ジャンクションを駆け抜けながら。
一昨日と昨日のブログでは、先週の金曜日、
「清須市はるひ美術館」及び「IKEA長久手」へと
訪れたことを申しました。ぼくはこのたび、
このどちらの場所も初めてまいりましたが、
初めて行くところ、もしくは
初めて行く土地って結構緊張してしまう。
今回、車で訪れたのですが、
ぼくが住んでいる愛知県豊橋市より
清須市までは約70キロメートルあり、
一般道では時間がかかってしまうので
高速道路で向かうことにしたけれども。
ぼくは車を運転するのは好きではあるけど、
遠くへ行くことはあんまりなくって、
なので、高速もね、ほとんど通らない。
ちなみで言えばETCも車に搭載していない。
そんなぼくが高速道路を走るとき、
とくに緊張しちゃうのは、分かれ道の
「ジャンクション(JCT)」だ。
豊橋から清須市までの道程として、まずは
国道1号で音羽蒲郡インターチェンジ(IC)へ行き
東名高速道路に乗る、そして、名古屋ICより名二環
(名古屋第二環状自動車道)の支線へ入り、
上社JCTより名二環の本線へと、それから
清洲東ICで名二環を降り国道22号及び県道163号で
清須市はるひ美術館へと到着するのですが。
この道中、「名古屋IC」や「上社JCT」だけでなく、
「豊田JCT」では伊勢湾岸自動車道との交差、
「日進JCT」では名古屋瀬戸道路との交差、
「楠JCT」では名古屋高速道路との交差、と、
たくさんの分かれ道を通過してゆく。
高速道路に慣れている方ならば
余裕も余裕で走れるとはぞんじますが、
高速に慣れてないぼくは、この
ジャンクションを通るのが不安で不安で。
高速を降りるインターチェンジは良いのよ、つまり、
走行車線側で走っていればICの側道があるから。
でも、ジャンクションはさ、
各ジャンクションによってどの車線を走っていれば
次の道路に入れるかがちがうことがあって、
それはカーナビで見ていてもよくわからなくて、
道路の上に設置される交通案内をよくよく見ながら
走行しないとそっち側へは行かれない。
それはたとえば、クイズ番組でね、
二択の「○」か「×」のどっちかに飛び込んで、
正解のほうに飛び込めばマットが敷いてあり大丈夫、
不正解のほうに飛び込めばどろんこになる、という、
いわば「どろんこクイズ」みたいな恐怖感があるの。
だから、ジャンクションを通過できるまでは
(こっちで大丈夫か?)(本当にこっちの車線なのか?)
(このままで良いのか?)(マジで大丈夫なのか?)
と思いながら無事に通過できたらほっとする、
けどまたすぐ次のジャンクションがやって来る、的な。
それはでも、高速道路だけじゃあなくって、
知らない道路の場合でも全てそうなのですが。
かと言って、ときには
こういう知らない道を通りながら、そして
初めての土地へ行くことも大切だと思う。
つまりはさ、知っているところや
よく行くところばかりだとそれだけに慣れてしまって、
調べたり、考えたり、悩んだり、困ったりすることも
ほとんど無くなってしまうから。
あんまり遠出をしないぼくにとっては、
そういう一日のドライブだっても、
旅みたいなものだ。
こわさもあるけど、思い出にものこるし、
そしてやっぱりたのしさもある。
世間知らずだとも言えるぼくは、
たとえすこしずつなのだとしても、
知らないところへ行き、
知らないことを見聞きし、
世間を知りたい。
ってゆうようなことをね、高速道路の
ジャンクションを駆け抜けながら、
感じておりました。
きょうも安全運転でまいりたい!
令和5年11月7日