【表現のための実践ロイヤル英文法学習】第14章 名詞(NOUNS)
この記事は、ランサーズが運用する新しい働き方LAB内で立ち上がった、英語学習コミュニティにおける学習記録です。
主宰の堂本さんの指定文法書「表現のための実践ロイヤル英文法」をもとに、毎週1章ずつ学習を進めていきます。
例文は主に別冊の「英作文のための暗記用例文」に記載の文章と、確認・実践問題から引用します。
ポイント
不可算名詞=具体的な形がイメージできないもの・目に見えないもの・切ってもOKなもの・ひとまとめで単語になっているもの
単複同形の名詞=狩猟の対象としてまとめてとっていた頃の名残。fish/salmon/carp/sheepなど
中学の復習
数えられる名詞と数えられない名詞がある
複数形のつくりかた:単数形にsを付ける、s,x,ch,sh,子音+oの語尾にはesを付ける、子音+yの語尾はyをiに変えてesを付ける、f,feの語尾はf,feをvに変えてesを付ける ※その他、不規則変化もあり
数えられない名詞の数え方: a cup of〜(〜の熱い飲み物一杯)、a glass of〜(〜の冷たい飲み物一杯)、a pair of〜(対のものひと組)、a piece of〜(紙のような薄いもの1枚)、a slice of〜(薄く切り分けられた一枚)→複数の場合は、two[three…]複数形の名詞 of〜
大きく固有名詞と共通[普通]名詞に分かれる
固有名詞:ある特定の場所・人間や事物を同じ種類のものと区別するためにつけた「名前」。大文字で書き始め、不可算名詞として使うことが多い。ex)Japan
共通[普通]名詞:JapanやAmericaなどの固有名詞に対して、共通するcountryのような名詞
共通[普通]名詞は可算名詞と不可算名詞に分かれる
可算名詞:数えられる名詞。単数形と複数形があり(dog,dogs)、単数には不定冠詞(a,an)がつけられる。数詞をつけられる(ex.a desk an orange)。複数の場合はmany,fewなど不定の数を表す語がつけられる。
不可算名詞:数えられない名詞。常に単数(原則として複数形にはできない)、不定冠詞の次には置けない。数詞を直接つけない(ex.two pieces of chalk)。量の多少を表す語が付けられる(ex.much money)
可算名詞と不可算名詞はそれぞれ、具象名詞と抽象名詞に分かれる
具象名詞:見たり触ったりできる具体的な物を表す名詞
抽象名詞:物質ではなく、感情や概念など形のない抽象的な意味を表す名詞。冠詞をつけない単数形のまま不可算名詞として用いられることが多いが、可算名詞として用いられることもある(ex.love,success)
具象名詞には、個体と集合名詞がある
集合名詞=同じ種類のものがいくつか集まって一つの集合体を成しているものを表す名詞。
単数にも複数にも扱うもの(ex.family)
常に複数扱いをするもの(ex.people)
不可算名詞であるもの(ex.baggage=bagやsuitcase,boxなどの集合体を指す名詞)
ライティングのポイント
名詞の可算・不可算を考える
抽象名詞でも形容詞が前に付いていると[a]がつくことがある
名詞は意味によって種類が変わることがあるから文脈から推察
形は常に複数の名詞があるため、単複扱いに注意