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8月20日 大丈夫よ、と言われたい
元気に昼夜逆転のターン!昨日の日記を書いてから当然眠れないので、本当にホットケーキを焼こうかとキッチンへ赴く。
そういえば長田さん(夫)に「ゆかさんは冷蔵庫のビニール袋の中にあるものを食べること」と言われていたのを思い出したので見てみる。
わーお。イチゴスペシャル。この前一緒にコンビニに行った時ちょっと話題に出したの覚えてたのか。ホットケーキはやめて、これを深夜3時のおやつにいただいた。久しぶりに食べた。嬉しい。
ゴミ出しの準備をしたりYouTubeの配信を見ながらナンプレを5問くらい解いている間に5時になる。深夜の時の流れ、本当に早い説。
なんとなくベッドに入ってうみちゃんとゴロゴロ遊んでいたらもう6時。少ししてから、絶対に起きたくない長田さんを起こす。金曜日の朝はいつもつらそう。
長田さんを見送ったら洗濯機を回す。眠れずに朝起きている時はこのタイムに洗濯をするのがベスト。寝て起きたらもう大体夕方過ぎてしまうのでね。待っている間に朝ごはんを作って食べた。
ここ数年ひきわり納豆の方が好き。ひじきの煮物を混ぜた卵焼き、簡単でめちゃめちゃ美味しい。
わたしが一番好きな食事は多分朝ごはん。ガッツリ料理をしなくても良いというハードルの低さと、軽く何品か並べてあるだけで、朝から素敵だなー!と思えるのが良い。夏場は和食が多くなるのは食パンが痛みやすくてあまり買わなくなるから。逆に寒い時期はほぼパンになる。コーヒーも飲めるし。
ご飯食べられないよ〜!とTwitterでつぶやいたりなどしているけど、日記を見たらいやわりと食べてるじゃん!って思うかと。朝ごはんはちゃんと食べられてるけどそれ以外の食事は半分くらい残したりして、時間をかけてちょっとずつ食べてる感じ。ご飯の時間に目の前にあるものを食べきれないというのはわたしのごはん美学に反する。身体があんまり食事する気になってくれない感じ。もったいない精神と心配かけまいとする気持ちでなんとか食べてる。主婦じゃなかったらご飯も作らないし食べてないだろうなあと思う。
朝ごはんはなぜか一日のうちで一番ちゃんと美味しく食べられる。夜ご飯は半分以上残しておしまい。たまに気が向いて深夜に残りのごはんを食べたりするのだけど、なんだか小学生の時を思い出す。わたしは子供の頃超が5つくらい付くほど極少食で小学2年生くらいまでまともに給食を食べられた試しがなかった。けれどその当時の担任の先生が「お残しは許しません」タイプで、昼休み中一人ぽつんと居残りで給食を食べてた。その時の感覚にちょっと似ている。
朝ごはんを食べて片付けをしたら洗濯を干す。多分この後寝てしまうから、頼むから夕立が降らないで欲しいと祈る。
軽く掃除をして10時ごろベッドに戻る。まだ眠くないから買い物に行こうか悩むも、すでに外も暑いし徹夜みたいなもんなのでこのまま外に出たら倒れるだろうということでやめておく。
なんだかんだで寝たのは13時過ぎかな。
目が覚めたら真っ暗。洗濯物!と思って慌てて取り込む。雨は降らなかったみたいだけど、少ししっとりしてしまったので部屋干ししておく。時計を確認したら20時。いっぱい寝たな。
さっきまで朝ご飯の話をしていて恐縮なのだけど次は夜ご飯を考えなければならない時間だ。
昨日のパクチーの残りを使いたく、トムヤムクンが食べたいと心に決めて買い物に出る。
スーパーにて。トムヤムクンペーストがない……
ええ……
もう今日はトムヤムクンとカオマンガイにしようって決めてたからなにも思い浮かばないよ!!!生春巻き?いやエビも売ってない!
どうしたらわからないままひたすらスーパーをぐるぐる歩いているところで長田さんから連絡が来たので、ごはんがなにも思いつかないと相談する。
とりあえず買い足したいものや、今後作りたいと思っていたものに必要な調味料など、なんとなく欲しいものをカゴに入れていく。本当になにも思いつかない。
30分くらいそうしていた気がする。もう埒があかないのでカゴの中身だけを買って帰ることに。ほぼ調味料。家にあるもので適当に作るしかない。やだなー!
今までならこんな日は外でご飯を食べたり、近所の居酒屋にちょっと飲みに行ってた。そんなことも出来ないこんな世の中。ああ…居酒屋で飲みながら美味しいものをちょっとずつつまむようなそんな遊びがしたい。
帰宅するもののもうすっかりやる気が出ない。不規則な睡眠と食欲のなさ、急激な痩せ方などを考慮してお酒を控えていたけど、もういっそ楽しく飲みたい。
そんなことを長田さんに伝えつつひたすら唸っているうちに彼が最寄駅に着いたので電話してもらう。
簡単に作るならもうパスタかな、と言ったら「赤ワイン買って行くよ」と。じゃあ飲むか。適当に作るか。
ということでこんな感じ。
ペンネアラビアータ、厚切りベーコンのチーズグリル、アボカド刺し。
やってしまえばなんてことはないのよ。どれも簡単だし。これだけあればそれっぽく見えるというやつ。パパッとやれちゃう。でもそんなことが出来ない、したくないと思う日ってあるのよね。それでもなんとか出来てしまう自分が嫌な日もあるよね…
わたしはこういう時たくさん褒めてもらうことにしている。事実としてあるのは「なんか嫌だ」ということだけじゃなくて「こんな短時間であんなになにも思いつかなかったのに素敵なご飯作っちゃった!すごくなーい!?」ということだからだ。
「本当にゆかさんは天才だな」と褒めてもらう。大体のことがそれでヨシ!となる。そういうシンプルなので良い。
褒めてもらいついでに今朝ちょっとチクッとしたことについても話しておくことに。
もう金曜日、疲れてるし眠いし嫌だ〜!というメンタルな長田さんは出がけに「毎日ゴロゴロゴロゴロしてさ!」と冗談を言ってきた。めちゃくちゃ冗談なのは百も承知で本当に怒っているわけではないし、「いいなあ」くらいの軽い気持ちであることは理解している。でもなんだかわたしは、寝ても覚めてもその言葉が頭にチラついてしまった。こういうのはちょっとしたことでも話した方がいいと思っている。
朝言われてちょっと落ち込んだ、と言ったら「冗談のやつ?本気の落ち込んだやつ?」と真顔で確認されたので後者と答える。本当の本当に冗談なのはわかってるけど、でも…というこちらのワガママみたいなものでも、少しでもモヤっとしたりひっかかったりするようなことは良くないとお互い思っているので、「ごめんね、そんなつもりなかったんだよ」と言ってもらって精算する。
こういうちょっとしたことがいつか積み重なって爆発するなら、その都度小さなやりとりでスッキリ終わる方が全然良いと思うタイプ。
めんどくさい?
だとしたらそう思うようなきっかけを作らなきゃよかったんじゃない?ってわたし、思っちゃうのよね。嫌だったことは嫌だとちゃんと言える人とお付き合いしていきましょうね、とわたしは自分に言い聞かせてる。じゃないと我慢我慢で自分に良くない。別に夫婦関係だけじゃなくて、友人関係もそう。我慢というか、大人の対応でしっかりコントロールできる人もいるんだろうけれどわたしはそうじゃないから。
こういうわたしに付き合ってくれる人が周りに多くて、それはとても恵まれていることだと思うのでいつも感謝している。
昼夜逆転中はナイーブな気持ちになりがちだな、と思う。普通のことが普通には出来ない、というのがひどくコンプレックスになるというか、ずーっとグズグズ気にしてしまう。特に誰に迷惑をかけているでもなく、悪いこともしていないのに「良くない」ということしか考えられない。少しでも何かが出来ている・出来る、という自信がないとうまく立っていられなくなるものなんだろうと思う。
自分を責めがちなのはもう30年も付き合っていればわかるよ。そんなに気にしなくて大丈夫、と思ってもいる。それでもうまく切り替えられなくて、そういう時は誰かに「あなたは大丈夫よ」と言って欲しくなる。
わたしにはそう言ってくれる人たちが確かにいる。その事実だけでも、大丈夫になれる。
わたしも誰かにそうやって言ってあげられているかな。出来ているといいな。
ゆか
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