「バーナム効果で褒めてみたら」
「どうも、こんちは。バーナム効果で褒めたいと思います!」
「はい。バーナム効果ってなんでしょう?」
「えー。なんて説明したらいいでしょうかね〜。ん〜まあいいか」
「いやいや!わかんないですよ!」
「あなたの性格がわかりました!」
「え?!」
「あなたは、3択クイズの答えを聞かないと答えが気になるタイプですね?」
「え?!はい!当たってます!山手線のマリオの3択クイズとか降りる時までに答えちょうだいって思ってます!!」
「ね?これがバーナム効果だよ。」
「なになに?!気になっちゃうところ?」
「いや、みんなそうでしょ?3択クイズの答え気になるとか」
「ああ、まあみんなそうだよね」
「みんなに当てはまることをさ、言い当てたみたいに感じちゃうのがバーナム効果よ。多分さ」
「なるほどね。」
「だから、今から誰にでも当てはまる事をひたすら褒めてみようかなってさ」
「なるほどね」
「あなたは、本当に偉いですよね。
嫌なこともあるのにちゃんとやっててさ
理解されないこともいっぱいあるのに人に優しくてさ
人を喜ばせてくれたことも何回もあるよね
病気になった時も頑張って治して偉いよね
いろんなこと頑張ってここまで来たよね
評価されてることもあるけど評価されてないこともあるんだよね
色んなことを考えてやってるんだよね。
感動したり笑ったりするのが好きだよね
そういう姿が魅力的だよね
意外とこだわりもあって
個性的な部分も普通な部分もあるよね
こんなに良くやってくれて偉いよ。
逆にありがとう。逆ってか、表にありがとね」
「うう〜そうなんです。ありがとうございます〜」
「まあ、人類に向けて言ったんだ。刺さった?」
「はい。嬉しかったです。」
「じゃあ良かったです。褒めると褒めた側も嬉しいです。」
「えへへ」
「うふふ」