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じぶん自身へと訊ねようとする歌。

音楽を聴きながら、ときに
泣いてしまいそうになることがある。
それは、でも、ぼくの場合においては
ある特定の曲を聴くといつも泣けてしまう、
というわけでもなくって、たとえば、
好きな曲を聴きながら、これまでは
あんまり泣いたことなかったとしても、
ふと、感涙にひたってしまう。

このまえはね、あらためて
Mr.Childrenのベストアルバムを聴きながら、
いろいろな曲を歌いながらドライブしていて。
「Mr.Children 1992-1995」で収録される
『innocent world』を聴いていたら、
曲の途中、なんだか込み上げてしまって
歌えなくなってしまったことがあったの。
(音楽を聴きながら歌うようなときでも、
 安全運転には重々気をつけながら。)

1994年リリースのシングル『innocent world』は、
リリース当時、ぼくは中学一年生で
そのころぼくはまだ音楽にうとくて、
流行の曲もぜんぜん知らなかったけれども、
テレビの音楽番組等を観るようになり、いろいろ
いわゆるJポップの音楽を聴くようになって、
そして、ミスチルの歌も聴き始めました。
当時のミスチルの作品は、
どの曲もすごくって、ぼくらの世代はさ、
みんな聴いていたとも思うし、
ぼくだっても憧れの音楽だったのですが。
そのなかでもね、やっぱり
『innocent world』は、それがどういう感情なのか
よくはわからないんだけれども、もう、
好き、だとしか言えないような感じだったなあ〜。

その感覚がさ、今もなお
続いているようと申しますか、つまり、
家で聴いても、及び、車で聴いても、そして
コンサートで聴いたとしても、今でも、その
イントロからわくわくしてくるし、聴いていると
気持ちがうれしくなってきちゃう!!!!

ってゆうときにね、今回聴いていて
ふと感涙にひたってしまったポイントは、
最後のサビに入る直前での、、

そして僕はこのままで 微かな光を胸に
明日を進んで行くつもりだよ いいだろう?
mr.myself

innocent world/Mr.Children

‥‥の箇所なのでした。

一番のサビの直前にも、
同じような歌詞で歌われていて、
その箇所でも感じるのですが、
つまりはさ、『innocent world』って
じぶん自身へと訊ねようとする歌であって。
明日を進んで行こうとする中では、たとえば、
不安とか恐怖とかがあったのだとしても、
そんなときにでも、じぶん自身に対して
「いいだろう?」と訊ねようとする。
この、じぶん自身へと
「いいだろう?」と訊ねるのは、つまり、じぶん自身と
対話しようとするということだと思うけれども。
その感じがさ、じぶん自身に対して
やさしいなあ、と思えてきて、その
じぶん自身へのやさしさみたいなことを想ったら、
なんだか、泣けてきそうになってしまったんだった。。。

また、二番のサビの前の箇所では、、

Ah 君は君のままに 静かな暮らしの中で
時には風に身を任せるのも いいじゃない
oh miss yourself

innocent world/Mr.Children

‥‥とのようにも歌われているのですが。
この箇所から思うのはね、
ぼくの以前のブログでは、Mr.Childrenの昨年リリースの
最新アルバム『miss you』のアルバムタイトルとは、
一曲目で収録されている『I MISS YOU』の曲より
取られているとは思うけれども、でも、そして
そこからさらに、「miss」の語句とは
結婚をされていない女性への敬称なのだとも考えると、
つまり、このアルバムは
男性を表す「Mr.Children」から
女性を表す「miss you」へと宛てられた、
ラブレターやプロポーズみたいなことなのかなあ?
と感じられて。そしてまた、
『innocent world』において、
【時には風に身を任せるのも いいじゃない
 oh miss yourself】とのように歌われる
「miss yourself」とは、いわば、最新アルバムの
「miss you」のことを表すんではないか?!
というふうにも思ったのよね。

なんだか、そんなことを一気に思ったら
なんとも言えないような気持ちになってしまって、
泣けそうになってきて、かつ
歌えなくもなってしまったんだなあ。
ひいては、あらためて、この
『innocent world』がさらに好きになりそうだし、
なおかつ、最新アルバム『miss you』も
そのアルバムの意味がわかってくる気もしてきたんだ。。。

 いつの日も この胸に流れてる メロディー♪

令和6年10月12日