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即興お絵描きで小学生のわたしにタイムスリップ

即興お絵描きがしたかったわけ

絵の即興を、友人たち、前の職場の人たちとやってみた。
言い換えると、私のお絵描きに付き合ってもらったようなかんじ。

なぜこれがやりたかったかというと、
会話だけでは分からない相手との繋がりが見えたり、相手の想像力に触れてみたいと思ったから。

でもただ単に、誰でも何歳になっても持っている、遊びごころの部分に触れてみたいなあ〜と思ってやってみた。

子どもの頃、公園で知らない子とでも勝手に始まる遊びの時に感じるような感覚
時間や周りの目を気にしない空間をちょっとでも一緒に作れたらいいなあと思った。

即興がとても苦手だと感じていた人もいただろう。付き合ってくれてありがとう。


お絵描きで昔のわたしにタイムスリップした

時間がある時は2パターン。「なんでも描いていいよ」のページと、「線の付け足しおいかけっこ」(勝手に今名前をつけた〜)

なんでも描いていいページたち(絵を載せていいか事前に聞いてます、ちょっとぼかし入れました)


「線の付け足し〜」は、一人が一筆線を描いて、もう一人がその線の端から一筆線を描いて、の繰り返し。すごく長い線を描いてもいいし、1mmしか描かなくてもいい。すごーく速いスピードでもいいし、のろ〜りゆっく〜り描いてもいい。

線の付け足しおいかけっこ

ちなみに水彩を使って指でただタップしたり、
チョークを擦ったりもした。
手の触感を使いながらアートをすると、筆を使う時と違う身体的(Kinesthetic・キネセティックな)感覚を得ることができるのでおもしろい。
ブレインストーミング時にも使えるのではないかと思う。

幼馴染と描いたとき・・・
昔遊んでいた頃の私たちのように、大声出して公園で叫んだりすることはもうないのだけど(笑)、「線の付け足しおいかけっこ」をしている時に、いかに速く線を描いて、線の先っぽを相手に見つけにくくさせるか、といった瞬間が勝手に始まり、昔遊んでいたころの気持ちを思い出した。

話す内容は、昔のような学校の同級生のことや気になる人のことや宿題のことから、
子育てや生活のことや親のことに変わっているけれど、
そのお絵描きの時間は、もう戻れないと思っていた、一緒に過ごした時間を少し感じてとっても嬉しくなった。

幼稚園の子とお母さんと描いたとき・・・
カフェで友人と幼稚園年長になる友人の子どもSくんと3人で話していた。
ちょっと人見知りの部分もあったりするのだろう。Sくんはあまり私に話しかけたりはしてくれなかったけど、

3人でお絵描きをして、とても距離が縮まったように感じた。
同じ紙の上で同じクレヨンやチョークを使って、一緒に何かをするという体験は、言葉ではうまく説明できないなにかをもってきてくれる気がした。

カフェから出て、外を歩く時、Sくんが手をつないできてくれた。
今まで何回も会っているけれど、こんなのは初めてで、なにか繋がるものがあったんだな、と思うと同時に、恋しそうになったんよ〜!笑

・・・

そして、今回のように、なんでも描いていいよということになると、突然不安になったりする。
なんで?どうして?ちょっと思ったことがあるのでまた次の記事にでも。

ドラマセラピーでやる即興は身体や声を使うけど、絵の即興はちょっと自分自身というものから離れられるのでやりやすかったりする。
「敷居が高い」と言われることもあるドラマセラピーの考え方をどうやったら優しく伝わるか考えていきたいなあ。

ドラマセラピーの中の一つの手法にDevelopmental Transformations (発展的変容)という即興遊びで心理療法に導くものがある。この即興アートはそれのお絵描きバージョンだと思う。
Developmental Transformationsの記事:

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