ここまで半年間と、これから。
目が覚めた。
夜行バスでシートを倒しきって快適に熟睡していた。
パーキングエリアに着いてドアが開き、冷たい風が入ってきた瞬間、なんか新鮮な気持ちになった。
今だ、と思ってnoteを書く。
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昨日何があったっけ?
帰りのバスに乗ろうと思って池袋のバスターミナルで待っていた。
ふと予約画面を見たら、乗車日は明日だった。
終わった。朝からバイトあるのに。
早く帰んないと。
とりあえずキャンセル。
すぐに次のバスを予約。
新宿へ急ぐ。
急遽取ったバスはスカスカで、隣も後ろも通路挟んで隣もいない。
快適だ。
熟睡した。23:30には寝て、起きたら6時だ。
これはこれで良かった、金かかったけど。
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2021年8月、なんだかよく分からない学生団体に入った。
TABIPPO学生支部
なんか新しいことを始めたい。
ふとインスタの広告に出てきてこれだ!と直感で思った。
たったそれだけの理由。
"旅"という言葉を使ったことがそれまであっただろうか?
そんな旅人レベルゼロの自分が、これから旅を広めていくらしい。
「旅を広める」
「旅で世界をもっと素敵にする」
って言うけど、正直よく分からなかった。
意識が高くてスキルがあって、とにかく明るくて人生をエンジョイしている人たちがそこには沢山いた。
ちょっと気後れしていた、そんな自分が副代表に抜擢された。
代表に声をかけられたあの時の衝撃といったらもう。
色々やった。やってみた。副代表という肩書きの下で。
それでもよく分からなかった。
12月からはめっちゃ大きなイベントの運営にも携わった。
BackpackFESTA
大阪会場で舞台監督を務めた。
旅を広める団体で、何をやってるんだ、自分。
やっぱり分からない。
旅を広めるためなら、副代表でも舞台監督でもなく、もっとやるべき事があるのでは?
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そんなこともないらしい。
半年間で、ぼくは旅人になった。
行ったことない場所へ大好きなみんなと旅をする。
1人でふらっと旅をする。
それだけじゃない。
これから先、どんな未来が待ってるのか、
ワクワクして堪らない。
やっと、"自分の人生"という名の旅の旅人になれた、そんな気分。
学生支部に入って、副代表、舞台監督という大役を務めた毎日。
それは、ぼくの人生のほんの一つのイベント、通過点。
これをきっかけに、ぼくの人生は豊かになった。
目の前に広がる景色
これから広がるであろう景色
が素敵になった。
を、ぼくが体現している。
基本自分のために、副代表も、舞台監督もやった。
それは大きな経験値になって、ぼくの糧になった。
自分のために、を貫き続けた日々は、正解だったらしい。
ぼく以外の誰かに、旅で世界が素敵になったなぁって、この半年間で思わせることはできたかどうか、そんなことは知らない。
自分が誰よりもそれを実感して、体現してる。それでひとまずは万々歳。
TABIPPOと出会い、共に過ごした毎日。
それが終わり、新たに始まるこれからの毎日。
きっと素敵な旅になるんだろうな。
こんなに先の未来が輝いて見える瞬間、今までになかった。
ワクワクしない、とにかく将来が不安だった半年前の自分は、旅をきっかけに少しだけ成長した。ポジティブになった。
BackpackFESTA、フィナーレを無事終えた自分は、また新たなスタート地点に立った。
行ってきます。
ここで出会った大好きな仲間たちと共に。
想いを届けたい人が沢山いる。それもまたおいおいnoteに綴ろう。
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