いつくしむのが真夏の夜の夢。
平成23年10月22日、
奥田民生さんの弾き語りのコンサートが、
民生さんの故郷・広島の
「厳島神社」で行われまして。
このとき、ぼくは、たしか
静岡県浜松市の映画館にて、
ライブビューイングで観たと思うのですが。
ライブの1曲目では、民生さんと
井上陽水さんとのユニット「井上陽水奥田民生」の
『HIROSHIMA』という曲が歌われまして。
『HIROSHIMA』の冒頭での、
【いつくしむのが 真夏の夜の夢】
という歌詞の歌が、
厳島神社に響く光景が、すてきだったな。
陽水さんが作詞をなさった
『HIROSHIMA』という歌には、
広島の地名がたくさん登場していて。
たとえば、
【天満川の流れのゆらめき】
【八丁堀から相生橋まで こんなに遠く歩いたの?】
【太田川の光のさざ波】
【鉄砲町まで天満屋 福屋
リボンを買いにでかけたの?】
【紙屋町から鷹野橋あたり
だれかのことを夢見たの? だれかのことを】
というような、なんだか、この歌を聴いていると、
広島の街をお散歩しているよう。
ぼくは、広島は、高校のときの修学旅行でしか、
おとずれたことないけれども。
(お昼で食べた、お好み焼き、おいしかったなあ。)
今、また、この『HIROSHIMA』を聴きながら、
グーグルマップを眺めながら、
「八丁堀」の駅のあたりから
「相生橋」までは、歩けば、
どのくらいの時間の距離なのかなあ? とか、
「天満川」のゆらめきや、
「太田川」のさざ波は、
どんなかなあ? って、想像しているの。
この、奥田民生さんのコンサート
『ひとり股旅スペシャル@厳島神社』では、
いろいろ、民生さんの曲や、
カバー曲も演奏されまして。そのカバーでは、とくに、
民生さんと同郷、Perfumeの曲の『レーザービーム』の
弾き語りが、圧巻だったなー。
吉田拓郎さんの『今日までそして明日から』も、
よかったなあ。。。
ほとばしるほど 涙の目の空
令和3年8月6日