羽優
少し先の未来を描いたSF小説です。 2025年~2040年を舞台にしています。 5記事程度にして公開する予定です。 ⇒新人賞に出しました。結果を待ってnoteでの公開を検討します。
私が小学生~中学生位の頃に書いた物語を記憶を辿りながらご紹介します。
日々の暮らしのこと、その時感じたことなどをまとめています。
アトピー性皮膚炎のこと、婦人科系の病気&手術、不妊治療、妊娠出産、ヘルニア等、私の身体に起きたことを中心に書いています。
短編小説です。 生け贄の地へとおびき寄せられていく男性のお話。 過激な表現等はありません。読みやすい内容かと思います。 生け贄の里 日本を発ち、丸二日が過ぎた。 この地に生息するその未知の植物は、今世界中で猛威を振るう疫病に対抗する抗原を得られるという。日本の研究室に届いた情報では、現地では動物での臨床試験が進められており、ヒトへの応用も時間の問題だと。そうなれば世界初の試みとなる。その植物を日本へ持ち帰り、人工的に栽培可能なものにすれば、ワクチンの大量生産も夢ではな
こちらは中学生になっていたと思います。 ただひたすら一年中冷たい少女のお話です。 自身の小説に、小話としてこれをふくらましたものを使っていますが、元々はこんな感じでした。 雪女と過ごす夏 雪子ちゃんが隣の家に引っ越してきたのは、私が小学3年生の時でした。 私と雪子ちゃんは同い年で、好きなテレビアニメも似ていたし同じひとりっ子だったから、色々交換して盛り上がり、すぐに親友になりました。 雪子ちゃんがなぜ雪子ちゃんかというと、雪子ちゃんが生まれた日、大変な大雪が降って道をふさ
最近、横浜のそごうに行き、平日のランチタイムだったので、少し思い出のあるお店へ。 10階ダイニングパーク内のシーサイドゾーンにある〖イルピノーロスカイテラス〗。イタリア料理のお店です。 横一面に大きな窓があり、海やオフィスビル、タワーマンションが立ち並ぶ景色を正面に2人席が並んでいます。 天気の良い日は窓から射し込む自然の明かりだけで十分なのではないかと思うほど、店内は広々と開放的です。 以前ここからの景色を見て、ひとつ短めの話を思い付きました。 タワマンに暮らす、少し薄
ドラマにせよ現実世界にせよ、最近は女性の涙より男性の涙を目にすることが多いように感じる。 気のせいかもしれないが、女性があまり泣かなくなった。 元来、女性のほうが総じておしゃべりなわけだから、わざわざ泣かなくても自分の意志を伝えやすく、一方男性はといえば言葉足らずになることが多々あり、一般社会である程度『男だって泣きます』と認知されているなら、いっそ泣いてしまおうという状況が増えたのかもしれない。 感情は誰にでもあるものだから、泣くのは人の性のひとつなだけだ。しくしく、ぽろ
こちらも小学生の頃に書いたものです。 細かいものも含めて、王国を舞台したものが多かった気がします。 王子様とお空の幼稚園 ある王国に、ひとり息子の王子様がいました。 お城の壁や階段にはやわらかいクッションがはられ、床もふわふわになっています。 王子様がけっしてケガをしないためでした。 王国には幼稚園があり、王子様も時々そこに行っていました。 少し絵を描いたり、お話したり、王国で用意したご飯を食べて過ごし、運動の時間や外遊びの時は見ているだけです。時々笑ったり拍手をすれば良
子ども時代に書いたお話です。 出来るだけ当時のままご紹介できればと思います。 作者は子どもの私、若干の編集は今の私です。 この〖迷子の魚〗が生まれて初めての創作話です。 小学2~3年生だったと記憶しています。 迷子の魚 ここは海の中。 魚の子どもが、お父さんとお母さんと暮らしています。 その子は灰色で、赤くて真っ直ぐな線がいくつも背中にありました。 あたりは暗くて、砂の山や大きな石にぶつかるので遠くにはいきません。 それでも辺りを泳いだりしていると、いつも同じ場所にいる魚
私は、生まれた時はそれなりに大きかったそうです。ただ、あまり泣かない子で、寝ているところをわざわざ起こさないと母乳やミルクを飲まなかったと聞いています。 自分の育ちはまた別の記事で書きますが、私はそのまま栄養失調の状態になり、まあ大丈夫だったから今ここにいるわけですが・・・。 母親にも特に悪気はなく、検診で医師に叱られ離乳食なり何かしら与えられたものの、人生スタートがそれでしたから、小学校時代の朝礼は常に一番前で、前にならえの姿勢では両手を腰にあてていました。 その後のひどい
神奈川県在住の4人家族です。 フィクション小説を書いています。 昔よく物語は書いていて、ここ数年で再開して公募に出しています。 この頃、小学~中学頃に書いたものを思い出すことがあり、どこかに残しておこうかと思うので、noteで当時の原文に近い形で紹介したいと思います。 最近の作品や自分自身のことも載せていきます。