『ブラッシュアップライフ』と世代。
今回、ブルーレイボックスを購入しましたドラマ
『ブラッシュアップライフ』をあらためて観ながら、
思ったこと考えたことを何度かブログで書いていたですが。
9月6日のブログではね、このドラマとは
「平成の文化史」として観ることができる、
ってゆうのもしるしたんだけれども、
ドラマを観ながらとくに感じましたのは
「世代」のことだなあ〜。
ドラマの主人公である安藤サクラさん演じる
近藤麻美(あーちん)は1989年10月生まれ、つまり、
平成元年生まれで、彼女のやり直しの人生の中では
生まれたころから保育園・小・中・高・大学・社会人へと、
という時代の流れを垣間見ることができて、それは
時間軸で言えば平成から令和へと移ってゆく。
というドラマを観ながらぼくが感じていたのは、
ぼく自身は1982年(昭和57年)3月生まれなので、
ドラマの中のあーちんたちとは7歳、そして
学年で言えば8年ちがうのかな? このへんのことって
ぼくは早生まれなのでその計算もよくわからないけど、
つまり、それだけの年代がちがっている。
たとえば、ドラマの中で登場する
「ポケベル」のことで言えば、
あーちんたちにとっては保育園時代なのだとしても、
ぼくの年代で言えば、たとえば、高校1年生のころには
ぼくは持っていなかったけれども、
ポケベル持っている友人もいて、
ぼくも公衆電話からメッセージを送った。
「ゲームボーイアドバンス」のことで言えば、
2001年発売されましたこのゲーム機種は、
あーちんは「ミルキーピンク」、そして当時
ぼく自身は「ミルキーブルー」を購入しているけど、
あーちんたちは中学生のころ、
ぼくは大学生のころだったから。
(ぼくの中学生のころは、もっぱら
初代のプレイステーションだなあ〜。)
はたまた、
あーちんたちの成人式は2010年、
ぼくたちの成人式は2002年なのだから、
そう考えれば、もろもろ、たとえて言えば
10代のころどう過ごしていたか? みたいなことは、
けっこうちがうだろうと思うのよね。
以前、これと似たようなことを考えたことがあって、
それはね、ぼくは大学卒業した後に就職した会社を辞めて
その後、専門学校へと入学したのですが。
そのときの同級生たちとぼくは5学年ちがうので、
5年だから、まったくちがう、
というふうにはあまり感じなかったけれども、
でも、やはり、そういう面もあるような気がしていた。
たとえば、あるとき、友人が
「アンパンマン」のことを話していて、それも
めちゃくちゃくわしく話していたときがあった。
ぼくとしては、「アンパンマン」は
もちろんアニメで観ていたし、
どういう内容なのか的なことは知っているけど、
でも、そこまでくわしいことは結構知らない。
って思いながら調べてみると、
テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』は、
日本テレビ系列で1988年10月3日に放映スタートした
(Wikipediaより。)とのことでして。
ぼくはこのとき小学1年生、
それからだんだん年齢を重ねてゆくなかでは
ぼく個人的には「アンパンマン」は
そこまで熱心に観ていなかった。
かたや、5学年ちがう友人にとっては
放映スタートの時点では2歳なのだから、
その後もよく観ていたと想像する。
そう考えてみるとね、こんなふうにして
「世代」がちがえばいろいろちがうとも思える。
現在ぼくは41歳なんだけれども、
ともすれば、たとえば、
現在のこどもたちがどのような世代なのか?!
ってえのは、ぜんぜんわからないな。
ぼくらのころとは、もう、完全に
なにもかも、なにもかも、ちがうんだろう。
そしてさらにはね、
そのこどもたちが大人になったころに
生まれたこどもたちもまた、
その大人になったこどもたちと、この
生まれるこどもたちの世代のあいだでも、
あらゆることがちがうんだろうなあ!
ってえのも、推察する。
そのときにね、かたや、
ぼくら世代のぼく個人としては、
時代にちゃんとついてゆけるんだろうか?
みたいなこともね、あらためてドラマ
『ブラッシュアップライフ』を観てから、
感じたりもしたんだった。
Hello again a feeling heart
Hello again my old dear place
令和5年9月14日