ゆかいな暗黒の闇。
前回noteでは、「よい夜」の曲と言えば
何があるかなあ? と考えながら、
ぱっと思いついたいくつかの曲の中では、
奥田民生さんの『暗黒の闇』を挙げたのですが。
たとえば、奥田民生さんの曲では、
『さすらい』や、『イージュー★ライダー』や、
『風は西から』や『CUSTOM』や『荒野を行く』や、
『股旅 (ジョンと)』や『御免ライダー』や『ロボッチ』や、
『カイモクブギー』や『夕陽ヶ丘のサンセット』や、、、
という、大好きな曲はあまたあるけれども。
そのなかでもね、もしかしたら、
ぼくは、じつは『暗黒の闇』がさ、
民生さんの曲の中でもいちばん好きやもしれない〜。
『暗黒の闇』という曲は、
タイトルはおどろおどろしい感じだけど、
歌の内容としては、
闇の中で、君と、僕が、
コミュニケーションを取り合う、と言うのかなあ、
そんなような、いかにも楽しげな曲で。。
ドキドキ ふっとさえぎる君の声
今のは何 何って何 あたりは暗黒の闇
時々 ぐっとちかづく僕の顔
あたりは闇 いたって闇 あたりは暗黒の闇
【暗黒の闇/奥田民生】
歌の中で歌われている、
君と、僕が、暗闇の中で
「今のは何?」「『何?』って何?」
ってゆうやりとりがかわいらしい感じだし。
はたまた、、
夢だ まだ 夢の中のはざまだ
僕らは何 何って何 ゆかいな暗黒の闇
【暗黒の闇/奥田民生】
おどろおどろしいかのごとくの
「暗黒の闇」ということばの前にね、
「ゆかいな」をつける、というのは、
表現として、この曲を聴くまで
聞いたことがなかったので、
なんだかカルチャーショックを受けた、と申しますか。
それ以来、民生さんの
『暗黒の闇』を思い出したら、
暗黒の闇も、ちょっと、
こわくなくなるような気がして。
そういう意味でも『暗黒の闇』は、
じぶんの中では大事な曲だなあ。
そんな、
ゆかいな暗黒の闇のなかで、
ぼくは、何をする?????
見えないから はなれないで
見えないならば 何してもいい〜
令和4年5月19日