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【河口湖旅行】ヒストリカルパレードへの道は奇跡の連続
Prologue:私は方向音痴だ
大前提で覚えておいてほしい。私は方向音痴だ。地図は読めるし事前に調べるが、なんとなく勘で行動する癖があるのだ。自分でいうのも何だが「ちょっとあっちに行ってみよう」とか「こっちに行ったらショートカットできるかも」とか邪推して行動し、迷子になるのだ。そして、これもまた勘で、正しい道を嗅ぎ出してどうにかなってしまうのである。これがいけない。「迷ってもいつもどうにかなってしまう」という自信に繋がってしまい、反省しないのだ。さて今回は5年ぶりの遠出、5年ぶりの河口湖旅行。以前とは社会が変わっているし私自身も5歳老いている。四捨五入したら30歳から四捨五入したら40歳になった映子、体力はもちろん知力も落ちた。確実に落ちた。なんかもう5年前の記憶が前世レベルで後退している。年々アホになってきているのである。でも、旅の計画立てるのも実際に行ってみるのも、とっても楽しかった! 茅原実里ちゃんのライブももちろん最高で、本当に行ってよかった!本ッ当〜〜に、良かったんだ〜〜!!
これは、次行く時多分自分は忘れてるだろうから自戒を込めて書いてるnoteです。もし誰かの河口湖旅行の参考になったらとても嬉しいです。河口湖は素敵でした。
まずは今回の河口湖旅行のお供の紹介
エントリーナンバー1 ザリガニのかごバッグ
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甲殻類のくせに毛がもふもふしているロブスターザリガニ。ヒストリカルパレードのキーカラーとお揃いの深みのある赤は、彼が既に茹でられていることを暗示しています。つぶらな瞳が妙にリアルと評判。地元ではどこに連れていっても「そのザリガニアホみたいにカワイイやん」と話しかけられる褒められバッグです。
エントリーナンバー2 自作のセレステラキーホルダー
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茅原実里ちゃんの出演作品と彼女の演じるキャラクター、ハルヒやユーフォやアイマスその他のキャラのグッズを身にまとっている人がわりと多いじゃないですか。私はヤマトのセレステラが好きだけどセレステラそういうの無いの。で、セレステラの絵を描いて印刷してキーホルダーを作ったの。
この入れ物自体はスタバのキーホルダーです。中に写真とか入れられるの。セレステラの絵をせっせと描いて印刷して入れてみたら、いい感じ!
よ〜〜し! 一緒に行くぞセレステラ〜!
エントリーナンバー3 Pixel三銃士
私、周りのデジタル小物はGooglePixelで揃えています。今回はPixelWatchで時間の確認はもとよりおサイフ機能により改札もピッと通れるしコンビニでもお買い物できる。ついでに健康状態も測ってくれる。耳にはPixelBadsで快適な音楽を、そしてスマホはPixel5からPixel8に機種変更。バッテリーの心配は無いしカメラが高画質! 操作感も変わらないので設定もそこそこにしてゴーゴーだぜ!
エントリーナンバー4 感染対策グッズ
マスクと手指消毒用のアルコールスプレー! 暑いし苦しいけど、人と密になる場所だとこれがないと不安で不安で仕方がない!
そう、今回の旅程、同一空間に留まる時間を最低限にするために飛行機+電車で行くことにしたんですよ。新幹線は2時間半その席に拘束されるでしょ、飛行機なら1時間強。なので飛行機にする。また、東京から河口湖までの高速バスも2時間以上かかる。それなら、電車を乗り継いだ方がそれぞれの滞在時間は短い。どれくらい感染対策に効果あるかは分からないのですが、やらないよりかはマシだと思って。
連れて行こうと思ったけどやめたもの
ゼウス像
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これね。
これらの記事でおなじみ、大阪日本橋で出逢った純白でサンクチュアリィなボディのゼウス。連れて行って撮影したいな〜(ステラシアターの格調高い造りにこのゼウス像はバッチバチに映える!)って思ったんだけど、ゼウスは雷の神様で、旅行中に雷雨が起きたら縁起でもないので、連れて行くのをやめました。綺麗なお姉ちゃんが大ッ好きなゼウスとしては絶ッ対にみのりんのライブに行きたかったと思うんですが、荷物になるし、腕がもげやすいし、お留守番ね!
はてさて日時は令和6年8月4日朝、はゆたそは、旅の始まり伊丹空港に着いたのでした。
Chapter1:飛行機が予定時刻どおりに着くと思うな
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前日の仕事が絶対に残業だもんな~起きれなかったらそこで試合終了だからな~、なんて予想して予約した伊丹発羽田着の飛行機は、そこまで早朝でもない9時発のフライト。時間に余裕をもって荷物を預け優雅にチェックインを済ませました。私の服は、着心地の良いTシャツに身体を締めつけないワイドパンツにサンダル。ラクチン! 飛行機って、身軽な状態で待機できて、乗り込んで、機内で飲み物ももらえて、快適に空の旅できて最高だな~!
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羽田に着いたら、とりあえず西に行ったらいいんだよな~! なんだっけ、なんか電車が2種類あるけどどっちかに乗って大きい駅に出て、大月駅を目指したらいいんだよな~! 大月駅から河口湖駅までは富士急行線で、本数少なくて、13:44出発がデッドライン。ホテルにチェックインする時間もあるし日曜日だし乗れなかったら怖いから、事前に指定席取ってるんだよな~! いや~~~~用意してて良かった~~! 準備万全って安心につながるわ~~!
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トラブル発生。羽田空港上空が強風により定刻通りの着陸が出来ない。
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「まあそこまで動揺するほど遅れてはいない、誤差の範囲内だ大丈夫」と心に言い聞かせて荷物を受け取る11時前。羽田空港から一路中央線で西へ向かうのだ。とりあえず西に行けばいい、西に向かえば大月駅があるはずだ! 一応Googleで乗り換え経路を検索してたのでそれを見たら……遅れて到着したことで早速狂いが生じている。Googleが「まず神奈川県に行きます」とか言い始めてる。おいPixel三銃士! お前らを本当に信じてええんか!? え~~5年前ってどうしてたっけ~~記憶の扉開けゴマ~~~~!!
前世の記憶
だいたい高速バスで河口湖に行っていたが一度だけ電車で行った記憶。行き方は本当に覚えていない。山の中の駅でおにぎりを食べた思い出しかない。
役に立たない記憶!!
とりあえず京急線に乗って品川駅に出ることにして改札を通ろうとしたらPixelWatchの残高が10円かつスマホとの連携が上手くできなくてチャージできない。残高チェックしてなかった! 気がついたのが遅かった。そして機種変した後の設定がまだ足りてなくて何度チャージしようとしてもずっとエラーを吐く。この時点でPixelWatchはただの充電式腕時計と成り果てました。とりあえず品川までの切符を券売機で買って電車に飛び乗り羽田空港を後にしたのでした。既に11時過ぎています。
Chapter2:東京を経由するなら東京の地理と交通網を調べろ
京急線の電車の中で経路を改めて調べましたが、大月駅まで出る路線は中央線で、そして中央線は東京駅や新宿駅から乗れるらしい。これに乗れば一本で大月に着くらしい。なんだホッとした!
さて、品川駅に着いたら早速ホームでたたずむ。大きな駅! どうやって乗り換えをしたらいいか分からない。品川駅までの切符しか持ってないからね! 有人窓口に駆け込み「我は13時半くらいに大月駅に行きたいのだがどうしたらいいのだ」と訴えると若干引かれつつとりあえず八王子まで行ける切符を830円で売ってくれた。「これで行けるところまで行って足りない分は乗り越し精算してください」ということらしい。えっもしかしてここから大月駅までめっちゃ遠い? と徐々に勘づきはじめる。ここからもうスマホの乗換検索にかぶりつきです。中央線に乗れば大丈夫でしょ! なんか目の前に環状線? 山手線? あるし、これで大きい駅出たら行けるわ! えっと、新宿が西に向かうっぽいし、新宿に行こう! 品川で巨大さに面食らったから新宿駅のホームの地図をスマホで調べて、乗り換えルートもバッチリ! これなら間に合う!
頼むぞPixel8! Googleマップ! いや神奈川県には行かない、行かないから!
よし、新宿駅からちょうど来た電車に無事に乗れたぞ! 良かった~~! しかも予定より一本速い電車に乗れたぞ~~! あ~安心した! あ~~~~安心した~~~~~~!!
……………………………………
…………………………………………………
おかしい。
スマホに表示される各駅の通過時刻と今私が乗ってる電車と、合わない。
なんか後続の電車に抜かされたし今乗ってるこの電車に乗り続けたら13時半すぎに大月に着かないっぽい。
えっ、中央線って、各駅停車とか特急とかいろいろあるの!?
もうひとりで大パニックです。そうです私が乗らなければいけない電車は中央特快だったのですが乗ってる電車は中央線の各駅停車? とりあえずこのまま乗っていてはいけない、とりあえず、なんかこう、なんかこう急行っぽいやつに乗らないとあかん。乗れるかどうかわからんけどこれに乗っていてはあかん!! 東京の駅は一駅一駅距離が短いのでどんどん進んでいくが勇気を出して見知らぬ駅のホームに飛び出てみてここどこやねん!! 地団駄!!
中央線について調べても複雑でテンパった頭では理解できない。そう私は大阪在住、大阪にも中央線があるんだけどそれは各駅停車しかない地下鉄で、同じ名前だから、東京の中央線もそういうものと思い込んでいたの。新宿から大月も本町からコスモスクエアくらいの距離だと勝手に思い込んでいたのでした。
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同じ縮尺の比較です。全然違った。
映子、もうくじけそう。帰りたくなってる。暑いし、荷物重いし。でも、さすがに、河口湖行くために大阪から飛行機使って東京に出てきて知らない街の駅のホームで諦めるのはつらい。最後まであきらめたくない! バクバク鳴る心臓を深呼吸で落ち着かせ、とりあえず立川駅まで出て、同じ方面に向かって走ろうとしてるなんか高そうで速そうな「全席指定席」って書いてる電車に勇気を出して、えいやっと飛び乗りました。
Chapter3:旅を成功させたければ路銀はケチるな
さっきまで乗っていた中央線の電車とは違い音もなく走る高級感滲み出てる電車。まるで忍び込んだような状態の私。もちろん指定席用のお金など払って乗っていません(※品川駅で買った830円の切符で乗り込んでいます)。車掌に見つかったらヤバい……でもこれに乗せてもらわないと定刻までに大月駅に辿り着かんねん……! 心拍数は下がらず、暑さで体力が削られており、荷物は重くザリガニバッグはかさばります。感染症対策でずっとマスクはKF94を装着しており呼吸も荒いしなんか眩暈してきた。
うん、車掌さんに説明して指定席券か特急券か車内で買わせてもらってこの高級な電車を堂々と利用させてもらおう。即決!
車掌さんの待機室に赴き、これこれこういう事情でよく分かってないまま羽田空港からここまで来ていることを説明したらガチのトーンで「え゛っ!?」と大変良いリアクションをいただき、指定席の利用券はすんなり車内で買えました。この電車、揺れないし綺麗だし、大変快適で驚きました。これで確実に大月駅に着くことが確定したので、しばしの休息です。おにぎりを食べた記憶がある駅にも停まらず、山に向かってどんどん走っていきます。
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そう、私が飛び乗ったのは特急列車の『かいじ』でした。あっという間に着きました。甲府経由して長野まで行くんだって。河口湖へ行く用事が無かったらずっと乗っていたかったです。
結局定刻より15分程猶予を持ってたどり着いた大月駅の富士急行線では、予約をした電車が既にホームに停まっていました。すぐに乗りたかったのですが品川駅から握りしめてきた830円の切符に大月駅の窓口がざわつく。乗り越しの計算に時間がかかり、やはりバタバタ走りながら乗り込むことになりました。
さて私が席を予約していた電車は、これ! 富士山ビュー特急!
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予約した席は、ここ! 特別車両の席!
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富豪か!
ソフトドリンクも提供してくれたのほんとありがたかった。あと富士急行のアテンダントさんが「そのザリガニ可愛いですね」ってザリガニバッグに触れてくれてとても嬉しかったです。もうザリガニが邪魔になりつつある時だったので連れてきた甲斐がありました。本当に嬉しかったです。
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山をどんどん登っていく。富士山に向かっていく。富士急行も5年前に乗りました。その時は自由席でした。
前世の記憶
観光客でごった返してて結構ぎゅうぎゅうでうるさかった
なので今回は思い切って、広々した一人席を取ったのです。本当に快適でした。素敵な観光電車でした。
ちなみにアテンダントさん曰く「リニア中央新幹線が開通したら大阪からここまで1時間くらいで来れるようになりますよ~」って話してくれて「それにします」と即答してしまいました。
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小一時間で着いた! やっとたどり着いた!! ここが河口湖駅だーーーー!!
Chapter4:山は天候が変わりやすいんだから雨は降るものと思え
時刻は15時前。標高の高さとこの数時間の怒涛の移動で疲労感がかなり出てきました。でも駅の改札を抜けて河口湖駅前のロータリーに来たら、蘇ってくる思い出! 知ってる、この場所、この匂い、この空気を知ってる!
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ライブは15時半開場16時半開園ですが、今回私はステラシアターから近い宿に宿泊します。15時にチェックイン予定なので、まずはステラシアター行きのシャトルバスに乗って宿に向かいます。
前世の記憶
駅からステラシアターまで結構遠い。以前は河口湖の湖畔の宿に泊まったけどステラシアターまで歩いて30分以上かかった(もちろん迷った)。宿自体は最高だった。
……ところが、写真を見てお分かりのとおり、着いた時からかなり雲が出てたんですが、シャトルバス待ちの間に空がバリバリ言い始め、大粒の雨がポツポツ降り始め、あっという間に、
超雷雨!!!!!!
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バスターミナルには屋根がありますがあまりの雨と風の乱れ撃ちで意味を成さず、晴雨兼用の小さい折り畳み傘もくたくたのしなしなになる。シャトルバスの到着を待つもなかなか到着せず、やっと来てぎゅうぎゅうに乗り込むと全員ずぶ濡れだから車内の湿度が異様。そんでまた、そりゃそうなんだけど、視界不良だわ道路がめちゃくちゃになってるわでなかなか進まない。バスの中はほぼ茅原実里のコンサートの観客。河口湖観光の楽しさ、ライブへの期待、それはそうとしてこの雷雨へのションボリ。かつてない一心同体さを感じました。
永遠に着かない気がしたシャトルバスもステラシアターに辿り着き、私は他の乗客と分かれてステラシアターより富士山側の宿、ガストホフリュミエールさんへ向かいます。
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雨は降り続いています。そして河口湖側と景色が一変して動揺する。でもマスクを外したら森のかおりが充満していてリラクゼーション効果がヤバい。少し涼しいし。これは……さすが、ライブ抜きで来たい場所河口湖。最高でしかない。ヤバい。
ここまで来れた私に拍手!
さてチェックインを済ませお部屋でのくつろぎもそこそこにライブ会場へ向かいます(徒歩5分)。なんだかんだで開演15分前に滑り込めました。
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物販見てる余裕なく、ガチャ系のグッズだけ1つずつ買って入場。
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小野大輔! 茅原実里のライブに薔薇のフラスタを送ってくれる小野大輔じゃないか! 今回も届いていてほっこりしました。
この日の席は2階席の最前でした。柵があるの助かります。
前世の記憶
『君がくれたあの日』でジャンプした時に足を踏み外して転がり落ちました。膝が痛かったです。階段状の座席を這い上がる時コンクリがひんやりしてて気持ち良かったです。
ライブの感想は別記事で書いたのでそれ以外のことを。
お隣の方々が大変元気いっぱいな集団で、ライブ前から喜びを爆発させてらっしゃったんですが、ライブ始まったら夢中で大きい声出して踊ったり跳ねたりして盛り上がってきたら私の前に立ってはしゃぎまくるんですね。座席を越境して、仲間達でウオオオーーーーってなってる。逆側の席が空席だったので私がそちら側に少しずれたら自由度が高まったのか、更に視界にかぶってくる。ああ、ライブってこういうのだったなあ、と思い出しました。ただ、元気なのはいいんだけど、なんでこの私が、朝から苦労してやっとの思いでここまで来た私がこの子達に気を遣って退かなあかんねん! と途中からふつふつと思い始めてね、負けたくなくて途中からヘドバンをやってました。別記事で書いたとおり私はライブ始まってからずっと泣いてたんですが、彼らとしては隣の席のずっと泣いてるおひとりさまの女が途中から頭振り始めたのでさぞや怖かったと思います。お互いにぶつかったら謝って、『みちしるべ』では動きを止めて空を仰ぎました。なんやかんや楽しかったです。また会おうねヤンチャボーイ達! また頭振るからね!
ライブが終わったら、人がはけたのを見計らって館内に飾られてるサインを探して撮りました。
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いつもすぐに外に出てしまうので、ゆっくり見たことがなかったのです。
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ごはんをコンビニで調達して宿に帰ります。雨と涙でぐっちゃぐっちゃになり他人の飛沫も浴びまくっているので、まずは風呂に入ってすべてを流します(猫脚バスタブですごくカワイイお風呂だった!)。そしてやっと頭がスッキリしたところで、事前に「現地で会いましょう」と言って下さった方と誰ひとり会っていないことに気がつきました。会いたかった馬鹿です。
ごめんなさい!! 次の機会に!!
かくして河口湖旅行の長い長い1日目は終わりました。みのりんが河口湖でライブをすることも奇跡なら私が河口湖に辿り着けたことも奇跡。奇跡が重なって今がある。すべてに感謝をし、眠りにつきました。
Chapter5:汝自身を知れ
河口湖の朝です!清々しいにも程がある!
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宿の方が「河口湖駅まで送れますよ」と言ってくださり、お言葉に甘えさせていただきました。
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この日は18時の羽田〜伊丹の便で大阪に帰ります。お昼には河口湖を出ないと間に合いません。「ステラシアター見学できるよ」とお声をかけていただいていたのですが、昨日のこともあるし、かつて午前中めいいっぱい遊んでたら河口湖駅に戻れなくて大阪に帰りそびれそうになったので、車で河口湖駅に連れて行ってもらうことにしました。
前世の記憶
有名カフェ・オルソンさんのいちご周辺をまったり楽しんでいたが河口湖周遊バスがちっとも時間どおりに来なくてバス停で絶望してたところタクシーに拾われ河口湖湖畔を爆走してもらってなんとか出発時刻に間に合った
私の旅路こんなんばっかりやな。知力と体力がパァでも時の運だけは強い人間です。
帰りの旅路ですが、前日で疲れ果てたので、東京駅までの高速バスを使うことにしました。感染対策で……と言っていましたがもうどうでも良くなっています。バスの中騒ぐ人そんなおらんやろ! それよりもこれ以上自分のHPを減らす方がヤバい! という方向にシフトしました。
まずは河口湖まで。駅から湖畔までは歩いて10分程。この日、河口湖の花火大会・湖上祭が夕方から行われるので町の人達が朝からお祭りの準備に追われていました。なんだかそわそわ!
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朝ご飯がまだなので、クロワッサンが美味しいと聞くパンダニエルでお食事。
湖の側のパン屋さんで朝食! 気ン持ち良い〜〜! めちゃくちゃ日が強くて暑いのでイートインにしたけど本当はテラス席で食べたかった!
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で、このパンダニエルさん、私は最初アイスコーヒーを買おうと思ってたんだけど、前に並んでたお客さんと店員さんの会話でホットコーヒーにチェンジしちゃった。
「ホットコーヒー値上がったのなんで?」
「豆が変わったんです、でも前よりも美味しくなったんですよ」
っていう会話を聞いてしまったら、じゃあ私もホットコーヒーで……と言ってしまうわね。美味しかったです。
美味しかったけど身体がホッカホカになってしまったので数軒隣のかき氷屋さんで一服。
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みのりんとコラボしてるかき氷屋さんだった! なのでコラボかき氷を注文しました! フルーツいっぱい乗ってて美味しい~。やっぱりシャインマスカットは最高ですね。
散策もそこそこに駅に帰り、お土産を物色(お菓子めっちゃ買っちゃった!)。その後は駅でバス待機。余裕をもって河口湖を出発できました。
Chapter6:家に帰るまで安心してはならない
東京駅で一瞬迷いかけたけど無事余裕を持って羽田空港に着きましたが、伊丹空港の天候が不安定で定刻どおりに着かないかもしれない、最悪引き返すか別空港に着陸する可能性という航空会社からのメールが届く。本当に最後まで気が抜けない旅です。
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飛行機は結構揺れました。でも窓の外はとてもきれい。これ伊丹空港でない別の空港に飛ばされたら、その空港が遠かったら、今日中に家に帰れるかな……と笑うしかない。
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結果無事伊丹空港に着陸できて、1日ぶりの地元に帰ってこれました! ホームに大感激。前日に家を出たというのに、帰宅時妙に懐かしくて変な感じ。冒険してきて自分が生まれ変わったように感じる。新しい経験をして、自分が進化したみたいな感じ!
Epilogue:人生という旅は続く
茅原実里ちゃんの夏の河口湖ライブ、次いつ開催されるかは未定ですが、きっとまた私は性懲りもなく計画を立てて行くと思うんです。もしくは、茅原実里ちゃんのライブが無かったとしても、何かの折りに河口湖に訪れるかもしれません。その時、今回の自分の経験が糧となり、もっとスムーズに、もっと心穏やかに河口湖まで行けるはず。
未来の私へ。頑張ってください。
====追記====
ザリガニが気になる方へ
富士急行のアテンダントさんや宿の奥さんに「もしかして手作り!?」って訊かれたのですが、このザリガニはきちんとした売り物です。
ear PAPILLONNERが毎年初夏くらいの時期に出すアニマルトートバッグシリーズです。毎年2〜3種類の動物のバッグが売られるんだけど、今年はザリガニとナマケモノとコアラ(前年のリバイバル)でした。ナマケモノが圧倒的に糸の種類多かったし刺繍も複雑でクオリティ高かったんだけどザリガニもザリガニでシンプルイズベスト。このかごバッグ以外にも、軽くて丈夫な鞄があるし服も割と買う。
ちなみに、みのりんもここのブランドのバッグ(アニマルトートバッグではなくて日常使いできるやつ)持ってましたね。ドキュメント映像で出てきてた。
感染対策が気になる方へ
新型コロナ感染対策系のポストにいいねがよくついていたので、書いておきます。今夏も流行の波が来ていたので、この数年で頭に叩き込まれた知見を旅に活かすためにたくさん準備して乗り切りました。なお私はコロナに感染せず旅を終えられました。参考になったら幸いです。
つけてたマスク
空港・飛行機内・東京の駅・電車内・ライブ会場内⇒ちょっと良いマスク(KF94)
河口湖周辺⇒屋外で人がいないなら外す、屋内に入ったら不織布マスク
マスクは人の密集具合や通気性の良し悪しによって付け替えていました。いらない時はつけない、いる時はつける。
コロナウイルスって、要は感染者の出す唾とか息と一緒に外に出てくるんですよ。そういうのが自分の粘膜におもくそいっぱいクリーンヒットしたら感染するんですよ。喋ってたら感染したとか一緒に食事したら感染したとかそういうことなんですよ。で、感染する可能性がある場面で鼻とか口をマスクで覆ったら防御力が上がるんですよ単純な話。もしウイルスに暴露しても吸い込むウイルス量を減らせるので。また、感染する余地のない場面ではマスクをする必要はない。
そして、マスクをつける時はパフォーマンスとしてつけるのではなくて本気できっちりつける。人と喋る時に限ってマスクをずらして口を露出させるとか鼻が出てるとか顎に引っ掛けてるとかその状態はマスクの効力が無い。マスクは装着した時顔にぴったりフィットさせることが重要なので自分の顔に合うマスクを選んでつけることがめちゃくちゃ大事。
KF94を選んで本当に良かったと思った瞬間は交通機関内でした、やはり。マスクせず咳込んでる人は結構いた。空港でも飛行機内でも電車内でもいた。
盲点だった場面
ライブ中のコーレスがめちゃくちゃ激しく、これは予想していてKF94で臨んだんですが、ライブ中にハッと気がついたのが首にかけていたマフラータオル。汗と涙をぬぐっていたんですけど、目元をぬぐうのは危険かもしれなかった。なぜなら目も粘膜が露出しているから。四方八方からずっと大声援が上がっている状態、風が吹き抜けていくとしても多数の人の飛沫を浴びている可能性があるマフラータオルで涙をぬぐうことはセーフかアウトか、そもそも清潔でない手や物で目元を触るなという話でもあるので多分アウト判定だったんですね。幸いながらコロナはもとより麦粒腫や霰粒腫にもなりませんでした。
その後の過ごし方
これだけやっても発症するかもしれない。隙がまったく無かったとは言えない。なので、帰宅後5日くらいは家族との食事を別にして接触も極力控えました。本当に運良く発症せず終わりましたがめっちゃドキドキしていました。雨にも濡れたし電車やバスの冷房にもガンガンかかりつつ外はめっちゃ暑い、そして感情の振り幅が凄まじく大きかったため交感神経と副交感神経のバランスが完全に崩れ、体調は通常よりなんとなく悪い感じだったけど、大きく崩れることはなく。コロナ発症するかどうかは個体差も大きいので「これで絶対に大丈夫」とは言えないけど、良い実験になった。
もう本当感染対策しながら旅行できたの嬉しかった~! 間違いなく自信になった! これからも自分の楽しみと感染対策を両立していきます!