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鑑みられるようになりたい。
ぼくは、いろいろ
作品の鑑賞が好きでして、つまり、
ぼくの趣味は鑑賞なのだと言える。
それは、たとえば、
音楽も、映画も、漫画も、書籍も、美術も、なんでも、
鑑賞するのが好きだけれども。
とは言えども、ぼくとしては
たくさんの作品を鑑賞して、それによって
たくさんの作品に詳しいとかでは全然ない。
音楽も、映画も、漫画も、書籍も、美術も、
そのほかのどんなことでも、ぼくは
人よりも詳しいことってなんにもなくて。
だからこそ、ぼくはそんなんで
音楽が好き、映画が好き、読書が好き、などなど、
とかって言うのはしのびない気もしている。
作品の鑑賞において
「広い/狭い」及び「浅い/深い」という
言い方ってあると思うけど、たとえば
「広く浅く」とか、「狭く深く」とか、
とのように考えれば、ぼくは、どちらかと言えば
「狭く深く」のほうだとも思うですが。
でも、その
「狭く」のほうはそうなのだとしても、
「深く」かどうかはよくわからないな。
つまり、ぼくは、
深い、というところまでは行けてない、
と申しますか。いやむしろ、
深くもぐってゆくよりかは、
あさっての方向へ飛んでっちゃう、
みたいな感じやもしらないけれど。
「鑑賞」とは何か? と考えるとすると、
ぼくは、それは
「鑑みること」だと思うの。
つまり、作品を観て
よく考えようとすること。
ぼくは、そういうふうにして
作品から鑑みられるようになりたいですが、
いまだ、なかなか
きちんとは鑑みられないわ。
つまり、ぼく自身の
鑑賞能力は低い。
漫画「ドラゴンボール」で登場する
「戦闘力」みたいなふうに言うとすれば、
【鑑賞力… たったの5か… ゴミめ…】
と言われてしまいそうなぐらい、ぼくは
鑑賞能力や鑑賞力が低いとも思える。
なので、そういうような力を
上げられたらよいんだけど。
作品を鑑賞しながら、ぼくは
冒険をするかのごとく、そこから
宝物を探せたい、と思う。
そのための鑑賞能力を、
養えたいけど、そのためには
どういう修行をしたらよいの?
鑑賞の牛乳配達を行うのか、
鑑賞のカリン塔を登るのか、
鑑賞の蛇の道を進むのか、
鑑賞の精神と時の部屋に入るのか、
そうして、いつの日にか、
鑑賞の身勝手の極意を身につけられるものか?!
みたいなことを、
鑑みたりしている〜。
令和6年11月6日