、
そのセットリストの中でね、民生さんがアジカンの
『君という花』を演奏されていたのを聴き、
そしてその後、大学新卒で入社しました会社を退職して
翌年入学いたしました専門学校で出合った
五学年下のクラスメイトさんたちが、
アジカンをよく聴いていたことに影響され、
大好きになったのでした。

ぼくが初めて購入したアジカンのシングルは、
2005年11月リリースの『ブルートレイン』で、
以後、シングルすべては購入できてないですが、
どの曲もとっても好きだし、そして
過去購入しましたシングル作品のジャケットは、
思い入れがつよいし、対談ではいろいろな
思い出も蘇ってくるし、そんな、アルバム封入の
対談ブックレットとジャケットカードも合わせて、
『Single Collection』すばらしいなあー。

このアルバムを聴いていてとくに印象的なのはね、
「DISC 1」のまず一曲目が再録バージョンの
『遥か彼方(2024 ver.)』で、それから
最新シングルの『宿縁』とつづき、その次には
『出町柳パラレルユニバース』とのようにして、
現在から過去へと遡るようにして曲が進んでゆく。
数多のシングルコレクション作品として多いのは、
デビュー曲を一曲目として時間軸が未来へと進んでゆく、
とぞんじますが、アジカンの『Single Collection』では
その逆となっていて、この感じが
おもしろいと申しますか、曲の雰囲気も
ちょっとちがって聴こえてくると申しますか、いや、
ちょっとどころかかなり雰囲気が変わってきてすごい。
でも、一番新しい曲が
一番最初の一番近いところにある、という収録順も
自然と言えば自然なのだとも思えるなあ。

これまでリリースされている二枚のベストアルバム
『BEST HIT AKG 2(2012-2018)』及び
『BEST HIT AKG』では、『Single Collection』とは逆の
過去から未来へと進んでゆく曲順で、それらを聴けば
ぼく自身の記憶的にも、この曲の次は
何だったか? ってゆうのも、
すぐに曲名が頭に浮かんでくるけれども、この
『Single Collection』ではそうもゆかなくって、
次の曲もぜんぜんわからず、
なんだか頭が混乱してきちゃって、つまり、
時間軸がバグってくるかのようで、
その感じがとっても新鮮なのよねえー。

アジカンのシングル曲、どの曲も大好きですが、
今の気持ちで一曲選ぶとするならば、2008年リリースの
『転がる岩、君に朝が降る』がさ、やっぱり
好きなんだなあ。でもね、この
『転がる岩、君に朝が降る』については、
リリース当初のころあんまりよくわからなくって、
そこまで聴けてなかったけど、聴きながら、かつ
インタビュー等で曲について知ることによって、
すこしずつ大好きになってゆきました。

出来れば世界を僕は塗り変えたい
戦争をなくすような大逸れたことじゃない
だけどちょっと それもあるよな

転がる岩、君に朝が降る/ASIAN KUNG-FU GENERATION

‥‥という冒頭の歌詞の歌を聴くと、
背筋が伸びる感覚がしてくるし、
そしてまた、この曲とはつまり、
ロックンロールと覚悟の歌だと思っている。

凍てつく世界を転がるように走り出せるならば。。。

令和6年8月8日


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