友達と呼べる存在をとにかくたくさん作りたいあなた

さぁ、今日も綴りますよ📝

あなたは友達が多い方ですか？

では、親友と呼べる人は何人いますか？

私は・・・３人かなぁ。

「友達100人できるかな♪」なんて歌もありますけれど、
　できれば友達はいっぱい作りたいですよね！
　でも、私はこの絵本を読んでちょっと考えが変わりました。

 『あのとき すきになったよ』　薫くみこ 作、飯野和好 絵

教育画劇 みんなのえほん
1200円＋税

小学生が大好きな、うん〇などお下品な言葉が色々出てきますが、込められたメッセージは上品ですよ。

そして、絵がシュール。自画像のように描かれていて、まるで実話のようにも思えてきます。

ではストーリーをザックリとご紹介します。

クラスでみんなからあまり好かれていない女の子と、その子のことがあまり好きじゃない小学生の女の子のお話。
主人公の私は、心の中で「しっこさん」と呼んで馬鹿にしているクラスメートがいました。いつもおしっこをもらしているから「しっこさん」。　　　ふたりは仲が悪かったはずなのですが・・・
クラスである事件が起こり、それを機に「しっこさん」と私は心を通わせていきます。
あるとき、私が教室でおしっこを漏らしてしまったときに「しっこさん」がわざと花瓶の水を床に流しておしっこをカモフラージュしてくれたのです。

・・・というストーリーです。

では、この絵本に隠された大人へのメッセージ発表！

「本当の友達って、いつのまにか一緒にいる人だよね」

子どものときって、なんとなく「あの人がきらい」とか「あの子が好き」とか、みんなで共通の認識を持って、人気者と嫌われ者にカテゴライズしていませんでしたか？
でも、本当の友達って、作ろうと思って作るものではなく、
なんで喧嘩したのか、なんで仲良くなったのかもわからないうちに、いつの間にか傍にいる存在ではないでしょうか。
人それぞれ考え方が違いますから、気が合う人と合わない人がいるのは当然のこと。
大人になったらそう簡単に本当の友達が増えるものではありません。
1人でも親友だと思える関係が芽生えたら、それをあたためて、大切にしていきたいですね。

最後に、番組からお知らせです！

来週からHBCラジオ【アフタービート】は放送時間が延長になります。

16時～18時45分までの放送です。

この「オトナの絵本」コーナーは午後６時過ぎにお引越しします

宜しくお願いします！

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