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#FFEDB3/2025.02.06

レトロゲームって、ロマンありませんか。
私の好きなドット絵だからというのもあるのだけれど
余計なものが省かれていて、単純な操作性だけでセンス問われるような、あれ。

カセットの差し込み口ふーふーして、つかなかったら接続しなおしてみたり、軽く叩いてみたり。
家族がコードに引っかかって引っこ抜けて、ゲームがブツって切れて大喧嘩したり。

私は、『スペランカー』が大好きで、よくやっていた。
幼い私にはすごく難しくて、でも負けず嫌い精神のせいで、夜通しめちゃくちゃやりこんだのをよく覚えてる。
あの薄黄色のカセット、まだ実家にあるかな。

腰くらいの高さから落ちただけでライフが減る、史上最弱主人公



レトロゲームで思い出したことがあって。

中学生の頃、隣の席の男の子がゲームを自作していて
それは単純な、降ってくるナイフを避けるだけの"逃げゲー"だったんだけれど、中学生でもゲームってつくれるんだ!すごい!と思った私はそれに音楽を作ってつけて、一緒に遊んでいた。

外に出したわけではないけれど、あれ、どうなったんだろう。
私の音楽は、実家の古いデスクトップパソコンに保存していたからきっともう残っていないのだけれど、頭の中にはなんとなく、でも確かに残っている。


私がいなくなったら、この音楽も世界から消えて仕舞うんだろうか。


あの時、「またやろうよ」って言えていたら、どうなってたんだろう。



彼は今、どこで何をしているのかもわからない。
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