日々の暮らしを歌うかのように。
ぼくのこのブログでは、日々、
好きなこと、考えていること、興味のあること、
について記そうと思っているですが、つまりはさ、
ぼく自身が思うことならば、
どんなものでも記せたいと考えている。
そういうときに思うのはね、このごろ
国政選挙及びぼくの住んでいる市の
市政選挙も行われていたので、じぶんなりに
政治のことをブログでも書いていたけれども。
政治について書く、って、
むつかしいし、うまく書けないし、ぼくは
専門家でも無いのできちんとしたことも考えられない。
そもそも、政治については
あまり語らないほうがよい、
とされている面もあると思う。
飲み屋では、つまり、お酒を飲む席では、
政治、宗教、野球、のことについて
話さないほうがよい、
と言われているとも存じますが。
そう考えてみれば、ぼくだってもことさら、
ブログで政治のことを書きたい!
と思っているわけでもなくって、どちらかと言えば、
あんまり書きたくない、と申しあげますか。
書かないならば、
書かないほうがよいやもしらない、
とも思いつつ、でも、
選挙が行われるころ、もしくは、政治に関する
大きな出来事があったようなときには、そのことが
ぼくの頭の大部分を占めるふうにもなるので、
政治のことを記すしかない、って感じながら
ブログを書いているふしもある。
最近、ネットのニュースで見たのはね、
選挙へ行かない若者たちが、
選挙へ行く、及び、政治について話したりする
同学年の人たちのことを
「思想が強い」として、
嘲笑のごとく見る風潮がある、とのことでして。
はたまた、たとえば、
ロックミュージシャンの方が政治について語れば、
ミュージシャンごときが政治語るんじゃねえよ、
音楽だけやってろよ!!!
みたいな見識もあるとも存じておりますが。
でも、なんだか、ぼくとしては
誰が政治を語ってもよいじゃんと思う。
むしろ、政治と生活って
案外、密接に結びついているとも思えるから。
ともすれば、ぼく自身としては、
政治について、じぶんなりでも
考えないわけにはゆかない、というか。
でも、若者たちが言われるとされる、
政治について話すことは
「思想が強い」というのも、
ちょっとわかるような気もしている。
政治って、やっぱり
その人自身の思想を非常に強く表す、
とも思うし、そして、どうしても
議論が熱くなってしまう部分もあって。
このうえのところでね、飲み屋では
政治、宗教、野球、のことについて
話してはならない、という
原則のようなことを申しましたが。
政治も、宗教も、野球も、その人自身の
「立場」を示すものである、というか。
政治ならば、
与党、野党、党派、右派、左派。
宗教ならば、
信仰及び宗派のちがい。
野球ならば、
チーム同士の対決。
などなどによって、つまりは、
相手との考え方のちがいによって、
対立をもたらすものでもあるから。
そして、その対立によって、
相手に対して侮辱的なことばを
投げかけるみたいな状況もあって、
こわい、と思えるような場面もありうるから。
そのことはね、ぼく自身も
ありうることだと思うからこそ、
気をつけたい、と思いながら。。。
でも、なんだか、
ぼくとしては、たとえば
音楽を聴くのと、読書をするのと、
ごはんを食べるのと、お買い物をするのと、
生活をするのと、みたいなことと
政治について考えるのは、
並列的にならんでいる、とも思うの。
嘲笑的にならず、
差別的にならず、
論議的にならず、
日々の暮らしを歌うかのようにして、
政治のことも考えられるようになれたら。
令和6年11月12日