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【表現のための実践ロイヤル英文法学習】第22章 一致(AGREEMENT)

この記事は、ランサーズが運用する新しい働き方LAB内で立ち上がった、英語学習コミュニティにおける学習記録です。
主宰の堂本さんの指定文法書「表現のための実践ロイヤル英文法」をもとに、1章ずつ学習を進めていきます。

例文は主に別冊の「英作文のための暗記用例文」に記載の文章と、確認・実践問題から引用します。


主語と述語動詞、あるいは名詞とそれを受ける代名詞の人称や数などの形を文法上合わせることを「一致」という。

主語が単一名詞の場合

294.The New York Times has received more than 90 Pulizer Prizes.(ニューヨークタイムズ紙は受賞している、90以上のピュリッツァー賞を⇒ニューヨーク・タイムズ紙は90以上のピュリッツァー賞を受賞してきている)
※複数形の国名や新聞・雑誌名は単数形で受ける
295.What should I do / if the goods are delivered late?(どうすべきか/もし商品が配達されるのが遅れたら⇒商品が着くのが遅れたらどうすればよいでしょうか?)
※goodsは常に複数形をとる名詞

部分・数量を表す語句と動詞

296.Most of the area is grassland.(多くの地域=草原だ⇒その地域の大半は草原だ)
※most[all,some] of Aの形の主語の場合、原則Aが単数なら単数動詞で受け、Aが複数なら複数動詞で受ける
297.Five years is too short a time / to complete the project.(5年は短すぎる/そのプロジェクトの完了のために⇒そのプロジェクトを完成させるには、5年という期間は短すぎる)
※時間・距離・金額などを1つのまとまった単位として意識するときは、単数動詞で受けるのがふつう

複合主語

298.Neither smoking nor pets are permitted / in the cabins.(喫煙もペットも許されない/その小屋では⇒その離れ家では、喫煙もペットの持ち込みも許されない)
※A or B,either A or B,neither A nor Bでは、動詞に近いほうの語に一致させて受ける

その他の一致

  • 述語動詞の数は、主語にのみ一致していればよく、補語の数には一致していなくても良い

  • everyoneなど動詞は単数で受けるが、これを受ける人称代名詞は性別がわからないので、they[their]にすることが少なくない

300.These words are my guide / in life.(これらの言葉=私の指針だ/私の人生の⇒この言葉は私の人生の指針なのだ)
※この順を逆にするとMy guide in life is these words.となる。述語動詞の数を決めるのは、あくまで主語。補語に一致させる必要はない
299.Everybody has the right / to state their opinions.(だれでも権利がある/意見を述べる⇒だれでも自分の意見を述べる権利がある)
※everybodyが主語の時、正式にはhis or herだが、くだけた言い方ではtheirでも良い

ライティングのポイント

  • 話者が特に現在もそうであることを強調したいときに現在形を使う

  • 部分を表す語句が主語になった場合に、どの語と一致するかに注意

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