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わりとマジで、「生徒は教師をうつす鏡」だと思う。
おはようございます。ハザクラです。
「生徒は教師をうつす鏡だ!」なんて言われることがありますよね。なかには、「いや、そんなことないでしょ。」と思っている方も居ると思います。
でも、この言い文句、わりと的を突いてると思うんです。
手帳を持ってたら
例えばの話。
ぼくはよく生徒に、「手帳とかカレンダー持ち歩くと、忘れ物とかも減っていいぞ~!」なんて言ってます。
まぁ、そんなこと言っても、手帳を使おうとする生徒はあまり増えないんですけどね(笑)
そこで、ぼくが手帳をフル活用して、そこそこ手帳の恩恵があることを何気な~く見せてみました。
そうすると、チラ、ホラ、と手帳を見る機会が増えたんですよね。
人は、言葉でメリットを説明されるよりも、実際にそれを使って豊かになってる人を見る方が、影響されやすいんですよ。
例えば、レストランに行ったとき。
友達に「この料理、クリームとチーズの相性が抜群なんだよ!」って説明されるより、じっさいに友達がおいしそうに頬張っていた方が、食べてみたくなりますよね。
だから、手帳のメリットを生徒に力説しても正直ムダ。生徒に手帳を使ってほしかったら、教師が手帳を重宝している姿を見せるのが一番手っ取り早いんです。
読書してたら
もう一個、ぼくの経験を話します。
授業の問題演習中とかに、コツコツ小説を読んでた時期がありました。
その日はちょうど、その小説の展開が一気に動いて、伏線が回収されるところを読んでました。で、あまりに「お~!」って思ったんで、読みながら顔に出てたんですよね(笑)
そしたら生徒に、「ちょ、ハザクラ先生、どうしたの(笑)」って聞かれてしまいました。
そこで折角の機会なので、興奮冷めやらぬうちに、生徒にその小説を紹介してみたんですよね。
そしたら数日後、何人かの生徒が同じ小説を読んでたんですよ!ちょっと嬉しかったです(笑)
たぶん、ぼくが純粋に小説を楽しんでるのを見て、「読んでみたいな。」と感じたのでしょう。
「生徒は教師をうつす鏡」
こんな感じで、「先生が使っててよさそうだから。」「先生が読んでて面白そうだから。」と、生徒が教師を真似することはわりと多いと思うんです。
だから、生徒は教師をうつす鏡なのかもしれません。
よく、「学ぶ生徒は、よく学ぶ教師にしか育てられない」とか言いますが、それも当たってると思います。
先生が楽しそうに学んでいるから、生徒も「学ぶって楽しいのか?」と思うことができるのではないでしょうか。
「なってほしい生徒の像」を持っているなら、まずはあなたがそれになってみましょう。「生徒は教師をうつす鏡」ってたぶんそういうことです。
今日も最後までありがとうございました!
ではまた。
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