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【重ね煮考】重ね煮は生きる力になる①

なんと来月、3/9(日)福島県の「旧堀切邸」で重ね煮ワークショップを開催させていただくことになりました。

ワークショップのチラシです。
お申し込みはインスタのDMより。(下記にリンク有)

埼玉出身、岡山在住なので、なぜ福島…?
そう思われている方もいるかもしれませんよね。

実は数年前まで、夫が福島で被災された方の保養プロジェクトを友人と主催していました。(その際、活動を応援してくださった皆さん、またご支援くださったみなさま、本当にありがとうございました。)

私も微力ながらサポートスタッフで携わらせてもらい

その当時は礼儀作法や和のこころを学んでいたので、こどもたちにいただきますの意味や、正しいお箸の持ち方、なぜお箸は箸先を左に横向きに置くのかなどのお話をさせていただいたりもしました。

手書きのイラストを使って、お箸のお話ししているところ。若い😆(2017年)

なので実は福島のみなさんとはとてもご縁があるんです。



東日本大震災から丸14年

そうなると、どうしてもこの話は避けられませんが、辛い方は読まずに飛ばしてくださいね。

3/11。
その当時は埼玉にいたので、あの日のことは良く覚えています。
その日は最初はあれ?めまい?と思うような揺れが、どんどん強くなってきて、あ、これはやばい!とすぐにわかりました。

とにかく怖かったし、家族やおばあちゃん大丈夫かな。と不安で不安で仕方なかったです。思い出すだけで胃の辺りがギューっと締め付けられます。

電車も止まって、連絡も取れずという状況で、なぜか唯一連絡取れたのがtwitterで。充電が無くならないように気をつけながらお姉ちゃんと連絡を取り合ってました。




生きる力が欲しい

怖くて、不安で、たまらなかったあの経験。
決して忘れることはできません。
もっと辛い状況や経験をされた方もいると思いますが経験したこと以上は話せないので、私自身の経験で話させてもらいますね。

私はあの経験を通して「生きる力が欲しい。」そう強く思いました。

大切なひとを守る力が欲しい。
自分で切り開く力が欲しい。

そうして自分の想いを叶えるべく、重ね煮を学ぶために自然食料理のお宿で住み込み修行をすることを決心したり、現在の山の上での暮らしにつながったのもこの経験があったからです。

修行先で初めてお米づくりを経験させてもらったとき。(2013年)




重ね煮は生きる力になる

私は重ね煮の料理教室を主催していますが、普段は暮らしを豊かにしてくれるものとしてお伝えしています。

(料理を楽しむことや、料理が楽になる、おいしくなる、健やかさにつながる、自分らしく料理を楽しむこと、食材を大切にすることなど)

去年、インテリアコーディネーター亀田さんのご自宅で重ね煮講座をさせていただきました。
この日は夫がアシスタントをしてくれて(2024年)


でも実はもっと先の未来や可能性を意図してお伝えしていることがあります。

それは「重ね煮は生きる力になる」ということ。

誰もが山にこもって修行したり、自給自足したり、自然豊かな環境で非効率な暮らしをすることは難しいですが、重ね煮ならどんな環境でも取り入れやすく、日々ご飯を作りながら、生きる力を育むことができるのです。

な、なんて合理的😆😆😆!

生きる力をつけるためには、重ね煮でおいしいご飯を作ること。もしそれだけでいいって思えたら、少し気持ちが楽になりませんか??

今、先の見えない不安を感じたり、でも環境的に何かをすることが難しい。そんなもどかしい気持ちを持っている方がいたら、声を大にして届けたい。



🗣️「一緒に重ね煮を作りましょう!」💓


改めてご案内です✨

3/9(日)重ね煮WS@福島
「大切な家族につくる
 ”一汁一菜”重ね煮ごはんの会」

チラシは姉に作ってもらいました!
姉のnote)いつもありがとう♡

お申し込み先
@kasaneni_gohan のDMに
①お名前
②電話番号
③アレルギーの有無
をご記入の上、お申し込みください。

※お申し込み後のキャンセルは受け付けておりません。

お願い
レッスンは五感で味わうことを大切にしております。香水や柔軟剤などの香りの強いものはご遠慮ください。



長くなってしまったので次回

「重ね煮はなぜ生きる力になるのか。」


お話しさせていただきます。


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