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ムーヴメントと新しい揺れるリズム教えて。

先日はね、NHKプロデューサー・神原一光さんの著書
『WOWとYeah 小室哲哉 起こせよ、ムーヴメント』
を読みました。この書籍は、以前NHKで放映されました
小室哲哉さんへのインタビュー番組から、さらに
深くインタビューをされての出版とのことでして。
現在42歳のぼくは、10代のころ
小室さんプロデュースの音楽を聴きまくって育った、
と言っても過言でなくって、書籍全編ずっと
わくわくしながら読んでおりました。

書籍の内容としましては、小室さんが
TM NETWORKでデビューされて以後、
TMだけでなく、歌手の方々への楽曲提供を経て
音楽プロデューサーとしてご活動されるようになった経緯、
また、小室さんがプロデュースされた曲のうち
CDシングルのミリオンセラー計20曲、つまり、
trf(現TRF)の『survival dAnce ~no no cry more~』
『BOY MEETS GIRL』『CRAZY GONNA CRAZY』『masquerade』
『Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~』、
篠原涼子さん(with t.komuro)の『恋しさと せつなさと 心強さと』、
H jungle with Tの『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』
『GOING GOING HOME』、
華原朋美さんの『I BELIEVE』『I'm proud』『Hate tell a lie』、
globeの『DEPARTURES』『Can't Stop Fallin' in Love』『FACE』、
安室奈美恵さんの『Chase the Chance』『Don't wanna cry』
『You're my sunshine』『a walk in the park』
『CAN YOU CELEBRATE?』、そして
スペシャルユニット「TK PRESENTS こねっと」の
『YOU ARE THE ONE』という曲についての解説が主なのですが。
そのなかでもね、とくに
安室さんの『You're my sunshine』(178-180頁)では、
曲の途中で突如テンポアップしてゆく理由は驚きだし、
そして、この歌詞のなかで
「成熟」や「奔放」などの熟語が登場するのは、
Mr.Childrenの桜井さんの歌詞や表現に
刺激されていたから、と小室さんおっしゃるのは
ミスチル好きのぼくとしてはうれしかったなあ〜。

1993年の大晦日、trfの3rdアルバム
『WORLD GROOVE』のレコーディングが行われていて、
このアルバムで収録されている
『WORLD GROOVE 3rd.chapter』という曲は、
TM NETWORKの『ELECTRIC PROPHET(電気じかけの予言者)』
を基にして制作された、というのは
ぼくはこの書籍で初めてぞんじまして。
そう考えてみれば、なるほど、たしかにそう感じられるし、
また、どちらの曲も大好きなんだけれども
さらに好きになった気がしている。。。

 僕たちは時代を創り 時代と踊り 時代と遊び
 新しい揺れるリズム教えて♪

このごろの小室哲哉さんの音楽で申しあげますと、
先日リリースされましたTM NETWORKのトリビュートアルバム
『TM NETWORK TRIBUTE ALUBM -40th CELEBRATION-』
ぼくはCDを購入いたしまして、
聴きながら、もう、すごかったな。

リリース発表時より強く話題になっておりました
B'zの『Get Wild』だけでなくって、
くるりの『STILL LOVE HER(失われた風景)』、
松任谷由実さん with SKYEの『Human System』、
CAPSULEの『Self Control(方舟に曳かれて)』、
西川貴教さんの『Love Train』、
坂本美雨さんの『TIMEMACHINE』などなどなど、
素晴らしかったです。
これらのなかでもとくにはね、
クラムボンのmitoさんがアレンジをなされて
満島ひかりさんの歌われる
『ELECTRIC PROPHET(電気じかけの予言者)』は、
とてもとても神々しかった、
という感想しか言えないぐらい、素敵だったなあ〜。

 I Am 22nd Century Boy
 時を越えて Hello Again♪♪♪

令和6年5月30日