パン愛好家、襲名
新年明けましておめでとうございます。
今年は、人生の後半戦の調えに向けての挑戦の歳となりそうです。
ここ何年かのうちで、自分とパンとの距離感やその関係性って随分変わったなと感じる事が増えました
職業柄や立場上、「シェフ」と呼ばれる事が結構あるのですが、もうかなり前から、それがなんともこそばゆく、例えそう呼びかけられても振り返らない事を徹底していて笑笑
同様に、「職人」という呼称も、僕には敷居が高すぎて、自分を最も知る自分から見れば、そう呼ばれるのもお門違いも甚だしく
自分のことは、もうずっと、只々「いちパン屋」と認識してきました。
だけど、この数ヶ月、今の自分と自分たちのコレからを考えていくうちに、「いちパン屋」というレッテルも少し座りが悪く思えてきています。
ずっとパンだけを見てきました。
入り口は偶然のきっかけだったけど、知れば知るほど魅了されてきたと思います
無論、僕などがその全てを知ったわけでは無いけれど、パンが主役を担う舞台劇は、一通り観たかなと思っていて
そのうち、パンが脇役を演じる舞台も観てみたくなって
その辺りを模索して今に至ります
少し話が飛ぶのですが、平野レミさんって、ご自分の呼称を「料理愛好家」としている事を知り
「研究家」では無い事に驚いたものの、凄く腑に落ちました
平野さんのご活動を拝見していると、端を発しているのは料理であるものの、その過程や成果は人の関わりや日常を愉しむ事にある
料理の効能が、DeliciousじゃなくてFunである事に、大変共感しました
で、自然の流れで辿り着いた今の自分と、これから為りたい姿を考えた中で、今、自分に呼称を付けるとしたら「パン愛好家」だなと
パンが、端であり軸ではあるけれど、主役では無い。
だからこそ、その結果がDeliciousに留まらずFunにまで至る
パンは流行でも無く、嗜好品でも無い
糧であり、文化である
これからは、もっと広い舞台を眺めていきたいなと、思うんです
「パン愛好家」
結構気に入ってます😊
プロフにも早速追加しました。
こんな僕らですが、今年もどうぞお付き合いください。
#パン愛好家
#和歌山パン
#harimaya
#平野レミ
#料理愛好家