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「なにかをしながら」ではなく。

ぼくは音楽を聴くのが好きなのだけれども、
でも、そうとは言ってみてもね、
この数年は、音楽を
じっくり聴く、ということがさ、
あんまり、って言うよりも、
ほとんど、無い気がするの。

今のぼくが音楽を聴くタイミングって、
ほぼ、車の運転中のときだけで。
音楽CDのデータを入れたUSBを車に挿して、
再生する、もしくは、
iPhoneと車を繋げて「CarPlay」で、
再生する。つまりはさ、
「音楽を聴き『ながら運転』」よね。

あとは、ブログを書くときに、
いつもは音楽をかけながらブログ書かないけど、
ある曲について記す、ってゆう場合には
その曲を1曲リピートさせるか
その曲が収録されているアルバムをかけながら、
ブログを書くってゆう場合もあるけれども。

もしかしたら、主なところを言えば、
そのふたつだけやもしらない。

かつて、ぼくが10代20代のときには、
いつでも、どこでも、音楽を聴いていて。
たとえば、
通学中でも聴くし、学校でも聴くし、
散歩中でも聴くし、電車でも聴くし、
はたまた、じぶんの部屋でも
「なにかをしながら」とかではなくって、
ただただ、音楽を聴く、ということが
たのしくって、うれしくって、
わくわくしながら音楽を聴いていた。
でも、このごろではさ、
そういうこともぜんぜん無いんだなあ。

最近では、電車に乗っているときでも、
音楽を聴かなくなった。

その理由って、なんだろうかなあ?
って考えてみても、
うまくは言えないんだけど、たとえば、
音楽は聴かず、電車内の雰囲気を感じながら
電車に乗ってたい。
みたいなことかなあ???

このごろではね、購入したままで
なかなか観ることのできていない、
音楽のライブのブルーレイも、
溜まってしまってもいるし。

音楽が好き、と言いながら、
そんなんじゃあよくないよなあ!
とも思いながら、先日には、くるりの最新EP
『愛の太陽 EP』初回限定盤付属ブルーレイより、
「くるりライブツアー2022」及び
「京都音楽博覧会2022」をね、
じっくり、ゆっくり、観ておりました。

とくにはさ、「音博」にて、
又吉直樹さんの朗読より始まるコンサート、
素敵でした。

又吉さんの朗読の中で登場した曲がさ、
演奏されたときには、
おぉー! って思ったなあ〜。

なかなか、最近では
なにかをしながら、ではなく、
音楽を聴く、というのも
できなくなってもいるけれども。
たまにはそんな時間を取りながら、そして、
安全運転には気をつけながらの車の中で、
大好きな音楽を聴いてゆこう。。。

大事なことは
忘れたりしないように
どこかで拾った
紙切れに書いておこう

令和5年3月10日