Hazumu Yamazaki

CEO of Poetics (ex-Empath). 商談解析AI JamRollおよび言語・音声AI開発を行うスタートアップ、Poetics(旧Empath)CEO。またスプツニ子!がひきいるバント、The Davosでギターを担当しています。文学と哲学が好き。

Hazumu Yamazaki

CEO of Poetics (ex-Empath). 商談解析AI JamRollおよび言語・音声AI開発を行うスタートアップ、Poetics(旧Empath)CEO。またスプツニ子!がひきいるバント、The Davosでギターを担当しています。文学と哲学が好き。

最近の記事

営業力のコアとしての国語力: ①論理とは相手のことを考えること

営業力のコアとしての国語力シリーズ(勝手にシリーズ化してますが・・・)第二弾は論理です。論理って堅苦しそうだけれども、実はお客様に寄り添う思いやりの態度が論理である、それが今回の趣旨です。 営業力の構成要素とコアとしての国語力「営業力の構成要素: コアとしての国語力」という記事で、僕は営業力の構成要素を考えることによって、 ・営業力にはトレーニングができるイネーブルメント領域(商材知識、顧客/業界知識、対話スキル、コアとしての国語力、活動、プロジェクト管理)と、トレーニン

    • 営業力の構成要素: コアとしての国語力

      「営業力」ってなんだ?「営業力」っていったいなんなのでしょうか?「A社の・・・さん、マジ営業力すごいんすよ!」とか、「いやあ、うちのチームは営業力が弱くて困ってるんですよ」とか、「営業力」なるものがどうやらこの世界には存在しているらしいのですが、では実際「営業力」について聞いてみると、「・・・さん、ヒアリングの深堀と人間関係構築力が化け物なんですよ!」とか、「うちの場合は提案力がなくてこまっていましてね、お客さんに刺さる提案ができていないし、そもそもお客さんの課題が理解でき

      • 2023年のPoeticsより、未来の仲間たちへ。

        名著『ハードシングス』にのっていない、レアかつ、なんだよこのう〇こみたいな出来事たちは・・・というハードシングスたちをかいくぐって、ようやくスタートアップっぽくなってきたなという2023年。何よりチームメンバーが笑ってくれている忘年会の写真を見て、みんなで一つも二つも三つもステージを進んできたな、というよろこびが大きく実った一年でした。 さあ、今年はもっとその先へみんなで行こう!という意欲がわいてくることがとても幸せなのですが、はたして「もっとその先」とはいったいどこなのか

        • 大丈夫じゃないよ(B Dash CampとIVS Launchpadでピッチをした話)

          大丈夫じゃないよ 「大丈夫ですか・・・?」舞台裏から出てきたLaunchpad審査員の方がすごく心配そうな顔で声をかけてくれたのです。確かに僕は変なポーズをとっていて、終電前の新橋でよれたスーツを着た酔っ払いが膝から崩れ落ちたような姿勢だったのです(登壇前に股関節回りをのばすヨガのストレッチをしていたのです)。おそらくこれから控えたピッチへの緊張のあまり、転んで歩けなくなった哀れなおっさんに見えたのでしょう、階段付近だったことも相まってあらぬ誤解を生んでしまったのです。震える

          はじめまして、Poeticsです。

          株式会社EmpathはPoeticsという名前に生まれ変わりました。 EmpathからPoeticsへ株式会社Empathは2023年5月1日より株式会社Poeticsへと社名変更をしました。2022年12月28日よりEmpathの代表取締役に就任した僕がそのまま代表取締役として就任しております。社名変更なので、法人が変わったわけではないです。現在50名程度のメンバーで、Empath創設以来、人数も一番多くなって、まさに成長期です。 なぜ社名が変わったのか?Empathは

          はじめまして、Poeticsです。

          カイリー、パスをくれ。

          東京体育館の二階席でウィンターカップを見ながら、中学生や高校生の僕はこの舞台に立ってプレーすることを本気で想像してみただろうかと振り返って、そんなことは露とも考えられていなかったことを急に恥ずかしく思った。 「コートに立てなかったということをよく考えろ」、子供のころに親父にそう言われた場面が一瞬目の前の試合にレイオーバーする。バスケットシューズがフロアに擦れる気持ちのいいリズムを聞きながら、最近ではほどんど振り返ることがなくなっていたバスケットボールをプレーしていた頃の自分

          カイリー、パスをくれ。

          タワー・マンションとミッション

          スタートアップをやっていると、ミッション、ビジョン、バリュー(俗にMVVと呼ばれたりするけれども、この三つの概念的区別は実際のところ使用者によってバラバラだったりするわけです・・・)と呼ばれる標語のようなものを掲げなくてはならず、「おたくのミッション、どんな感じよ?」なんて聞かれることもしばしばなわけです。「ミッション・・・特にないんだよなあ・・・」なんて言おうものなら、「そんな使命感のないやつがスタートアップなんかやるなよ!」「社会を変えてやる!とか、そういう意気込みはない

          タワー・マンションとミッション

          吐きそうだよ。

          はじめまして、音声感情解析AIを開発しているEmpathというスタートアップで共同代表(Co-founder & Co-CEO)をしております、山崎はずむと申します。写真の左が私、右が私を酒場からスタートアップという地獄の一丁目に誘ってくれた同じく共同代表の下地貴明です。 スタートアップの共同代表、しかもAI開発となるとなんだかイケイケで西麻布・六本木界隈に漂う淫靡な香りを想起させてしまうわけですが、僕自身はコンピューター・サイエンスを学んだわけでも経営を学んだわけでもなく

          吐きそうだよ。