舞洲ゴミ処理場
3月4日はちょうどオープンデーだったので、社会見学に行ってきました。
フンデルトヴァッサーがデザインした外観は「自然との調和」をテーマに、木が植えられ、蔦が這い、曲線が多用されています。
館内に彼が描いた絵画も展示されていました。本物なのかレプリカなのかは確認できませんでした。
幼少期にもどこかのごみ処理場に行ったような気がするけれど、大人になってから見学すると、能動的な気づきが多い。修学旅行で京都に行くよりも、歳を重ねてから訪れたほうが発見が多いのと同じなのだと思う。
ゴミ処理場内ではスタッフの方々がこちらの質問にも丁寧に答えてくださり、学ぶことが多かったです。
長い時間かけて焼却する割にはそんなに嵩が減らなかったり、ゴミの埋立先が将来的に不透明だとは知らなかった。
工場内も、システム化されているけれど基本的に手動で調整しており、メンテナンスもゴミのピット内はスタッフが下りて行っているそうです。ダイオキシンが発生するところでは厳重な防備で行っている写真がありました。
普段の生活では目につかないから、何気なくモノを捨ててしまう。生きるために何かを取り込み、消費しなければならないから、排出するのは必然だけど、「捨てる時」と「捨てた先」のことを頭の片隅に留めておかなきゃなと痛感した見学になりました。
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