アンセムを聴きながら。 "何とか自分で自分を守れ Mix"
毎度のことやもしれないけれども、
とくにこのごろ、ぼくは、なんだか
考え込んでしまったり、
落ち込んでしまったり、
塞ぎ込んでしまったり、
無性にさみしくなってしまったり、
無性につらさを感じてしまったり、
なにもかもだめだなあ、とも思えたり、
ってゆうことが多いような気がしている。
それは、たとえば
春から梅雨や夏への季節の替わり目だったり、
どんよりの天候の日も多かったり、もしくは
現在42歳のぼくとしては、もしかしたら
男性の更年期的な、つまり
じぶん自身の身体が変化してゆくような
この年齢的なものもあるのかもしれない、
みたいなことも考えたりもする。
こんなときだからこそ、
きちんと過ごさなければ、とも思いつつ、
でも、なかなかむつかしい。。。
さくじつのブログでは、先日、神原一光さんの著書
『WOWとYeah 小室哲哉 起こせよ、ムーヴメント』
を読んで以来、小室さんの音楽を聴きたくなって
2018年にリリースされましたコンピレーションアルバム
『TETSUYA KOMURO ARCHIVES BOX』を、あらためて
最近のドライブ中で聴いていることを申しあげました。
小室哲哉さんの音楽の中での
一番のアンセムの曲と言えば、
1995年3月リリース、H Jungle with tの
『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜』
なのだと存じますが、今回、この曲を聴きながら
やっぱり素晴らしいなあ! って感じておりました。
神原さんの著書『WOWとYeah』でも、この曲について
小室さんのインタビューと合わせて記されているのですが、
フォークソングのような歌詞とメロディー、そして
ダウンタウン・浜田さんの魂の叫びのような歌声が、
制作当時、ロンドンで流行していたとされる
「ジャングル」というリズムで聴くことができる。
とくにはさ、やっぱり歌詞は
いつ聴いても、いや、とくに今聴くと
なおのこと励まされる、と申しますか。
たとえば、
【何とか自分で自分を守れ】
【いつもの俺らを捨てるよ】
【何かを叫んで自分を壊せ!】
【思えば love song なんて歌ってみるとき
必ず目当ての誰かがいた様な・・・
それでも何かの役にはたってる 人生の・・・。】
【ほんのひとときでも自分がどれだけやったか
窓に映っている素顔を誉めろ】
【明日がそっぽを向いても走りまくれよ】
などなどなど、という歌詞のことをあらためて考えてみれば
いわゆる「自己肯定感」みたいなことだと思うけれど。
でも、なんだか、じぶん自身を
闇雲に肯定するんではなくって、
つまり、なんて言うんだろう、たとえば、
じぶん自身はまだ大丈夫だ、って、
じぶんでじぶんを抱きしめるかのごとく、
もうすこしがんばろう、的な、そんなような
じぶん自身へのやさしさ、及び、
ちょっとしたきびしさを感じられる。
『WOW WAR TONIGHT』のCDシングルリリースより
約30年が経ち、当時中学1年生だったぼくも
40代となって、今もまた、そして
これからだってもまだまだ、この
アンセムの歌に励まされてゆけたい。
いつでも、かつ、今からでもなお
【Getting better begin to make it better】
の気持ちでやってゆけたい〜。
令和6年6月6日