次の扉をノックしたい。
うちの母がMr.Children好きだもんで、たとえば母とクルマで出かけるときには、ちょっと母へ接待をするみたいに。って、いや、ぼくもミスチル大好きだから、聴きたいし、接待ってぇのとはすこし意味合いがちがうかもだけれども。
母を乗せて、いつものようにクルマのなかでミスチルを聴いていて。
そうしながら、もう、これまで何回も何回も聴いとる『終わりなき旅』を聴きながら、ふと思ったことがあったんだわね。
『終わりなき旅』のサビではさ、「閉ざされたドア」を「ノックしたい」という内容の歌詞がありますが。
閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
きっときっとって 僕を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしたい
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
【終わりなき旅/Mr.Children】
この「ノックをする」という世界観ってば、そういえば、けっこう独特なのかもしれん。って。。。
つまりはさ、閉ざされている場所に「ドア」があり、そしてこの「ドア」を「ノック」する、ということは、「ドア」の先には、なにかしら、だれかしら、相手のような存在がおって。その相手に呼びかけをする。みたいな意味があるはずで。
たとえば、ふつう言われるような表現で言えば「壁を越える」とか「未来を切り開く」とか「一歩踏み出す」のような、だとはおもいますが。
ミスチルのばあいですと、行動がまだ「越える」というまではゆかず、「ノックをする」にとどまっている。
いちばん最後の歌詞でも、、
嫌なことばかりでは無いさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
‥‥と唄われていて。
そんなような「ノック」って、これまであんまり考えたことなかったですが、けっこう独特かもしれない。と思ったの。
そして。ここから、『終わりなき旅』より7年後の平成17年発売AL『I♡U』収録での、、
Knock Knock
誰かいますか? 開けてくれますか?
Knock Knock
ご存知ですか? 僕はモンスター
【Monster/Mr.Children】
どことなく怖さも感じられる『Monster』や、、
その
ドアを開けてくれ
そのドアを開けてくれ
もう何十回もノックして
ノックしてるよ
居留守をつかってんのなんて知っているよ
開けてくれ
【Door/Mr.Children】
ちょっとおどろおどろしい『Door』へとつながり。
さらには、平成27年発売のAL『REFLECTION』での、
さぁ行こう 常識という壁を越え
描くイメージは果てなく伸びる放物線
未来へ続く扉
相変わらず僕はノックし続ける
し続ける
【未完/Mr.Children】
「相変わらず僕はノックし続ける」と歌われる『未完』へともリンクする。とはぞんじますが。
この「ノック」てゆうのはさ。たとえば、叩いて鳴らす音楽的な「鼓動」や「拍子」や「リズム」みたいなのと関係しているのかねえ???
えーと。
ぼくは、なんと言うか、よりよい「ノック」ができるようになりたい〜!!!
平成30年5月4日