親子に笑顔の時間を-5月実施報告-
私たちNPO法人日本ホームチャイルドケア協会では、
だいじょうぶだよ!基金の助成を受けて2023年1月~5月末まで、
ひとり親家庭向けに無料で訪問保育を届ける事業「親子に笑顔の時間を」を実施しています。
今年の1月から始まった本事業も
最終月となる5月を無事に終えることができました。
二度目のご利用家庭とはすっかり顔なじみになり、
今月もおでかけ保育を実施してお子様とご家庭に笑顔を届けられました。
ご利用くださった皆さま、ありがとうございました!
具体的な利用件数とエリアは以下のとおりです。
<件数>
・訪問保育(通常) 14件(うちキャンセル1件)
・おでかけ保育 4件
<エリア>
東京)練馬区 2件、中野区 2件、江戸川区、新宿区、世田谷区、
杉並区、豊島区、墨田区 2件、西東京市、三鷹市 2件、
小金井市、稲城市
千葉)船橋市 2件
■保護者の声
ご利用後、保護者様にはアンケートのご協力をいただいております。
そこから、ご感想と当日の様子を写真とともにご紹介いたします。
〇子どもにマンツーマンでとてもありがたいです。すごく喜んでいました、ありがとうございます。
〇シッターさんと過ごしている時のお写真を見て、帰宅した後の話を聞いて(お子様の満足度が”とても満足”とご回答)
○低所得者のひとり親はベビーシッターを雇う余裕がなく、リフレッシュも出来ず悪循環になっていると思うので、このようなサービスはとてもありがたいです!すぐに応募枠が埋まってしまうので、このようなサービスを提供してくれるところがもっと増えてほしいと思います。虐待防止や子育て支援にとても大切な取り組みだと思います。
〇親子に笑顔の時間をというタイトル通り、実家も遠く母子孤立してる家庭にとって、本当に有り難い事業だと思います。 私も子供も笑顔いっぱいになれた週末でした。
■訪問した保育者の声
【恐竜博 おでかけ保育】
〇年下の子とも仲良くなり、一緒に回っていた。まるで姉妹のようで、学校とは異なる体験ができて、とてもよかったです。 また、野口英世像を見て、みんなで1000円札の絵と見比べていて、こういう学びができるのも、とてもステキだと感じました。
〇昼食は賑やかで、お子様同士は慣れて行き笑顔も増え、見守りが主でした。 共通の話題が発生し、親しくなるのでよかったと思います。
雨が降って気乗りしなかったのか家を出るまでに少し時間を要しました。 家を出てしまえばたくさんおしゃべりをしてくれ、児童センターでも買い物中でも機嫌よく過ごしています。
〇お母様と離れた時は泣きましたが、だんだんと距離が縮まり手を繋いでくれるようにもなりました。晴天にも恵まれお外で身体をたくさん動かして遊び笑顔もたくさん見ることもでき、そのことをお母様に伝えると涙目になっていました。出産前に1人時間を過ごしたきりだったそうで、久しぶりの1人時間をとても喜んでいました。連日お仕事が激務で疲れていた体も心もリフレッシュされたようです。
保護者の外で遊んでほしい、という想いと子どもの家で遊びたいという想いとの違いがあったが、子どもが買い物のあと、公園で遊ぶ気持ちになって、体も動かせ、自宅で遊ぶこともでき、それぞれの想いがかなってよかったです。
★今後の案内★
おかげさまで5か月間の事業を無事に終えることができました。
8月中に、報告会動画を配信予定です。
なお、今後、ひとり親家庭向けのイベント、訪問保育に関しての情報を
公式LINE「ひとり親家庭向け訪問保育」で配信予定です。
情報が欲しい、という方は、友達追加のうえ、「申請」とメッセージお送りください。
★ひとり親家庭の支援の継続と、ベビーシッターのインフラ化に向けて
・親子交流会のリーダー
・ファンドレイジングのリーダー
・面会交流プロジェクトメンバー
・寄付賛同者
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