糸島の地域住民の皆さんと。草刈りワークショップ
ホームセンターグッデイが手掛ける空き家の再生「グッデイハウスプロジェクト」。糸島市の志摩久家地域にあった空き家を購入し、「グッデイハウス」と名付け、グッデイの社員をはじめ協力業者やメーカーの皆さんなど、さまざまな方の力を借りながら、住宅に新たな価値をもたらす、というプロジェクトです。
グッデイハウスは、リノベーションやリフォームだけのものではなく、地域に開かれたものにしたいという思いで、グッデイハウスを介して地域住民の皆さんや糸島市役所コミュニティ推進課の皆さんとも交流を続けてきました。
特に課題となっている一つが、草刈りなどの地域美化活動。高齢化が進む地域では、草刈りなどの地域清掃の担い手が少ないことが問題になっています。また、移住者の多い地域でも、若い移住者は機械の扱い方が分からないため、積極的に地域の美化活動に参加しづらい状況になっています。
「グッデイさんとの意見交換会の中で、草刈りの担い手は高齢男性が中心で、人口も減って困っている。草刈り機で省力化できること、女性もやってみたいという声があることをお伝えしました。草刈りワークショップとして経験してもらうことで、地域やご家庭で役立ててもらえると考え、今回グッデイさんの資源を活用させてもらえないか、とお願いしました」と糸島市役所コミュニティ推進課の担当者。
ここで、グッデイの出番です!
グッデイでは多様な刈払機を販売しており、刈払機の扱い方や知識が抱負な人材がそろっています。そのため、糸島市主催で開催する市民向けの草刈り機の使い方に関するワークショップとして、講師派遣と実演販売を実施することにしました。
題して、「移住者や若い世代が、地域の美化活動に積極的に参加できるよう、
グッデイと一緒に除草の基礎知識を学ぼう!」です。
当日はグッデイハウスに集合。まずは座学で除草にまつわる解説
糸島市の草刈り事情やなぜ除草が必要なのか、しないとどうなるのか、除草に適した時期、除草をする際の心構えをお話ししました。
グッデイで取り扱っている刈払機・除草剤・手動の道具の解説も。それぞれの方法のメリット、デメリットをお伝えしました。
除草作業場所へ移動し、安全な草刈り機の使い方と実演
エンジン式と充電式の違い、刈払機の電源の入れ方と刃の振り方を実際に実演。「謎解きぐらいにちゃんと手順をふまないと動かないですからね」と動かす手順も細かく説明しました。「どのくらいのガソリン量がいるか」「モーターでもつ時間はどのくらいか」など多数の質問が出ていました。
安全に作業する為の心構えと防具を紹介。ケガをしないやり方を身に着けてもらいました。
30度近い気温の中、「軍手でやったことはあるけど、グローブがしっかりしているから振動が伝わりづらそう!」などと積極的に防具を付けていました。
いよいよ!刈払機を体験しつつ除草作業
刈払機を使って、実際に除草作業。参加者1人ずつ起動→草のカット→電源オフまでを練習しました。エンジン式と充電式の刈払機の違いも体験していただきました。
左側が除草箇所。草刈り経験のある参加者が未経験者に教え合う姿も見られ、こんなにきれいになりました。
最後は振り返りとアンケート記入で解散
参加者より
充電式刈払機に興味があって参加。音が小さくて、安全でよく切れることが分かり、女性でも簡単にできると知ることができました。
危険なイメージで近寄り難かったけど、丁寧に説明していただいたので安心して参加できました。防具の紹介もありがたかったです。
今まで自己流で草刈りを多少経験していたのですが、草刈りの基礎的なことを講義で聞けて良かったです。
今まで教えてもらう場もなく、見よう見まねでやっていたので使い方を聞けてうれしかった。
今まで草刈りを中心的にやってきていた地域男性に「しっかり習ってきて!」と言われて参加しました。今後、地域で役に立つことができそうです。
グッデイは地元にあるお店なので安心して参加しました。とても勉強になりました。
早速、草刈り機を買いに行きます。
この草刈りワークショップは糸島市×グッデイでの初の取り組みでした。
今後は、地域の対象を増やして地域課題解決に向けて、協力して取り組みを進めていく予定です。
また、このような地域課題は、糸島市に限ったことではありません。この糸島市との取り組みをきっかけに、他の自治体とのつながりも積極的に構築し、持続可能な社会に対する取り組みをグッデイでは行っていきます。