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音楽と真の「follow」について。

きのうのブログでは、中学生のころから
いわゆるJポップの音楽を聴き始めて、
そして、大学生のころでは
外国の音楽を聴くようにもなってから、
その後、ずっと聴き続けている
ミュージシャンやバンドの音楽もあれば、
それまでぜんぜん存じなかったけれども、
なにかのきっかけで出合ってから
よく聴いている音楽もある、
みたいなことを記したけれども。

でも、たとえば、
きのうのブログでは記さなかったのですが、
あるころ、とっても好きだったけれども、その後
聴かなくなってしまったアーティストもおられる。
そういう場合において、ぼく自身が、
ずっと聴き続けている音楽と、また、
聴かなくなってしまった音楽とでは、
どのようなちがいがあるんだろう?
みたいなことを、考えてみる。

たとえば、ぼくはね、
「奥田民生さん」の音楽が大好きで、
今もなおかつ、聴いているですが。
でも、ぼくは民生さんの音楽を
ずっと以前から聴いているわけではない。
このうえの箇所でも記したけれども、
ぼくが中学生だった90年代半ばごろ、いわゆる
Jポップの流行の音楽を聴き始めたので、
民生さんの在籍していた「ユニコーン」は
すでに解散していて知らなかったし、そして、
民生さんがソロ活動を始められた、
という情報も知るよしもない。
そう言えば、当時、クラスメイトたちの
「民生の新曲、すごくいい!」
という教室での会話が聞こえてきて、
それはさ、たぶん、ソロデビュー作の
『愛のために』の時期だったと思うけれども、
そう会話で聞こえてきたとしても、ぼくには
何のことなのかぜんぜんわかんなかった。

その後、ダウンタウンの浜田さんが出演されていた
テレビ番組『人気者でいこう!』が好きでよく観ていて、
そのなかでね、民生さんも
初期のレギュラーとして出演され、また、
番組のテーマ曲であった奥田民生さんの
『恋のかけら』も聴きながら、でも、まだ、
作品を購入して聴く、というのではなかった。

その後の過程は端折りますが、
2004年リリースのアルバム『LION』より
CDを購入するようになり今に至るですが。
それから、でも、どのアルバムでもね、
購入して、一聴して、即、
その音楽を大好きになった、というふうでもなかった。
たとえば、2008年リリースのアルバム
『Fantastic OT9』はね、今では大好きなのですが、
最初はあんまりよくわからなくって、
即、大好き、ではなかったかな。
そこから、繰り返し聴いたり、
インタビュー等を読んだり、
ライブで観たりすることによって、
どんどん、好きになっていた。

この経験から思うのはね、たとえば、
ある音楽を一回聴いてみて、
あんまり良く思えなかったとしても、
良くない、と決めつけるには早計だ。

とは言えども、
あんまり良くないかも?
と感じられた音楽を、また、そこから
繰り返し聴く、というのも、
ある意味では困難な道だ。

たとえば、きょうの
ブログの最初でも申しあげました
「とても好きだったけど、その後、
聴かなくなってしまったアーティスト」の音楽は、
ぼくはなぜ、繰り返し聴くようには、
ならなかったんだろう?!
その理由は、でも、
なんだかよくわからないな。

たとえば、その音楽が、
ぼくのような人に向けて、つまり、
ぼくに向けて歌われている音楽だ! と、
ぼくが勘違いするかしないか、の、
ちがいなのかなあ?! とも考えつつ〜。

つまりは、松田聖子さんの名曲で言うとするならば
【I will follow you
あなたに ついてゆきたい】のごとく、
SNSでの「フォロー」では無いかのような、
真の「follow」でついてゆけたら。

最高速だ 3倍速だ 空と海を飛び越えて行け

ぼくごのみで、なおかつ、
きみごのみの、ワールド オブ ワールド
荒れる海原に、船を、出せたい!!!

令和5年5月18日