ブックレビュー「暇と退屈の倫理学」~プロジェクトXと慶應高校
(通常ブックレビューは私のプライベートnoteであるKeith Kakehashi名義に掲載していますが、本レビューはHIRAKUコンサルタンシーサービシズの業務にも関連しますので重複して掲載しました。)
元々本書を手にとったのは今年の3月に亡くなった坂本龍一を追悼し、日経ビジネスオンラインが2013年2月に掲載した坂本龍一と本書の著者である哲学者・國分功一郎の対談を再掲載したのがキッカケだった。
本書のまえがきに面白いエピソードがある。パリに留学中だった著者が一時帰国の