この記事は、ランサーズが運用する新しい働き方LAB内で立ち上がった、英語学習コミュニティにおける学習記録です。
主宰の堂本さんの指定文法書「表現のための実践ロイヤル英文法」をもとに、毎週1章ずつ学習を進めていきます。
例文は主に別冊の「英作文のための暗記用例文」に記載の文章と、確認・実践問題から引用します。
前置詞=名詞や名詞相当語句と結びついて形容詞句や副詞句をつくる
前置詞には1語のものと、前置詞を2つ使った「二重前置詞」、いくつかの語から成る「群前置詞」がある。
名詞、代名詞やその相当語句の前に置くのが原則だが、離れて後ろに置く場合もある
関係代名詞がthatの場合や関係代名詞を省略する場合は、前置詞は後置する
用法ごとの前置詞の使い分け
基本9前置詞
・at:時・地点の1点を示す。時刻に限らず1日や1年など特定の期間も指す。場所を示す場合、広がりを持たない地点。原因・理由を示す場合は、「〜を見て、聞いて」という感情の原因を表す。目的を示す場合は、「〜めがけて」という意味で使う
・on:接触の意味から方向を示す場合は目的や目的地を表す。時の場合は、特定の日、曜日や日付などを示す。場所の場合は、面で捉えるとき。表面に接触していればすべてon(天井の上だけでなく、下に面している側も、壁も)距離が離れている場合は、off「〜から離れて」
・in:中にある、包まれているの意味。時の場合は月、四季、年、世紀など長い単位。場所の場合は、広がりを感じるときや、ある場所の中を示す。
・from:ことが始まる出発を示す。現在・過去・未来のどの場合でも使える。原因・理由の場合は「〜のため」という原因を表す
・by:時の場合は、「〜までに」という期限。距離の場合は「〜のそばに」の意味(besideはbyよりさらに近く「〜と並んで」と左右の距離を示す)byは左右だけでなく上下、前後どこでも使える。交通・通信の手段も表す。
・for:数詞や長短を示す語などを伴って、「〜の間」という意味。方向の場合は「〜のほうへ」という方向を示す。目的を示す場合は、「〜のために」という意味を表す。感情を表す名詞を目的語にとって、for this reason(この理由のために)のように使用することもできる。「いくらで」という代価も表す(単価はat)
・in:〜の中の意味。途中経過も表す。forの代わりに「〜の間」の意味で使うのは、最上級やfirst,last,only,no,notなどがついている場合で、その期間に1度あった、なかったと言う場合
・to:「〜へ」という到達点を示す。結果について示す場合は「〜にまで」の意味を表す。
・of:原因・理由を示す場合は、「〜のため」という原因を示す
・with:道具を伴う場合。賛成・反対の賛成を表す(forも賛成)
動詞・形容詞と前置詞の結合
作文のポイント
基本9前置詞at,by,for,from,in,of,on,to,withの使い方をまず覚える
用法別に分けて、同じような意味の前置詞を比べ、その違いを理解する
前置詞句を置く位置に注意