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【表現のための実践ロイヤル英文法学習】第21章 否定(NEGATION)

この記事は、ランサーズが運用する新しい働き方LAB内で立ち上がった、英語学習コミュニティにおける学習記録です。
主宰の堂本さんの指定文法書「表現のための実践ロイヤル英文法」をもとに、1章ずつ学習を進めていきます。

例文は主に別冊の「英作文のための暗記用例文」に記載の文章と、確認・実践問題から引用します。


否定語句

強い否定語

  • never「(どんな場合でも)決して〜ない」「いつになっても〜ない」「一度も〜ない」

  • no:notの代わりにnoを用いると、やや強い否定になる

弱い否定語

  • hardly,scarcely「ほとんど〜ない」

  • seldom,rarely「めったに〜ない」

  • 一般動詞の前、be動詞・助動詞の後に置くことが多い

  • 否定の意を表すため、他の否定語をつける必要はない

288.During the Arctic winter, / the sun never rises.(北極の冬の間 / 太陽は決してのぼってこない⇒北極圏の冬では、太陽はいっさい昇ってこない)
※「いつになっても決して〜ない」を表す場合はneverを使う
280.I rarely use my car / on weekdays.(私はめったに使わない、私の車を/平日は⇒私は平日には自分の車をめったに使わない)
※rarelyの代わりにseldomでも可。Rarely do I use my car on weekdays.のように文頭にrarelyを置いて主語と動詞を倒置させ、頻度の低さを強調することもできる
281.This metal is little affected / by heat.(この金属はほとんど影響されない/熱によって⇒この金属は熱の影響をほとんど受けません)
※Little did I know…のように、否定の意のlittleを文頭に出すと、「夢にも思わなかった」という強い否定になる
282.I don't think / she will be able to come / today.(私は思わない/彼女は来られるだろうとは/今日⇒今日、彼女は来られないと思う)
※「〜ではないと思う」はI don't think〜と、thinkを否定する
283.I hope / that is not true.(私は望む/ あれが本当ではないと⇒それが本当でなければいいが)
※don't hopeにすると、「〜を望みはしない」の意味になる

否定構文

  • 文否定:述語動詞を否定して、文全体の内容を否定する形

  • allやboth,altogether,always,completely,entirely,every,necessarily,quiteなどが否定の範囲にあると部分否定になる

  • 二重否定:否定の否定は肯定になる

  • 修辞疑問:肯定形であれば意味的には否定に、否定形であれば肯定の意味になる

284.No one can predict the future.(誰もいない、未来を予言できる者は⇒だれも未来を予言することはできない)
※No oneを主語にすることが多い。Anyone cannot predict the future.という言い方はしない
285.Not all of these computers are connected to the Internet.(全てではない、これらのコンピューターが繋がれている、インターネットに⇒ここのコンピューターの全てがインターネットに接続されているわけではない)
※否定の及ぶ範囲は、否定語から後ろ。allをnotの後ろに置けば必ず部分否定になる
286.No one has nothing to be afraid of.(怖いものがない人はいない)
※二重否定で表現できる
289.Who doesn't like weekends?(誰が好きではないのか、週末を⇒週末が嫌いな人がいるだろうか)
※修辞疑問
287.The effect of this decision has yet to be felt.(この決定の影響はまだ感じられていない)
※have yet to,be yet to は「まだ〜していない」の意味

ライティングのポイント

  • 否定語句の強さや特徴をおぼえる

  • 否定の及ぶ範囲を考える

  • 否定語の置く場所を考える

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