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大晦日に『明日の神話』を想うこと。

はたと気づけばいつのまにやら大晦日で、
年末、とくに大きな予定が無いぼくは
年末年始の買い出し等のお出かけはしながらも、
自宅でゆっくり過ごしている。

昨年の年末及び今年の年始はね、
とある資格試験の受験勉強をずっとしていたから、
そのときにできなかった自部屋の片付けをしたり、
あとはさ、購入したままになってしまっている
ブルーレイ及びDVDの映像作品を観たり、
HDDで溜まっているテレビ番組を観たり、
本を読んだり、ゲームをしたり、YouTubeを観たり、
というような、部屋の片付け以外では
ひたすら鑑賞をする日々を過ごしている〜。

ってゆうような昨日の夜、家のポストを開ければ
とある封筒が届けられていて、それは
先日、クラウドファンディングで支援いたしました
岡本太郎さんの壁画作品『明日の神話』における
大改修保全継承プロジェクトのリターンなのでした。
ぼくが選択しましたリターンは、
【「壁守」メンバーシップカード】プラス
【書籍『明日の神話1967-2023』特装版 】なのですが。
カードはかっこよいし、そして、書籍は
まだぱらぱらと見ただけなのですが、
『明日の神話』のこれまでのことが
写真及び文書でたくさん記されていて、
すごい! と感じました。

そう言えば、ぼくはね、
作品『明日の神話』の発見及び修復作業終了後の
平成18年(2006年)の夏、東京・汐留の
日テレの広場で作品が公開されたとき訪れていて、
また、そのさいの支援のことで申しあげますと
WEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて販売されました
『TARO MONEY』も購入していて、
なおかつ、その翌年4月からの約一年間、
東京都現代美術館で特別公開されたときにも訪れている。
その後、ぼくとしては東京へと遊び行く機会が減って
渋谷駅にて恒久設置されました『明日の神話』は、
なかなか観られず、でも、ある年、
東京へと旅行したときにね、たまたま
電車の乗り換えで渋谷駅を歩いていたら、
『明日の神話』が設置される通路を通り
(あ、ここで設置されているのかあ!)と思ったんだった。
そして、今年の冬から春にかけて愛知県名古屋市の
愛知県美術館にて開催されました
「展覧会 岡本太郎」では、『明日の神話』の
ドローイングや油彩カンヴァスを鑑賞した。

ともすれば、やっぱり、
『明日の神話』という作品とは、
ぼくの中でもとっても大事な作品なのだし、
今回のクラファンも支援いたしたくぞんじました。

このときのリターンがね、こうして
年末に届いて、大晦日という日に
『明日の神話』のことを想いながら、
「明日」について考えている。

壁守!!!

令和5年12月31日