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ちょっとトリップしちゃう読書。

ぼくは、本を読むのが、
けっこう遅い。

それは「速読」の逆の、
「遅読」という感じなのかな。

たいてい、ぼくは、
夜寝るまえのベッドで本を読むのですが。
なので、もう眠い、ってゆうときもあるし。
そもそも文章自体を読むのも、遅い。
たとえて言えば、
「ヘンゼルとグレーテル」に登場するパンくずを、
ひとつひとつたどってゆくみたいに、
森の中を迷わないように、
一文字、一文字、ちゃんと追ってゆきたい。
という気持ちもあるし。

そして、なおかつ、読書のあいだにね、
その本の文章から離れて、知らぬ間に、
なにかを思い出したりして、
考えごととかしちゃうから。なんか読書中に、
ちょっとトリップするみたいに、
じぶんの世界へ入っちゃうみたいな???

だからさ、ページがさ、
ぜんぜん進まんこともざらだ。

まあ、早く速く読みたいわけでもないので、
それでもよい、って思っているですが。

ぼくは、そういえば
文章の「速読」みたいなことって、
それほど興味を持ってない。
速く読むことができれば、たとえば、
テストやら受験やら会社の書類やらを、
たくさん読むには効率的だと思うけど。また、
人より多くの知識を入手するのに有効だと思うけど。

日常的な読書のばあいにはさ、ぼくは、
上でも書いたですが読書中、
ちょっとトリップしちゃうことが
ぼくの中の読書の醍醐味のひとつでもあるから。
速読しちゃったら、すぐに読み終えちゃって、
トリップする暇もないわけじゃん。

あとは、たとえば、
速読によって1日5冊読める人がいるとして。
はたまた、速読はできなくって、
1週間で1冊読む人がいたとして。
計算してみれば、
1日5冊のばあいは年間約1,800冊、
1週間1冊のばあいは年間約50冊、
単純計算で人生80年だとして、
前者は144,000冊、後者は4,000冊。
その差に、どれだけの意味があるだろう?
って考えるぶぶんもある。

生涯4,000冊だっても、
数として、相当あると思うし。

ぼくは、絵本等の薄い本も含めて、
年間100冊ぐらいの読書量なのですが。
何十万冊と無限のように読まなくても、
よいかなあ。って。
それならば、むしろ、
なにか読む本が、今、手元にある。
とゆうのを大事にしたいってぼくは感じているの。
そして、その本を読み終えたら、
また次の読みたい本がある。みたいな。。。

そういうふうにしてゆきながら、
きょうも、あしたも、あさっても、すこしずつ、
ちょっとトリップしちゃいながらも、
読書できたいなあ。そのためには、
健康であれたら。って思うよ。

きょうも、読書によって、ぼくは、
どんなトリップがキマるだろうか。

令和2年6月3日


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