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『super folklore』2日目に参加しました
千葉県誕生150周年記念事業の一環として百年後芸術祭というものが実施された。その中の一つとして千葉の木更津にあるクルックフィールズにて行われた『super folklore』に参加してきました。
関西在住のうp主、正直最初は参戦を諦めておりチケットを申し込みしてはいなかったのだが、東京在住の友人が後輩の結婚式の為に行けなくなったからと声をかけてきてくれた。
そうなると勝手に縁を感じて予定と交通手段を確認し、自分のお財布事情的によっぽど無理でなければ「行かざるを得ない」という発想になるのがうp主である。
ただ、友人が申し込んだチケットが2枚だったのは少し問題だった。うp主は元々友達が少ないので行きたい友人は既にチケットを取っており、取ってない友人は行かない(行けない)人なので引き取ってくれそうな人に心当たりがない。
なのでTwitterで譲り先を探してみた所、全く異なるジャンルで繋がっている友人が興味を持ってくれ引き取ってくれる流れになった。
しかも、関東在住の車持ち。サクッとローソンへ向かい駐車場&シャトルバスのチケットを購入してくれ空港から会場までの足を買って出てくれた。ありがたや…。
そんなこんなで21日の早朝
、始発で空港へ向かい飛行機で羽田へ移動し、友人と合流しアクアラインを通って木更津方面へ。
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アクアラインを通るのであれば寄るよね…的な海ほたる。
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色々と気になるお店はあったものの木更津で海鮮を食べる予定なので我慢w
お土産屋さんとかゆるゆる見ながら、キリの良い所で移動
せっかく(?)の車移動と言う事もありバス利用では行けなかった場所に行こう!って話になり
富津岬の先の方まで行って貰った。
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連れて行ってくれた友人も岬の先まで来たのは初めてみたいで、広い公園とか海水浴場とか展望台があるのを知らなかったようで「ほへー。こんな展望台があるのか」と二人で驚いていた。
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天気が良いと富士山が見えたらしいが本日は生憎の曇天…。残念
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ちなみにフリー素材のサイトで富津岬から富士山が見えた写真があったので引用。↑晴れてたらこんな景色が見られた模様。
ゆっくりと景色を楽しみ頃合いを見て気になって居たお店へ移動。
お食事処さざなみ
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「折角来たんだから」モードが発動し、「ぜーんぶのせ丼」を注文。友人と意見が一致し、あじ2点盛りも追加。
どちらも美味しかったけど、思ってた以上にボリューミーだったので後半ちょっと苦しかったのは内緒である(笑)
さて、お腹もいっぱいになった所で
ぼちぼち会場に向かいますか…。
という流れになったけど、時間はまだ12時前。今回はゆるゆる楽しむことをモットーにしているので「早めに行って前の方に行くために並ぶ」と言う事をする気はなかったので海沿いをドライブしつつ遠回りして会場へ向かう事に。友人、先月納車したばかりでまだドライブした事なかったから新車でドライブ出来て喜んでいた。私は友人の「(朝早かったから)寝てていいよ」という言葉に甘えて後部座席で爆睡していた(笑)
房総半島をゆるふわドライブしてから会場に向かい駐車場へ車を停め、
シャトルバスで会場へ移動。
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既に前方ブロックを目指している人たちの長い行列が出来ていた。
前述したとおり、今回は「緩く楽しむ」をモットーに挑んでいるので我ら二人はフードエリアで楽しむことに。
美味しそうな屋台飯が並んでいて海鮮食べたの失敗だったかな…と思ったり思わなかったりしたものの天丼が美味しかったので後悔はしていない。
それはそれとして、そんな胃袋の状態でも気になったハンバーガーがあったので友人とシェアすることに。
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ハンバーガーを食べた友人「あかん。めっちゃ美味い。おかわりしてくる」
と言って先ほどまで『お昼ご飯がまだ胃に残っててお腹空いてない』と言ってなかったっけ?状態だが、確かに美味しかった(笑)←しかも、おかわりもシェアして貰ったw
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そんな感じでフェスも満喫しつつ頃合いを見て
ライブ会場へ
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会場そのものも『ミニサイズのap bank』という印象。
前方ブロックは早めに並んでいた人たちで入場制限がかかっていたけど、ゆるゆると見れそうな場所をゲットできたので特に問題は無し。
雲行きはどんどん怪しくなっていっていたので持参したカッパをきて待機。
開演時間となり、ステージのスクリーンにおそらく今回のフェスのコンセプト“通底縁劇・通底音劇”(「つながるはずのないものがつながる、つながっている」ということをイメージしたもの)をテーマにしたような映像が流れる。
スガさんが登場
それと同時に雨が降り出して来た。
セトリ/スガシカオ
1.アストライド
2.ストーリー
3.夜空ノムコウ
4.あなたへの手紙
5.黄金の月
6.Progress
7・私たちの望むものは
友人、一曲目が終わったあたりで神妙な顔で耳打ちして来テ曰ク
「……雨とスガさんって……合う!」
お……おう……!それについて異論はないけど、何を言うかと思ったぜ(笑)
しかし、実際に霧雨とスガさんの姿はなんか合っていた。色気3割増しみたいな。
『夜空ノムコウ』が始まった時に会場全体のテンションがふわっと上がったのが分かったのが面白かった。スガさんバージョンの『夜空ノムコウ』好きだし、今回のステージ用のアレンジで沖さんのバイオリンが凄く雰囲気を押し上げていた。
そうなんですよ・・・期待させちゃってゴメンナサイ
— スガ シカオ (@shikaosuga) April 21, 2024
apとか音楽フェスと違って、これはコンセプトアートイベントなんで、全てのアート、音楽、ダンス、言葉などがコンセプトで結ばれてるんです。… https://t.co/IM0YcPPhLg
後のTwitterでのスガさんのツイートによると今回のセトリは、根柢のテーマというかコンセプトを基に組まれていたとの事。
確かに過去・未来・自分・あなた…と言った何かにつながるものをテーマにしたようなそんな内容だったな…ライブ中は生スガの姿と歌声にヤられていたので気が付かなかったけど(;・∀・)テヘ
その後、
Butterfly Studioのダンスパフォーマンス。
壮大で何か神聖な雰囲気を感じるものがあったが正直に言ってしまうと私には難解でちょっと良く分からなかった…(-_-;)…大学(一応芸大)でもコンテンポラリーダンスの魅力だけはどうも理解できなかった人間なんや……。感性がお粗末なんや…。許してください。でも、刺さる人には刺さるんだろうな…って雰囲気は伝わってきました。
Hana Hopeさん登場
セトリ/Hana Hope
1.Christ ist erstanden
2.VALON-1(Salyuちゃんカバー)
そしてHana Hopeさんによる『Christ ist erstanden』讃美歌?聖歌?そんな感じの荘厳な雰囲気と彼女の透き通った歌声が凄くマッチしていたように感じた。
次の曲がかかった時に(うーん…聴いた事ある気がするけど……)と思っていたらSalyuちゃんの『VALON-1』だった。
そしてそして、流れるように
櫻井さん登場。
セトリ/櫻井和寿&Hana Hope
1.to U
2.Message
Hana Hopeさんと櫻井さんによる『to U』と『Message』
Hana Hopeさんは透明感のある綺麗な歌声なんだけどSalyuちゃんより声のパンチ力が控えめな感じで、その為か櫻井さんも控えめと言うか少し抑えているように感じた。ただ、この後の井上陽水さんのカバー『限りない欲望』でドスの効いた歌声との緩急をつける為だったのかもしれないけど、その辺は不明。とは言え、『to U』と『Message』からの『限りない欲望』は品行方正の生徒会長が実は裏では懐にナイフ忍ばせたサイコパスだった…みたいな(伝われ…)ギャップが凄かった。
セトリ/櫻井和寿
1.限りない欲望(井上陽水カバー)
2.LOVEはじめました
3.Worlds end
4.365日
5.Drawing
6.かぞえうた
7.はるまついぶき
8.forgive
9.優しい歌
10.歓喜の歌
11.風と星とメビウスの輪
12.HANABI
13.こだま、ことだま。
そんな感じで櫻井さんのセトリは↑
20日参加組から「結構な曲数歌った」とだけネタバレして貰ったが、確かに予想以上だった。なかなか贅沢である
『限りない欲望』からの『LOVEはじめました』という人間のドロドロ部分を描いた歌繋がりの流れ(ちなみに「中田のインタビュー」は「大谷のインタビュー」になっていた。ほう。初の野球選手では?さすがオオタニサン)
心の奥底というか腹の底の暗い部分が続いた後で『Worlds end』で狭い精神世界から広い世界へ飛びたっていくような、でも実際はまだ立ち止まっているみたいな…前向きな歌に見えて実はまだ「前向きであろうとしてる」と言う感じが絶妙
そして、『365日』の前奏で櫻井さんのサックスが披露。会場から歓声が上がった。いつから始めていたのかは分からないけど人前での披露は初めて(今日は2回目)なんだとか…。ここでふと、ウカスカでがっくんがトランペットを披露した時に「自分はこの段階でライブで披露できない」って発言を思い出して、もしかしてがっくんと同時期かもしくはそれより前から始めていたのかな?と思ったらなんか前述した発言がしっくりくるな…などと思ったりした。
『Drawing』の後にMCが入り、コバタケによると昨日よりも今日の方が良かったようで、櫻井さん「寒いとピッチが下がる」との事。
で、その対策としてストーブの前にサックスを置いて温めていたから今日は大丈夫だったとか。
で、ドローンの演出がこの辺から入って来てたんだけど、それについてコバタケが説明していてドローンは戦争兵器にも使われているけど、使う側の発想次第で芸術作品も出来ることを伝えたかった(意訳)というような事を言っていた。私自身はドローンと言うと「GAKU-MCさんがMVとかでよく使っている」とか「自分の動画撮影で使いたいな」というあくまで『撮影機材』と言う印象しかなかったので戦争兵器と言われてもピンと来ないものの、過去にドローンを演出に使ったイベントは見た事はあるものの芸術作品の一環として使うと言うのもまたなかった発想だったので、この演出にはただただ感心と感動があった。
そして櫻井さんは東日本大震災を振り返り「映画でも見た事ないような震災で怖くて怖くてたまらなくて、テレビで見ていて何にもできない中、小林さんや僕の友達は被災地へ行って尽力していた。でも自分は何も出来なくて情けなかった。そんな中で自分は無我夢中で曲を作った」と話していた。
更に「大きな被害に遭った場所を想いながら歌うけど、同時に皆さんの中にある日々の小さな悲劇にも寄り添えたらと思って歌います」とも付け加えてくれて歌ったのは『かぞえうた』
そこからの『はるまついぶき』の流れはもう卑怯ってレベルで泣けた。
被災地に赴いて何かできないかと走り回れる人は本当に凄いと思うけど、そこに思いを馳せてそこにいる人の気持ちに寄り添って自分にできる事をしようとする事も十分凄い事だと思う。それはYouTubeのこの2曲の動画のコメントを見れば、たくさんの人がこの曲に気持ちを救われたって書いていた事で一目瞭然。
続いて櫻井さん一人歌唱の『forgive』で会場のボルテージが上がっていった。ていうか改めて見ると『かぞえうた』→『はるまついぶき』→『forgive』って物語の三部構成みたいでヤバイな(誰か語彙力下さい)
そこからの『優しい歌』を持ってくるのもニクイ。しかも、何と言うか直前の三部作を包み込む感じと言うか、この曲で直前の三曲を含めて一つの作品に仕立てたというか、そんな雰囲気だった。
さあ、この流れで次は何が来るのかと思ったらまさかのベートーベンの第九『歓喜の歌』
いや、まあこれはちょっと…いや結構予想外だった。予想外すぎて予想GUY
それはさておき。
曲に合わせてドローンが光っていく。
通底縁劇・通底音劇「super folklore」
— 日本最大のドローンショー|REDCLIFF (@redcliff_drone) April 21, 2024
百年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス)#櫻井和寿 #小林武史 #クルックフィールズ #百年後芸術祭 #ドローン pic.twitter.com/0iWIIlHc8z
曲に合わせたドローンの演出が見事でついついドローンに中止してしまいステージが疎かになり、ステージ見てたらドローンの演出が見れないというジレンマ…。ちなみに客席中央後方寄りで見ると一気に見れたらしい。
ただ、『歓喜の歌』に『空に浮かぶ菱形』が来るとエヴァを連想しちゃったのは私だけじゃなかったはず…(ラミエルの登場BGMは歓喜の歌じゃないけど)
そこからドローンショーは続き、次の『風と星とメビウスの輪』でも圧巻の演出を見せた
ドローンアート「メビウスの輪」
— 日本最大のドローンショー|REDCLIFF (@redcliff_drone) April 21, 2024
〜super folklore(スーパーフォークロア)〜#櫻井和寿 #小林武史 #クルックフィールズ#百年後芸術祭 pic.twitter.com/Hu0NoRWOLZ
そう言えば、この時に飛行機が何台か飛んでたけど飛行機からはどう見えていたんだろうか?
そして空に瞬くドローンを背景に歌う『HANABI』のマッチっぷりは凄かった。(後、個人的にステージ裏にドローンが戻っていくの巣に戻って行く感じでなんか可愛かった)
最後は『こだま、ことだま。』
なんというか(ああ、そうきたか)って思いと(これしかないな)って思いが同時にあった。でも、改めて今回のセットリストが全部一つの流れになって居たのだとしたらこれ以上ないエンディング曲だな…とも感じた。
曲が終わりメンバーが捌けるとスクリーンにエンドロールが流れて終了。アンコールはなかったけど、前述したように『こだま、ことだま。』でこの作品は終了したんだな…と納得。
さて、規制退場を経てシャトルバスで駐車場に戻り会場を後にする。
全体的なキャパはapよりは少ないとは言え、木更津駅行きや東京駅行きのバスなんかの行列を横目に割と早い段階で脱出。
千葉駅近くにとってあるホテルまで送ってもらい、ホテル近くの居酒屋で友人と軽く打ち上げをし、ホテルへ戻って就寝。
翌日はぼっちディズニーをキメたのだが、それはまた別の話
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