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【新しい働き方LAB】#最終研究報告書 ポートカケガワ・まちの図書室(本づくり部門)【私の働き方実験】

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」第4期において私、
葉月へちまが行う「働き方実験」についてまとめた最終報告書です。


◆実験の概要・目的

第4期で私は指定企画の

に合格しました。
詳しい経緯は下記、研究計画書をご参照ください。

私が参加する指定企画の全体目標は
「まちの拠点から、ヒトが喜ぶコト・モノは開発できるのか?」

その中でも私の所属する「まちの図書室(本づくり部門)」は、

①ローカル情報誌「kakezine vol.2」の発行
②学生向けライブラリー「まちの図書室」の開設

を目指して半年間活動してまいりました。

◆実験の背景

私はふだん声優&ライターとして取材ライティング、ナレーション、イベント司会進行、シナリオ執筆といった活動をしていますが、

  • 司書・司書教諭資格

  • 中学・高校教員免許(日本史・社会科)※更新講習未受講

  • 学芸員資格

  • 社会教育主事

という資格所持に加え、

という経歴があります。
今期の研究で私は、「これまで持て余していた資格や経験を活かして新しい働き方に繋げる」という個人目標をもとに、半年間活動いたしました。

◆実験活動・アウトプット

○活動スケジュール

  • 6月:キックオフ/各MTG参加/研究計画書作成

  • 7月:ミートアップにオンラインで参加/推し本を紹介

  • 8月:ミートアップ参加のため掛川へ/kakezine作成のため取材も実施

  • 9月:選書会に参加/自身も絵本の紹介動画を公開

  • 10月:個人的に地域広報誌製作のプロジェクトに応募・活動開始

  • 11月:kakezineの原稿執筆/納品

  • 12月:最終報告書作成

○アウトプット

定期的な更新は実現できませんでしたが、各月の活動内容をnoteで公開するという方法で実験の記録・発信を行いました。

◆実験結果の総括

指定企画の目標、

①ローカル情報誌「kakezine vol.2」の発行
②学生向けライブラリー「まちの図書室」の開設

若干スケジュールのズレは生じておりますが、ほぼ達成といった状態に至りました!

ただ個人目標の「活動の中で自身のスキルと経験を活かす」という点には達成できたか疑問が残ります。
特に司書資格の知識に関しては、実際に図書室の運営が始まってからはじめて発揮できる面があるのではないかと感じました。

ZINEづくりに関しても、デザイナーさん等専門的な知識をお持ちの方がいらっしゃったためライターとして携わることになり、少々目新しさに欠ける取り組みとなってしまいました。

しかし広報誌づくりははじめての経験だったので、結果的に自身の仕事へと繋げることができました!

◆実験結果の振り返り

以下、報告書の評価項目に一部沿って今回の実験を振り返っていきます。

自分にとって新しい働き方か?

司書・司書教諭の資格を取ったものの司書にはならなかったため、ずっと持て余していました。

選書基準等の知識はありましたが、自分の好きな本をただ選ぶのではなくターゲットとなる利用者を想定して「図書室」という交流の場をチームでつくるという経験は、とても貴重なものでした。

選書の経験を活かした取り組みをしたいと考え、新たに動画配信を始めました。知識を自分の中に留めておくのではなく、広く発信していくことの大切さを学べたことが、今回の実験の一番の成果だと感じています。

また、地方創生・地域振興の取り組みとして「kakezine」製作に関わっていることをアピールしたことで、新たに茨城県高萩市の広報誌製作プロジェクトへの参加が決まりました。

今回の実験の経験を活かし、対象となる読者に地域の魅力が伝わる広報誌を製作していきます。

社会にとって新しい働き方か?

今回の指定企画は、複数のチームが同時進行で活動していました。もし私がライターとしての経験しかない、もしくは、司書の資格しかもっていないという状態であったなら、今程、横断的にプロジェクトに関わることができなかったかもしれません。

せっかく大学に入って資格が取れるなら取ろう、好きなことだからとりあえずやってみようで持て余していたスキルが、どこかで誰かの役に立てる可能性があること。

そのことを今回の実験を通して、体現できたように思います。

実験前後の変化

新しい働き方LAB第1期研究員制度から参加を続けていて、とても今更なお話なのですが……「新しい働き方」について考えたのは今回がはじめてでした。

毎回とにかくプロジェクトについていくのに必死で、「プロジェクトが成功し、あわよくば少し自身のスキルアップに繋がったら良いな」くらいの心持ちでいたのです。

しかし今回、専門的な知識を有して活動されていらっしゃるプロの方々と一緒に作業をする中で、「プロの仕事を間近で拝見しているのだから、この経験を活かして自分もなにか新しいことに挑戦したい!」という心境にだんだんと変わってきました。

今回はリーダーの方の指示に従っての活動が中心となりましたが、今後はもっと自発的かつ積極的に活動に参加していこうと思います。

◆全体振り返り

研究員制度は参加するたび着実に自身のスキルと自信に繋がっており、認定ランサー歴も4年目になります。

4期研究員制度のテーマ「3年後の未来を考える」について、全体ミーティングで共有されたワークを通して考えてみたときに、スキルと実績を積むことももちろん大切だけれど、継続的な人との繋がりも大切だなと感じました。クライアント然り、同業の研究員の皆さん然りです。

ワークの中で、「継続案件を増やす」という3年後の目標を掲げてみましたが、そのためには人脈づくりと交流の継続が必要なのではないかと感じています(もちろん、相性の悪い方と無理に交流する必要はないという前提で)

改めて、人脈づくりと交流の継続を実現できる「研究員制度」に感謝しつつ、第4期研究員制度最終報告書を締めさせていただきます。

みなさま半年間、ありがとうございました!



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