記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ゲーム「FFXV オンライン拡張パック:戦友」感想

これはFF15のDLCの感想です。
FF15本編について知らないとちょっと意味が分からないかもしれません。本編の感想を一応置いておきます。

ジャンル:RPG
プレイ時間:23時間
媒体:PS4

 エピソードグラディオラス、エピソードプロンプトをクリアし、エピソードイグニスがまだ配信されていなかったので戦友をプレイすることにしました。
こちらの作品は「舞台はノクティスがFFXV本編チャプター13で姿を消した後の世界」と公式で明言されています。楽しそう!
また、ネタバレしないレベルの感想を探した所、なんと本編より面白いと言っている人がいる!それはものすごく期待出来る!と思ってワクワクしながらプレイ開始しました。
 最初に結論を言いますが、シナリオは楽しかったけどゲームシステムとしては合わなかったなという感想です。


■ ゲームシステム

アバター作成

 まず最初にやるのがアバター作成。
顔のパターンや細かなパーツの配置、体の調整、服の色など決められることが多いので次第に面倒……んん”!自由度の高さに驚きつつも髪型の種類の少なさにやる気をなくし、東洋人っぽい顔で作成しました。


話の始まり

 本作は記憶喪失の王の剣が主人公です。その主人公がふと目を覚ますと目の前には王の剣。え、映画に出てた人だーーーー!!!
めちゃくちゃ興奮しました。映画に出てくる王の剣がいる!そしてそのままレスタルムに移され、王の剣ならば記憶がなくとも復興を手伝うように言われます。
復興と言っても世界に光がない今、明かりを灯せるのは電力しかなく、その電力はメテオというアイテムから変換することになります。そのためメテオを回収、電力変換し、色々な街に送電するのが今作のやる事になります。


街の住人たち

 主人公がいるレスタルムはFF15本編の賑やかな雰囲気はまったくなく、寂れた街になっています。これが悲しい。
また、レスタルムの街には本編で親しかった人達が住んでいます。
イリス(グラディオの妹)は洋服を売り、シドは武器強化、タルコットはたまに情報提供してくれて、モニカはクエストを出してくれて、ダスティンはアバターを変更してくれる。あ、魔女が薬を売ってくれます。
 彼らとは普通にショップでのやり取り以上のことが出来ないので、悲しくなります。もっと会話、会話をくれ……!


戦闘、マッチングシステム

 本編のように敵を倒すためのクエストが存在し、それを受注すると近くの標までひとっ飛びです。たしかに今作では世界中が闇に覆われてるためシガイばかりで危険なのは分かる。普通は危険を回避するために乗り物に乗るよねわかる。ひとっ飛びだよねわかる。わかりますが、本編で良かった要素が消えてしまって悲しい。クエストを受けて、自分たちでその場所に出向いてっていう流れが消えている。

 そして今作は仲間がいないのでマッチングシステムで他3人の仲間を集めなければなりません。マッチングシステムの種類は、3種類。

  • ネットに繋いでオンラインの人をランダムに集める

  • ネットに繋いで知り合いに参加してもらう

  • AIを集める

ランダムに集めるのはPlaystationStoreの月額サービスに入っていないと出来ません。知り合いに参加してもらうのも、同じようにプレイしている人がいないと無理です。ですので私は最初から最後までAIと一緒にプレイしていました。
ケニー・クロウがめちゃくちゃ強かった!!ありがとうケニー・クロウ!!

 戦闘方法は本編とほぼ同様です。ですが本編ではずっとノクト・イグニス・グラディオ・プロンプトと一緒に、仲間と一緒に戦ってきたので、このマッチング方式があまり好きになれませんでした。
仲間との会話がなく、会話がないゆえの代替要素がチャットシステムだと思いますが(AIがテキストチャットをしてくる)、そんなのでは満足出来ませんでした。本編の素晴らしい掛け合いに慣れきってる私は満足出来ないのです。一番好きな要素がない。


クエスト後のご飯

 クエスト後にご褒美でご飯を作ってもらえます。ご飯を作る人はランダムで、今までモニカ・シドニー・クロウズネスト店長・シドが出てきました。それ以外にいるのかは不明。
本編と同じく、食べる料理によって得られる効果が異なるので、イグニスを思い出して嬉しくなりました。モニカ以外は作る料理が固定なので、誰が作ってくれるか、どんな料理が出てくるのかが良いですね。ママ~、今日のご飯なに~?って気分になりますね。


武器について

 本編と同様に4つのスロットに武器を装備するシステムとなってます。本編もそうでしたが、レベルではなく装備の総ステータスが全体のステータスに影響します。ですので強くなるには強い武器を装備するのが一番。今作は強い武器を得る・買うではなく、強化します。
 しかしこの強化システム、自由度は高いですがめちゃくちゃ面倒くさかったです。武器を強化するためにアイテムを取得し、アイテムを取得するためにモンスターを狩るっていうのが私には全く合わず、好きになれないシステムでした。モンスターハンターとか好きな人はこういうのが合うかもしれません。





~~ネタバレするよ~~~



■ メインクエスト

メインクエストの流れを要約すると
(1) 記憶喪失の主人公がレスタルムで活動開始
(2) すべての街に送電する
(3) ガーディナ渡船場から特別な島に行く
(4) バハムートを倒して試練をクリアする
以上!!

あのですね、ほんと(2) が長い。すごく長い。これをやるための時間がすべてです。
(1) から(2) の最初はかなり楽しめました。初めてのワクワク感、レスタルムで初めての敵、初めてのクエスト。シナリオがある戦闘やクエストは格別だなと思います。


■ 主人公はなんなのか

 映画を見た方なら分かると思いますが、王の剣は映画で国を裏切っています。その裏切り者の1人が主人公だったようです。裏切った主人公達に試練を与えて強くしてノクトが眠っている間の守護者にすることがバハムートの狙いであり、この戦友というお話でした。
試練に乗り越えられれば無事守護者、乗り越えられなければ裏切り者として死ねということらしいです。
 主人公に限らず王の剣はバハムートに挑みますし、ノクトが目覚めるまでの期間、守護者としてずっと戦い続けます。エンディングではノクトとも対面します。しかもノクトは王の剣たちに労いの言葉をかけます。
その後ノクトはクルーザーに乗り、王の剣はそれを見送る。本編でなぜクルーザーが島にあったのかがここで判明した訳です。(王の剣達がクルーザーに乗って島に来たから)
それを本編に入れてくれよ~~~!!!!なんで入れてくれないんだよ~~~~!!


■ グラディオ、プロンプト、イグニスと戦闘

 戦友では彼らと戦うことが出来ます。ストーリーが進むと彼らがレスタルムにやってきて、彼らの武者修行の相手になります。
そして戦うのですが、王の剣(主人公)めっっっっちゃ強い……
嫌になるぐらい強くなってしまって、悲しくなりました。私が本編で鍛え上げた3人はこんなもんじゃないし!!
 1人ずつ戦い、メインクエストクリア後に解放される2巡目も一人ずつ戦い、最後は3人一斉になってかかってきました。3人の時はかなり苦戦しましたが、なんとか倒せた時は嬉しかったです!
まあ嬉しかったのですがそれは難易度の高いゲームをクリアした嬉しさであって本編の彼らはもっと強(ry




■ まとめ(ネタバレなし)

 こういった視点でFF15の世界が表現されるのはとても良かったと思います。シナリオも良かったです。そこは楽しかった!
ただ、壊滅的にゲームシステムが合いませんでした。何かのアイテムを取るために同じモンスターを狩り続けるのとか、全く合わなかった。途中本当に嫌で嫌でたまらなくなってしまいました。私が好きになったFF15というゲームシステムの要素が、戦友にはなかったんです。
 プレイ時間は23時間くらいでしたが、クリアすることが出来てほっとしてます。終わってよかった……。


■ FF15の他の感想

ゲーム「FINAL FANTASY XV」感想
ゲーム「FFXV 期間限定DLC ASSASSIN'S FESTIVAL」感想
ゲーム「FFXV エピソードグラディオラス」感想
ゲーム「FFXV エピソードプロンプト」感想
ゲーム「FFXV エピソードイグニス」感想


・免責用
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
Copyright (C) 2016-2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

ファイナルファンタジーXV 著作物利用許諾条件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?