【読書メモ】AI vs 教科書が読めない子供たち

初めて投稿します。
感想と今後への転用を簡潔にまとめていきたいと思う。

AIに恐怖感を抱かず、正しく実像を捉えて、上手く付き合って生きていけるように、是非本著を読んでほしいです。
 

〈感想〉
・日本教育の改善が喫緊の課題であることがよく分かった。ただでさえ、少子化で人材不足が課題視されているのに、これから社会に出てる子供たちが社会に貢献できない人材になってしまったら、日本は急激に衰退するだろう。
・AIが人間の知能を越えるシンギュラリティは訪れない。それはAIのベースとなっている数学に限界があり、アルゴリズムを構築できないから。ただ、計算、単純な正誤判断、ビックデータに基づく予測などは人間よりも優れるため、AIに仕事を奪われる人は多い。そのため、AIに淘汰されない仕事に就けれるような理解力・読解力を今後は身に付けていかなければいけない。
・AIは何かを生み出すことはなく、コストを削減するために導入されている。つまり、人間にしかできないことは、世の中のお困りごとを見つけ、それを解決していくことである。

〈転用〉
・AIを作れるだけでは仕事にならないので、AIを使って解決できることは何かを考える。また、その方法を自ら考案できるように、AIの作り方を学ぶ。
・自分の子供は読解力を身に付けられるように育てる。
・メディアのことを鵜呑みにせず、自らで情報を入手し、本質を理解する。AIを過信している人が多過ぎることが本著で分かる。
・2019年のビジネス書大賞を2021年に読んでいる。この状態では世の中から取り残される。
流行りには敏感になる。

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