「天体」という観点から。(怪獣_mix)
このまえのブログでは、単行本の
「第6集」まで読んでいると申しあげました
魚豊さんの漫画作品『チ。-地球の運動について-』をね、
先日、「第8集」の最終話まで読み終えました。
作品のねたばれにならないようにして、
ブログを書きたいですが、内容に触れないにしても
考え方的には、ねたばれのようなものが
入りこんでしまうやもしれないので、
そのときには申しわけないです。
作品を読みながら、物語の終盤が近づくにつれて
ぼくの頭の中でも、エンディングまで
どのようになってゆくのか?!
ってイメージをしながら、でも、それは
ことごとく覆されながら、ぼくの想像とは
いかにも陳腐だったなあ、とも思いながら、
漫画、すごかった〜! そして、
NHK総合にて現在放送中のアニメでは、
先週「第5話」が放映され、これからの物語を想うと
なんとも言えない気持ちにもなりながら、
今後のアニメの物語も見届けてゆけたい。
最近、ぼくの勤める学習塾でね、
ある小学生の生徒さんがぼくへ
「先生、『チ。』ってアニメ知ってる?」
と訊いてきて、突然、そう訊かれたのでぼくは驚きながら
「え、知ってるよ。アニメも漫画も観てるし。」
って返事をしながら、訊いてきた経緯を詳しく訊ねてみると
生徒さんは、今、理科の授業で天体を勉強していて
その授業のときに先生が話してくれたそうで。
そう聞きながら、なるほどぉ、と思いつつ、なおかつ、
先生、すごいなあ! とも思ったのでした。
『チ。-地球の運動について-』とは、
ぼくが思うには、内容はかなりむつかしいし、
なおかつ、暴力による拷問の描写が
おそろしい、とも思えるから。
その生徒さんは小学校中学年なのですが、
ぼくとしてはなかなか、作品をすすめるのは
できがたいかなあと思ってしまう。
でも、「天体」という観点から、
つまり、天体の分野を知るためには
格好の作品なのやもしらない。
天体とは、いわば、たくさんの
知識や学問や歴史や宗教や政治や思想が関連している、
というのは、このたび
『チ。-地球の運動について-』を鑑賞しながら、
感じたことなんだけれども。
そのような作品を、たとえ
小学生が観たとしても、いや、
小学生だからこそ、彼ら彼女らの持つ
瑞々しい感性によって、感じられることが
たくさんあるやもしらない、
というふうにも思ったのでした。
そして、さらにはね、
この生徒さんには、ぼくは
「サカナクション」というバンドが好きなんだけど、
そのサカナクションというバンドが
オープニングの歌を担っていて、それで
『チ。』という作品を知ったの。
ってゆうのはさ、一応、
伝えないといけないなと思って、伝えたんだった。
アニメ『チ。-地球の運動について-』の
オープニング曲となっている、
サカナクションの『怪獣』のこと、このごろ
だんだんと耳に馴染んできた感じで、
冒頭の「何度でも♪」のメロディがさ、
ちょっと頭から離れない的になってきている!!!!!
ぼくだっても、まだまだ
『チ。-地球の運動について-』から、
さまざまなことを感じてゆけたら。
令和6年10月30日