今年こそは、新年。
2020年11月、父が亡くなり、
その翌年は喪中につき、
新年のあいさつはご辞退した。
そして、そのまた翌年、
父親の喪はすでに開けていたけれども、
なんだか、新年のあいさつをする、
という気持ちにはならなくって、
そういうようなあいさつをせず、
昨年のお正月を過ごしていた。
そして、今日、
2023年、つまり、令和5年になって、
でも、なんだか、じぶんとしては、
新年のごあいさつをする、
という気持ちにはなっていなくって。
この気持ちとは、いったい、
なんなのだろう? とも感じながら、、、
それはたとえば、いまだ
父のこともあるやもしれないし、
もしくは現在、3年ぶりにおける
行動制限なしの年末年始、とは言えども、
ひきつづくパンデミックのこともあれば、
もしくは、やはり、
戦争のこともその念頭にあると思われる。
先日12月28日放映のね、
タモリさんが出演なさいました
『徹子の部屋』では、黒柳徹子さんから
「来年は、どんな年になりますかね?」
と問われたタモリさんは、すこし考えられながら
「誰も予測できないですよね、これはねえ。」
とおっしゃってから、さらに、
「でも、なんて言うかなあ、
新しい戦前になるんじゃあないですかね。」
って言われていたのが、とっても印象的だった。
ぼくとしては、
タモリさんのおっしゃる
「新しい戦前」とは、
ほんとうのところの意味だっても、
わかっていないとも思うけれども。
でも、やはり、そういうような面も
あるやもしれない。ならば、
そういうような時代において、
ぼくは、つまり、ぼくらは、
どう生きてゆけばよいんだろうか?
そう考えてみるとね、
やっぱり、この日々を
「毎日」の日常として、
過ごしてゆけたい。
さらには、この年々を
「毎年」がつづくかのようにして、
過ごしてゆけたい。
そのためにはさ、
今年のはじまりとして、
どうしても、このことばをね、
今年こそは言いたいんだなあ〜。。。
あけましておめでとうございます!
本年も、どうか、どうぞ、
よろしくお願い申しあげます。
令和5年1月1日