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#研究報告書 【私の働き方実験】ライターがyoutubeを活用した場合、収益にどれほどの影響があるのか?

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に基づいて私、はづきへちまが行う「働き方実験」についてまとめたものです。

「研修員制度」は、自分なりの【新しい働き方】に、挑戦してみたい。一歩踏み出してみたい。研究員制度はそんなチャレンジャーを応援するためのコミュニティです。新しい働き方LABについてはこちらをどうぞ。


◆実験の目的と背景

私の実験テーマは、「ライターがyoutubeを活用した場合、収益にどれほどの影響があるのか?」というもので、《youtubeを活用して、文章力で勝負するライターと動画の相性を検証する》ことを目的としています。

あわせて、株式会社日本HPさまの指定企画「持ち運びに最適なノートPCを手にすると、人は個人で稼げるようになるのか?」に合格したため、日本HPさまからchromebookをお借りして実験に臨みました。

詳しい実験の背景は「研究計画書」をご参照ください。

◆検証したいと思っていたこと

youtubeを活用して文章力で勝負するライターと動画の相性を検証することにより、

・ライターがyoutubeをポートフォリオとして活用することは可能か
・可能な場合は最適なyoutubeの動画内容/構成はどのようなものか

を模索したいと考えました。

◆研究活動の概要

<当初想定の活動概要>

【活動】
・youtubeの定期更新と概要欄でのランサーズプロフィールの提示
・note及び各種SNSでの告知
・ランサーズで単発のコンペ/プロジェクト形式案件に応募

【youtube更新頻度】
・火・木・土の18:00

【youtubeコンテンツ内容】
・メイン:旅行系Vlog
・サブ:声優活動の一環としてすでに公開している朗読、TRPG・ボードゲーム等のリプレイ動画

【検証方法】
週ごとにyoutubeの掲載コンテンツジャンル、チャンネルアナリティクス、ランサーズアナリティクスβ版、ランサーズで受注を受けた案件のジャンルを公表する(日曜公開)

[チャンネルアナリティクス]
・視聴回数
・総再生時間
・チャンネル登録者の増減

[ランサーズアナリティクス]
・目標金額に対する達成金額
・公開プロジェクト受注数
・提案数
・直接依頼受注数
・プロフィール閲覧数
・アドバイスと実践

【スケジュール】
・6-7月:コンテンツづくり、方向性の見極め期間
・8-10月:前2カ月の結果を受けての軌道修正・本格活動期間
・11月:データのまとめ・考察期間

【想定するゴール】
フリーランスで活動していくうえで大切なことは継続力であると考え、獲得報酬金額という目標ではなく、実験後も継続できる仕組みづくりの完成をゴールとする

<実際に行った活動概要>

約一ヶ月活動後、下記の通り一部の活動概要を修正いたしました。

【活動】
・youtubeの定期更新と概要欄でのランサーズプロフィールの提示
・note及びTwitter・個人サイトでの告知
・ランサーズで単発のコンペ/プロジェクト形式案件に応募
・ブートキャンプの参加※

※前回の研究計画書発表後に参加を決めたため、追加修正

【youtube更新頻度】
・火・土の19:00※

※1か月検討した結果、実現可能な更新頻度に変更

【youtubeコンテンツ内容】
・メイン:日常Vlog※
・サブ:声優活動の一環としてすでに公開している朗読、TRPG・ボードゲーム等のリプレイ動画

※コロナ禍の状況を鑑みて、「旅行」というくくりは難しいと判断し、変更

【検証に活用するツール】
・Chromebook※

※貸与のChromebookが届いたため、追加修正

【想定するゴール】
・ランサーズでの獲得報酬額月3万円以上※

※獲得報酬額は目標にしないとしていたが、指定企画としてのゴールが「半年後に、ランサーズなどで月3万円稼げるようになったか?」だったため、修正

<成果に応じたゴールの変更>
・7~10月までのランサーズ獲得報酬額を月平均3万円以上にする※

※7月のランサーズ獲得報酬額が30,600円で、想定していたゴールを達成したため、変更

◆結論と根拠・気づき

<実験活動から得られた結論>

・ライターがyoutubeをポートフォリオとして活用することは可能
・最適な動画の内容は、ライターとして自分が得意なジャンル

であるという結論に至りました。

ひとくちにライターといっても得意なジャンルは人によってさまざまです。
自分が得意なこと……たとえば旅行や家事・育児などをyoutubeを通じてふだんから発信しておくことで、提案の際の説得力は増します。

ランサーズではポートフォリオにyoutube動画のリンクを貼ることが可能ですし、ライターが活用してはいけないという決まりもありません。

以下の根拠として挙げておりますが、実際にyoutubeチャンネルを持ったことで獲得できた案件もあり、ライターであっても自分が得意とするジャンルのアピールとなる動画をyoutubeに投稿すれば、ポートフォリオとして活用できると確信しました。

<根拠>

・6月、ボイスサンプルをyoutubeに投稿し、ナレーション案件獲得
・7月、ランサーズで月間獲得報酬3万円以上達成(指定企画の目標達成)
・8月、youtubeでVLOG掲載が可能と提案し、キャンプギアのライター案件獲得
・10月、認定ランサー昇格
(実験開始前、ブロンズランク)
・11月、ランサーズ平均月額報酬3万以上達成(10月に引き受けた案件含めて集計し、平均月額報酬34640.5円)

私は、自分の得意なジャンルであるナレーションと日常VLOGに絞ってyoutubeを投稿、提案の際に活用しました。

9〜10月は私生活が忙しくなった関係でyoutubeの定期更新がままならず、チャンネル登録者を伸ばすこと自体は叶いませんでしたが、6〜8月に蓄積した投稿数が説得力となり、希望に合致した案件を獲得することができたのだと思います。

「ライターがyoutubeを活用した場合、収益にどれほどの影響があるのか?」というテーマに対しては、実験開始前との比較で138,554円の報酬増加(内、直接youtubeを提案に活用して得た報酬額42,670円)という結果となりました。

<実験活動から得られた気づき>

私が実験開始前までランサーズを活用できなかった理由は、なかなか提案が通らなかったためです。

しかし研究員向けのブートキャンプにて、提案方法の工夫次第で案件獲得は可能だと教えていただきました。そして提案の工夫のひとつとしてyoutubeを活用するという手段もあると、実験を通じて案件獲得を果たしたことで知ることができたのです。

また指定企画でお借りしたChromebookにより、いつでもどこでも動画の編集や文章執筆ができたことで積極的な提案に繋がり、場所に縛られずに働くことで生産性が上がるということも実感しました。

◆研究に関する考察・これから

<考え方・価値観>
実際に案件を獲得できたこと、認定ランサーにまでなれたことが自信に繋がりました。

研究員制度の最初に、「研究員制度に参加申込みをするという第一歩を踏み出せただけですごい」というお話がありましたが、第一歩を踏み出せたことにより、もう少し踏み出してみよう、挑戦してみようと、研究員になる前より行動力があがったように思います。

<具体的な成果・仕事・働き方への影響>
これまでライター案件の獲得プラットフォームを定めていなかったのですが、ランサーズで定期的な案件獲得が可能とわかったため、ランサーズをメインプラットフォームにして今後活動していくことを決めました。

また、自分の持つナレーターや司会の技術とライターのスキルを組み合わせてお仕事ができないかと考え、MENTAにも登録いたしました。

今後はイベントやプレゼンの台本執筆や、司会に悩む方の力になれたらと考えています。

◆全体振り返り

オンラインコミュニティへの参加が初めてということもあり、最初のうちはかなり不安でした。

馴染めなかったらどうしようとか、実験がうまくいかなくて責められたらどうしようとか。いま振り返ると笑ってしまうような小さなことで悩んでいたのです。

しかし研究員となったことで同期の方の研究に参加させていただけましたし、

11/20-21に研究員向けのライフデザインキャンプに参加して他の研究員の方の働き方や考え方に触れたことで、自分にはない新たな視点を持つこともできました。

ライフデザインキャンプのワークショップを通じて気づいた、私が今後本当にしたいことは、

自分もお客さんも楽しめるコンテンツをつくりながら生活していく

であり、その実現のために、

●1週間(2021.11.28)でやること
研究員の最終報告書を作成する・簿記3級の資格を取る
●1か月(2021.12.21)でやること
発信するプラットフォームの確定・準備を整える
●1年間(2022.11.21)でやること
10〜15分の短編映画を一本つくる

という新たな目標を立てています。

「研究員の最終報告書を作成する」の目標は、期限を過ぎてしまいましたが(笑)、簿記3級は無事取得することができましたよ!

というわけで、実験はこちらの報告書でもって一区切りとなりますが、研究員となったことで新たな目標ができました。

今後もyoutubeやツイッターを通じて活動を発信していきますので、「そういえば、はづきが新しく立ててた目標はどうなったんだろう?」と気になった方は、ぜひ引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。

半年間、ありがとうございました!



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