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ゲーム「euphoria」感想

※この感想は18禁ゲームの感想です。ご注意ください。

※本感想は1度noteに公開停止を食らったので修正して再度投稿してます。
いつもなら公式サイトをリンクするのですが、リンク先に性的な画像があると規約違反になる可能性大なのでリンクを貼らないでおきます。
たぶん大丈夫だと思いたい。

 私の観測範囲にて、CLOCKUP話題作の内の1つ、euphoria。
グロくてヤバいらしいということだけはなんとなく伝わってきました。

ジャンル:クルーエルノワールADV
プレイ時間:約16時間
媒体:PC

■ あらすじ

 公式サイトにあらすじがあったので引用します。

目を覚ますと、見に覚えのない部屋にいた―

白い密室に閉じ込められたのは、主人公・高遠恵輔と6人のヒロインたち。
幼馴染の帆刈 叶、クラス委員長の安藤 都子、後輩の蒔羽 梨香、同学年の白夜 凜音、そしてクラスメイトの真中 合歓。
異常な状況に混乱する彼らに、突如として『謎の声』が告げる。
「これからゲームを開始します」
この部屋から脱出するためには、恵輔が『開錠者』となってヒロインの一人を『鍵穴』に設定し、師弟された行為を行って『鍵を開ける』必要がある。
その理不尽かつ歌劇で背徳的な行為の内容に、都子は逆上し、『謎の声』を激しく糾弾する。
突然の暗転、悲鳴をあげる少女たち。
再び白い空間が白い光で満たされた時、彼らの目に飛び込んだのはグロテスクな拷問装置に高速された都子の姿だった。

「ゲームを放棄した者には死を」
声と共に装置に電流が流される。 白目を剥き失禁、脱糞する都子。悲鳴をあげ、泣き叫び、動揺するヒロインたち。

しかし恵輔は、そんな都子の姿にいい知れぬ昂奮を覚えていた。
恵輔には秘密があった。女性に対する破壊衝動と陵辱願望――
それは、誰にも知られてはならない忌むべき衝動だった。
だがそんな恵輔の秘密は、合歓に見透かされてしまう。合歓は秘密を盾にして、恵輔に服従を強い、唇を寄せる。
「これは契約のキス」
恵輔は合歓の意外な行動に動揺しつつも、大切な叶を守り、脱出するため、ヒロインたちを犯すことを決意する。

はたして恵輔は無事に白い部屋から脱出し、日常に戻ることができるのか?それとも自らの暗い衝動に飲み込まれてしまうのか……。
――結末を決めるのは、主人公であるあなた自身です。

STORY - プロローグ

はい、プロローグからして長いですね、激重ですね、そして初っ端からスカトロがありますね!
簡単に言ってしまえばR18版陵辱系脱出ゲームみたいなものです。




■ ゲームシステム

 CLOCKUPはユーザーのことを第一に考えてくれる会社で、気の遣いっぷりがすさまじいです。

ト書きで喘ぐ(背景音声)

 大好きシステム、ト書きで喘ぐやつ。普通の喘ぎ声台詞以外にも、ト書き中に喘ぎます。臨場感が味わえるね!

フィニッシュシンクロ

 名前がカッコよすぎて字面を見るだけで笑ってしまうシステム。射精タイミングのカウントを教えてくれます。しかもカウント数は任意で選択可能。自分の好きなタイミングでフィニッシュできるよ!面白すぎるだろこんなの。

次ボイスアイコン

 次の台詞がボイス付きだったらアイコン表示で教えてくれるシステム。「クリック連打で起こしがちな意図せぬボイス中断をブロックします。」とのこと。ユーザーのこと……わかってるじゃん……(クリック連打しがち)

緊急回避

 突如パソコン画面を覗かれるお友達向けにEscキーでタスクトレイ収納や緊急回避用画像の提供を実施。画像は3種類。購入された方はぜひ見てみてください。ゲーム開始前に見つけて爆笑しました。

BTS(バックトゥ選択肢)

 直前の選択肢に戻るやつ。これ便利なんですよね!

グロ・スカトロ・アクメ顔緩和

 プロローグでもお分かりのとおり、今作ではグロ・スカトロ盛りだくさん。アクメ顔なるものもあるわけです。苦手な方のためにグラフィック表現のみ緩和できます。

その他詳細は公式サイトからご確認ください。すごいので!ぜひ!自分で確かめてみてください!


■ グロ・スカトロ表現について

 グロ・スカトロは上にも挙げたように、グラフィックでの表現を緩和することは可能です。ただしテキストはがっつり描写されます。
スカトロに関しては尿はもちろん、大便もばっちり描写されますし、飲尿、食糞もあります。
エロゲでは飲精は結構一般的ですが、この会社は精液を口でゆすいでうがいさせて飲み込むという一手間を加えてきたり、今作とスカトロ表現はほぼセットのようなものです。
デフォルトが陵辱や暴力で、結構ひどい描写があります。
グロでもスカトロでも、テキスト描写すら苦手な方はやめた方がいいと思います。


■ 淫語がすごい

 まさにエロゲ!と言うような淫語三昧。実況は当たり前、ピュアな子でも淫語をたくさん使います。実はここまで淫語を使いまくるエロゲは初体験だったので、ちょっと笑ってしまいました。好きな人は好きそう。


謎の性感帯がある

 この手のエロはファンタジーなのはわかってるのですが、髪の毛と手を使って主人公の恵輔くんに手淫すると、なぜかヒロインが思いっきり喘ぐのが本当に不思議でした。毛髪に性感帯あるのか?頭皮が引っ張られて感じてるのか……??


■ 主人公、陵辱じゃなくても興奮できるじゃん

 主人公の恵輔くんは陵辱趣味に興奮してしまうことに罪悪感を覚えていて、誰かに知られることを忌避しているのですが、それは「陵辱することでしか性的興奮を得られない」んだと思ってたんですよ。違いました。普通の和姦でも全然問題なく興奮できてた。なので「陵辱趣味”でも”興奮できる」レベルなら、代替手段を見つけて我慢すりゃいいだろ……と思ってしまいました。



~~~~~ネタバレするよ~~~~~





■ シナリオ

 プロローグで記載されている通り、初っ端に一人死んじゃうんですよね。私は公式サイトすら見ずに買ったので本当に驚きました。見せしめに一人殺す手法はよくありますが、「これから何が起こるんだろう、こわい」って気持ちよりも、電流を流された声優さんの演技がすごすぎて拍手したい気持ちになりました。
見せしめに一人死んでからは真面目にお題をこなしていくのですが、そのお題が陵辱願望を持つ主人公の趣味に見事合致するせいで性癖に揺れる主人公。相手の女の子を指名し、対象の女の子のルートに進んでいきます。

■ 各エンディング

 各エンディング名に名前はないので私が勝手に名付けています。

共通ルート

 一通り陵辱コースをクリアすると、各ヒロインが死にそうになってるのでそこから助けられるか否かで展開が変わっていきます。

  • 脱出を夢見るバッドエンド

 選択するヒロインを一人に絞らずにすべて終わらせ、脱出できたと思ったら不穏な感じで終わるエンド。たぶん殺されてる。
このエンドを見て、ヒロインは一人に絞った方がいいんだな~と気付きました。ヒロインを選ぶ=そのヒロインは痛い目に遭う、なので選ばないほうが好感度上がるかと思ったのに……。

  • 部屋残留バッドエンド

 謎の声から「部屋を移動しろ」と言われているのに残っていると殺されるエンド。恐らくガスを散布されたかな?そりゃそう。

凛音ルート

 同学年の白夜 凜音(びゃくや りんね)ちゃん。几帳面で無表情で冷たい印象の子。ルールを逸脱することを嫌う性格です。
最初は結構好きだったんですが、実は宗教系のヤバい女の子だったことが判明したので一気に苦手になりました。

  • 凛音首切断バッドエンド

 合歓の手を借りずにいたら凛音ちゃんがあっさり死んだエンド。好きな女を助けられなかったにしては動揺が少ない気がした。この辺、共通描写なのかな?
通常のバッドエンドと同じく、外に出たら気が抜けて死亡っていうあっさり具合はバッドエンドらしくて良いな~と思いました。

  • 凛音バッドエンド

 凛音ちゃんを助けられたと思って外に出たらそこからが始まりだった。凛音ちゃんと外の探索をしてたら学校は性の世紀末状態になっていた!そうだレジスタンスを作ろう!リーダーは凛音ちゃん!救世主の父は主人公だ!これは前から決められていたことなんだ!凛音ちゃんの母は恵輔を過去に犯し、身ごもり、凛音を生んだ!でも凛音は女なので救世主になれなかった!だからやり直そう!セックスしてやり直そう!そして凛音はヤバい教祖として君臨し、抵抗しようとしたけど突然の出来事に呆然としてしまって凛音ちゃんに言いくるめられたエンド。
まさかこんなことになるなんて思いもよらなかったんですけど……。

  • 凛音グッドエンド

 呆然とせずに地上へ戻る気概を見せたけど結局凛音ちゃんに言いくるめられたら新世界に来ちゃったエンド。あてどなく彷徨ってたら救世主に選ばれて扉を見つけ(?)、アダムとイヴになり(?)、新世界で凛音ちゃんの欲望を叶えたエンド。
恐らく凛音ちゃんの望みは「普通の女の子として主人公のそばにいる」ことだと思われるんですが……この世界ではエセ宗教じゃなくてガチ宗教だったんですか?本当に新世界来ちゃったんですか??頭がおかしいと思いつつも、まさか本当に……?ってなっちゃうエンド。


先生ルート

 学園に赴任して間もない英語教師。おっとりしていて優しい性格。
 凛音ちゃんの時と大体一緒で、まず陵辱脱出系ゲームをこなし、外の世界で先生が無双する話。

  • 先生グッドエンド

 先生ルートでも宗教組織はあるし、学校は世紀末だし、でも先生は強くて手回しが良いので最高です。どうやらグッドエンドしかなさそう。ちゃんと外の世界に帰れるし。先生さすが!!
このルートであれば、恵輔くんはなんの罪悪感も感じずに幸せに一生を過ごせるんじゃないかな。何かあったとしても、先生がなんとかしてくれそう。安心安全ルート。

梨香ルート

 大嫌いになってしまったキャラ、後輩の梨香ちゃん。同じクラブに所属して主人公に懐いていた、とのこと。
他人に頼りまくって傲慢で甘えた考えしか持ってなくて誰かが優しくしてくれるのを待ってて自分が得する発言しかしなくて、大嫌いでした。自分がクズだと自覚しろ。
梨香ちゃんは「自分は難しいことは分からない」ってセリフを言うのですが、彼女の場合はただの思考停止にすぎず、他人に乗っかるだけなのできつい。たとえ他人に理解されなくても自分の中できちんと理屈を通せよ。
 そんな大嫌いな梨香ちゃん、やはり他キャラと同じように陵辱をこなす必要がありますが、性について全然詳しくなかったのにいきなり淫語が堪能になるので残念でした。堪能じゃないのがいいんじゃないのか!?

  • 梨香圧死エンド

 他のルートではギリギリ助けられていたけど、梨香ちゃんと陵辱を経て親しく(?)なった結果、見捨てる選択肢が出てきたのは笑いました。
そしてこのグロテスクさを描写する公式のすごさよ。うーん、職人魂を感じる。

  • 梨香バッドエンド

 梨香ちゃんが死んだことにより恵輔くんが無気力になりなぜか恵輔くんが死ぬエンド。なんでぇ!?

  • 梨香グッドエンド

 無気力にならずに梨香ちゃんを弔いたいと動いたら助かったエンド。ここに来て新キャラが登場するのはワクワクしました。でも最後まで梨香ちゃんに心が動かされなかったな。可愛いと思えないよ~!
そして恵輔くんがあれだけ大事にしていた叶ちゃんが海外いるっていう情報をもらっても何も動かないのが謎。叶ちゃんが大事で大事で仕方なくて、だからこそ陵辱の対象にもしなくて、誰かのルートに入っても叶ちゃんがピンチなら助けに行って、でもいきなり叶ちゃんがどうでもよくなる瞬間が来るの何?この主人公の心の動きが全然分からん……。


合歓(ねむ)ルート

 恵輔のクラスメイト。賢く、余裕のある態度で、気まぐれで意味深。恵輔の欲望を見抜くほど観察眼が鋭いキャラ。そして色々な黒幕のような動きをする。
 合歓ちゃんのルートで初めて食糞シチュエーションを見たのですが、私には無理だと確信できました。いや、うぉえ!無理!
脱出後は性紀末学園を仕切ってる合歓ちゃんと相対するお話です。

  • 合歓バッドエンド

 叶を助けるために合歓を殺しきれず、恵輔くんが刺されて死ぬエンド。でも合歓は涙を流す……なんで……わからん……。


叶ルート

 恵輔の幼馴染でクラスメイト。常に笑顔で心優しい子。
陵辱を経てから脱出が本番なのはいつも通り。叶ルートと言うより真相ルート。

  • ゲーム思い込みバッドエンド

 今までのことをゲームの中の出来事だと説明され、ゲームの中の出来事だったらそれでいいかと無気力に流されるエンド。
薄ら寒い感じが怖くて面白いですね~!!

  • 調教バッドエンド

 合歓とそっくりな性格の叶に真実を突きつけられ、叶に助けを願った結果、叶の犬になるエンド。まさかの調教モノ。気持ちよさそうだしいいと思います!

  • 会話ループバッドエンド

 会話ループに気付くと強制的にリセットさせられるエンド。実験させられて延々と使い潰されるんだろうなっていう話でした。どんどん面白くなってきたのにいきなりあっさりと終わって物足りなかったな。
このあたりから叶ルートとは……?ってなってきた。

  • 合歓(ある意味)グッドエンド

 会話ループに気づかないと叶に飽きられて合歓についての一部の記憶を返してもらい、真相がほぼ明かされ、合歓の望みを叶えるエンド。なので合歓にとってはグッドエンド。合歓ちゃんが幸せそうで良かったよ。

  • TRUEエンド

 好きな子を救いたいという我欲のために、好きな子の願いを退けて恵ちゃんがかっこいいエンド。ほぼ全部謎が解明されたのでTRUEだと思う。こういう感じで終わるのか~! 夢から覚めて外に出てから救うまで、ちょっとテンポ悪い気がしたけど、でも楽しかったな。恵ちゃん、願いを叶えられそうで良かったね……!

  • 学園残留鬼畜バッドエンド

 シーン回収できてないな~と思ったら一番最後にドギツイのが残ってたやつ。いやこういうのもありだと思う。思うんだけどね?TRUEエンド見てからだとキツイんですよ。TRUEエンドを見た後だと合歓ちゃんの涙の理由が分かるから余計つらいんですよ。やめろ……。





■ まとめ(ネタバレなし)

 プレイ時間は全部で16時間くらいかな。合歓ちゃんが可愛いけど先生が一番好きかな~!安心するし。
監禁系かと思ったらそうでもなく、徐々に真実が明かされていくのが面白かったし驚かされた!きっつい表現もあったけど楽しめました!でも表現がきつすぎるのでオススメはしません!

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