とあるパン屋の呟き〜神無月十日余六日
講師を務める専門学校で、課題が発酵時間が長くかかるパンで、その発酵待ちの間に、珈琲のハンドドリップ 体験的な事をしている。
世はこの数年珈琲ブームだけど、年齢層的に馴染みがあるのはスタバの甘系なので、新鮮に映るようで、意外と評判が良いのだ
#大原学園
#製菓
#珈琲を淹れてみよう
珈琲体験には理由がいくつかある。楽しい事、パンや菓子とは大切なパートナーである事、歴史的にも、流通量、嗜好人口においても、世界的文化である事、
そして私の提案として、製菓製パンを生涯の生業としていく上で大きな助けとなる可能性が高い事が挙げられる。
#珈琲の可能性
今の生徒達が製菓製パン業界に製造者として就職し定年まで勤められたとする(これすら危ういが)と、業界別の定年までの獲得賃金の平均値データによる金額を、今20歳前後である生徒の50%が100歳以上まで生きる予想データと照らし合わせると、死ぬまでの平均月額賃金は12万程度になる。
正直、この金額で身を立てることは大変難しく、好きな事を続けて生きていくためには、副業もしくは起業が必要な状況と言える(資産形成も勿論大切)。
その意識の芽生えと選択肢として、珈琲が、製菓や製パンで身を立てていく助けのひとつになればと思ってます。
平日は会社員として製菓や製パンに携わる。
残業は昔と比べると随分減っているから、例えば帰宅後コツコツと作り溜めた焼き菓子を日曜にイベント出店して販売し、ハンドドリップで珈琲を提供する、なんて事も考えられる。
ここらから得る金額は少なくても、それを元手に資産形成を始めたり、副業を広げていく意識や起業のきっかけとして大きな経験になる。
好きな事だけを続けて生きていくには世知辛い時代だけど、好きな事をより深く知り愛していくには、却って適してるようにも思います。
#好きな事で生きていくために
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