じっくりと鑑賞するように。
ビデオゲームをプレイしているときにね、
ふと思ったのが、ゲームって
「鑑賞」に入るのかなあ? って。
ぼくは、鑑賞が好きだ。
音楽も、映画も、美術も、そして、読書も、
観たり聴いたり読んだり触れたりしながら、
そのことについて考えるのが好きなんだなあ。
ってゆうふうに考える場合において、ならば、
ゲームって、どうなのかなあ?!
でも、なんだか、ゲームとは
「遊び」と申しますか、つまり、
おもちゃ(玩具)の傾向がつよいと思うので、
一般的には、ゲームをプレイすることは
「鑑賞」とは言われない、とも思うけれども。
考えてみるとすると、ゲームを構成する要素には、
ゲームのプレイ中に流れる「音楽」もあるし、
映像が動くという「映画」的な部分もあるし、
絵や色やキャラクター等の「美術」の面もあるし、
とくにロールプレイングゲームにおいては
テキストが重要なのだから、文学的な、つまり、
「読書」の要素も含まれる。
そういうような、あらゆる鑑賞の要素が
複合的に合わさったものが、
ビデオゲームなのだとも言える気がする。
はたまた、ゲームもまた
「作品」であると言えると思う。
ぼくは、たとえば、
インタビュー記事を読むのが好きでして、
好きなミュージシャンさんや映画監督さんや
アーティストさんや小説家さんなどなどの方々が、
作品の制作について、その作品が
どのように作られているか、みたいなことを
語られているのを読むのが好きなの。
そして、ともすれば、ゲームもまた
ゲームの開発者さんが、
ゲーム制作について語られているのを、
読むのも好きなんだなあ。たとえば、
このごろのことで申しますと、今、ぼくは
Nintendo Switchの『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』を
プレイしているですが、任天堂のWEBページで掲載されている
「開発者に訊きました:ゼルダの伝説 知恵のかりもの」も
おもしろく読んでいるし、はたまた、
『星のカービィ』『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズを
手がけられた桜井政博さんのYouTubeチャンネル
「桜井政博のゲーム作るには」もたのしく拝見している。
かつてのことで申しあげますと、任天堂の岩田聡さんが
ゲームの開発スタッフさんへとインタビューを行っておられた
「社長が訊く」シリーズ、大好きだった。。。
そのようなインタビューを読んで(観て)いると、
ゲームを制作するとは、
とっても大変なことであり、かつ、
おもしろそうだなあとも思ったりもするのですが。
そして、それはつまり、いわば、
音楽でも、映画でも、美術でも、小説でも、なんでも
すべて同じであり、つまり、それらは作品であり、
なおかつ、芸術であるとも言えるやもしらないか。
うえでも申しましたが、ぼくは今
『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』をプレイしていて、
ぼくはすべてのシリーズをプレイしているわけではないけれど、
「ゼルダ」シリーズが好きなのでして、そういうような
シリーズもののゲームをプレイするときにはね、
プレイしながら、こう来たか! 的な、つまり、
これまでのシリーズは継承されながらも、でも
ある部分は変わったり、また、まったくちがうふうになってたり、
というのを感じると、すごいなあと思える。
けれども、このことってば、
大好きなミュージシャンさんの新曲や
NEWアルバムを聴く、などなどなど、
つまり、新しい作品を鑑賞する、
という場合と同じだとも思うのよね。
だからこそ、ぼくは
ゲームをプレイすることにおいても、
じっくりと鑑賞するように、あそびたいな〜。
令和6年10月3日