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体育祭と知恵と全てをあなたに委ねてる。

先日、音楽のWEBニュースとして存じたのは
今年デビュー30周年の「TRF」が、過去の各ライブ映像作品を
毎週1作品ずつYouTubeで期間限定公開を行うとのことでして、
このごろはね、このYouTubeでの配信及びSpotifyで
TRFの音楽をいろいろ聴いているの。

現在41歳のぼくは、とくに10代のころ
当時の表記はアルファベット小文字の「trf」の音楽を、
よく聴いていたですが、初めて聴いた機会で申せば
中学1年生のときの体育祭のテーマ曲が
『survival dAnce ~no no cry more~』なのでした。
なので、体育祭のあいだこの曲がずっと
終わらない続いてゆくかのように流れていて。
そのころのぼくは文化に疎くって、
流行りの音楽のこともほとんど知らなくって、
でも、このとき『survival dAnce』を聴きながら
なんてかっこよい曲なんだ! と感じたんだった。
そして、それからはtrfだけでなく
流行の音楽もいろいろ聴くようになり、
というふうに考えてみると、当時における
ぼくの中のエポックメイキングとは、まさに
「TRF」だったと言えるやもしらない。

あらためて思えば、1994年の夏か秋か、
『survival dAnce』が、中学校の
体育祭のテーマ曲として選ばれたというのは、
曲的にも、歌詞的にも、ばっちりだと思えるなあ。
この曲を決められた先輩の方々のセンスがすごい!

no no cry more
泣かない 想い出 作ったらぁ〜♪

そしてその後のぼくは、trfから
小室哲哉さんプロデュースの音楽を好きになって、
とくに「globe」が大好きで、ぼくの人生初ライブは
高校生のときのglobe「Relation」ツアーなのでして。
trfのライブはこれまで観たことなかったですが、
今回あらためてYouTubeで観ると素晴らしいなあ。
歌も、ダンスも、ステージのセットも、すごい〜!
それらのなかでもね、
『Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~』の
ライブ・バージョンでは、曲が一度終わってからまた
どーんと流れ始めて歌われる、というのが、
めちゃくちゃかっこよい!!

ぼくは、TRFの曲の中では
『Overnight Sensation』が一番好きで、
いや、って言うよりもね、
小室さんプロデュースの曲の中でも
一番好きやもしらないというぐらいに好きでして。
その好きさとは、どんなふうに好きなのか?!
ってえのはかんたんには言えないけど、
聴いていると、なんだか
幸福感に包まれるような感じがして好きなのよね。
曲の雰囲気ももちろん好きだし、なおかつ、
歌、及び、歌詞も好きだなあ。

『Overnight Sensation』は小室哲哉さん作詞なのですが、
小室さん作詞の音楽では、たとえば、TM NETWORKの
『ELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者)』、
globeの『Precious Memories』、
華原朋美さんの『You don't give up』、
安室奈美恵さんの『NEVER END』などなど、
素敵な詞の歌はたくさんございますが。
ぱっと挙げてみるとバラードばかりになってしまったけれど、
バラードではない曲で申しあげますと、TRFの
『Overnight Sensation』の歌詞が大好きで、とくには
【荒れる波を乗り越えて行きたかったら
 嵐をさけてく知恵を養おう】
の箇所が良いなあ〜。

つまりはさ、たとえば
荒れる波を乗り越えようとするとき、
嵐の中を航海できるための方法ではなくって
嵐を避けるということ自体が、
「知恵」そのものだと思えてきて、いわば
避ける、つまり、逃げることの
大切さを歌われているようで、ぐっとくる。

はたまた、このほかにも
【学校に行きたきゃ 勉強もできるよ
 毎晩うたって楽しく生きれる
 時代は全てをあなたに委ねてる】
のところもね、とても好きでして。
学校で勉強するも、毎晩歌って楽しく生きるも、
全てはその人に委ねられている、
ともすれば、ぼくは、どう生きようか?
って思いたくなるもん。。。

なぐさめのKISSはかんたんにはいかないけど!
時代が 何とか 気持ちを落ちつかせている!!!!!

令和6年2月24日