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ちいさなえほんや ひだまり青田さん!

1か月は早い早い!

2月の最終木曜日も、HBCラジオ【アフタービート】で青田さんに電話出演していただき、オススメの絵本をご紹介いただきました。

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モンゴル民話『スーホの白い馬』

大塚勇三・再話   赤羽末吉・画

福音館書店 1400円+税 

私は大人になってから初めて読んだのですが、感動の名作ですね。

青田さんによりますと、スーホの白い馬も“戦後の絵本の代名詞”といわれる作品のひとつなんですって。

戦後の絵本の代名詞といえるものが、大きく分けて2つあります。

「岩波の子どもの本」シリーズ と「福音館のこどものとも」シリーズ

(先月紹介た『はなのすきなうし』は「岩波の子どもの本」でしたね。)

今回の『スーホの白い馬』は、1956年創刊の「福音館のこどものとも」シリーズ。
1961年1月号の『かさじぞう』でデビューした赤羽末吉の2作目です。
同じ年の10月号に掲載されました。
このときは20ページでしたが、その後1967年に現在のような48ページの大判サイズになって出版されたそうです。

モンゴル民話である“馬頭琴の伝説”を再話(=子ども向けにわかりやすく書き直した)物語です。

青田さんが初めてこの絵本に出会ったのは、1979年、児童書の販売代理店に勤めた27才のとき。
最初は「なんて悲しいお話なんだ…」と思ったそうですがが、歳を重ねるたびに作品は心の中で磨かれていき、「死は終わりではなく、ひとつの通過点なんだ」と感じるようになったんですって!
そして、「死を越えて希望に向かう喜びのお話なんだ」と理解でき、人生を支え続けるベスト1位の絵本になったそうです🎖

だから、お店の前にも看板として飾られているのですね。(お客さんが描いてくれたものだとのこと。)

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私はこの絵本を読んで、「ずっと一緒に生きているような気持ちになれる“形見”のような存在を求めることは日本も大昔のモンゴルも同じなのだなぁ…。」と感じました。

青田さん、次回は3月25日(木)18時頃に出演予定です📻

ちいさまえほんや ひだまり
住所 札幌市手稲区新発寒6条5丁目14-3
電話番号 011-695-2120
営業時間 午前10時~午後7時
定休日  火水木

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