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パラレルに繋がっていること。

きのうのブログでは、先日、
ラーメン食べて、図書館行って、
映画館で映画を観た、という一日が、
なんだか、「旅」のごとく、
特別な一日だったように感じられた。
ってゆうのを記したのですが。

このことでふと思い出したのが、
以前、旅行先の映画館にて
映画を観たときのこと。

当時、地元の映画館では、
上映が終わっていたのか、もしくは、
上映がされなかったのか、
どちらだったかは憶えてないけれども、
沖田修一さん監督の映画『南極料理人』をね、
どうしても観たくって。
そうて、そのころ、ひとり旅として
京都へ行くことになって。
ふと、京都の映画館を検索してみれば
『南極料理人』を観られる、ってことで、
1泊2日の夜、映画館を訪れたんだった。

映画はさ、
もちろんすばらしくって、そして、
映画を観終わってから、
ホテルまで歩いて行く道中では、
ラーメン屋さんがあったので、
夕飯でラーメンと餃子を頼みながら、
オーダーしてから、やっぱり、
ビールも呑みたいなあ! と想って、
生中も追加注文したんだった。

このときのね、
「どうしてもビールも呑みたい!」
と想った感覚は、けっこう、
今でも憶えている、というか。
なんとゆうか、
そのときの京都の旅行では、
映画館とラーメンとビールの印象が、
つよいんだなあ。それは、たとえば、
なんとも言えない「自由」の感覚を
感じていた、とも言えるのやもしれないな。

当時の手帳を見てみれば、
その旅行の日は、
今から13年前の年、
2009年9月1日なのだった。

それから13年後のコロナ下において、
今度は地元で、
ラーメン食べて、
映画館で映画を見て、
車だからビールは無いけれども、
それがなんだか、あのときと似たような
「自由」な感覚を感じながら、
当時のことを思い出したなあ〜。

今回の映画では、
『四畳半タイムマシンブルース』という
「京都」が舞台になっていて、そして、
あのときの映画では、
京都の映画館にて
『南極料理人』という、
「南極」が舞台になっていた、と考えれば、
豊橋と、京都と、南極とが、
13年間を経て、時間と場所が
パラレルに繋がっているようにも感じられる。

はたまた、ぼくは、
映画『南極料理人』の主題歌、
ユニコーンの『サラウンド』も大好きでね、
この機会にひさびさに聴いてみたら、
ちょっと泣きそうになった。

10年後の今日、
じぶんは何もんで、そして、
そばによりそうひとは何もんで、
って、想像してもぼんやりではあるけれども。

13年前と今日と10年後とが、
繋がっていたらよいなあ、
と祈りたい。。。

平和の空は、何色?

令和4年10月10日