世界一周51日目 トルコで20年の日本料理屋「いつみ」の五三定食が美味しすぎた話と重大発表
6月10日
トルコ2日目。昨日は散々な1日でしたが今日はとても楽しみなことがあります。20代の頃に武者修行でトルコに来てからもう30年以上トルコでシェフをしている平賀さんのお店、「五三(いつみ)」にお招き頂いてお昼をご馳走になれるみたいです。
ありがたいご縁です。世界一周でのいろんな縁や素敵な方々のご好意が巡り巡って平賀さんとの繋がりを作ってくださいました。
平賀さんは何十年もトルコで生活をされている方なので、もしかすると地震があった被災地の情報も何か知っているかもしれません。前日の晩と当日の朝ご飯を抜き、とてもお腹を空かせ全てのものに対して1番感謝ができる状態で「五三(いつみ)」へと向かいました。
この「五三(いつみ)」ができてもう20年になるそうですが、とても綺麗な店内を見てこのお店をいかに大切にされているのかが感じられました。
メニューは本当に沢山あり、メインの定食系以外にもお寿司やカレーに麺系まで色とりどりでした😁
どれもこれも美味しそうで中々選べなかった僕は、平賀シェフのオススメ「五三定食」を頂くことにしました。
こちらが五三定食になります。見てわかる通り、五三定食には神々しさすらあります。実際にこれを目にした時、僕の全細胞が息を飲みました。(ゴクリ)
天ぷらもサービスしてくれて、ご飯に関しては3杯も頂いてしまいました。「我々にできるのは若者の腹を満たすことだけだから」と言って、もうお米一粒入らないぐらい満腹になるまで食べさせてくださいました。
この感謝の気持ちをどう表現すれば良いのか、とにかく感謝の気持ちで一杯です。もちろん頂いた五三定食も本当に美味しかったですし、何よりもその気持ちに感激し、美味しいさと感激でまた目頭が熱くなりました。
従業員の方に対する接し方や言葉遣いでその人がどんな人なのか想像することができると思います。とても寛大で愛に溢れた人なんだと感じました。本当にお忙しい中、僕がメッセージを送る際に添付したクラウドファンディングのYouTube動画にも目をと通して下さっていました。
そして理由は分からないけどトルコ側があまりボランティア団体にウェルカムじゃなく、団体を通じて被災地で活動するのは難しいと思うと教えてくれました。実際に日本以外にもトルコにボランティアをしたいという団体は沢山あったみたいですが、どうもあまりウェルカではないみたいです。
それだったら僕が1人で行って現地を見たり自分がなんのために被災地にきたのかを現地の方に伝える方が良く、トルキッシュはそういう気持ちに対してはウェルカムな人が多くきっと被災地の中を案内してくれると思うと教えてくださいました。
僕はずっと被災地に対してボランティア活動をしている日本の団体を探していましたが、見つからなかったのはもしかするとトルコ側が距離を取っていたのかもしれません。JICAも活動をしている時としていない時がある見たいで、トルコ事務所の電話番号に何度連絡しても繋がりませんでした。
いっそのこと直接行こうかなとも考えていたところ、この情報はとてもありがたかったです。(JICAトルコ事務所は首都アンカラにあります)
なので、とにかく被災地行ける可能性が0じゃなくてむしろ個人として行くほうが良いというとても貴重な情報を手に入れることができました。
さらになんと、平賀さんの繋がりでHATAY(ハタイ)という地震による大きな被害を受けた地域の現地の方とコンタクトをとることができ、それが巡り巡ってHATAYのSamanday baskaniという地域にあるセミプロのサッカーチームの代表を勤める方の耳まで届き、その方が僕を歓迎すると言ってくれているみたいです。
なんと、被災地の情報だけでなくまさかのサッカー関係者の方とコンタクトをとることまでできました!
どうやって被災地と繋がるかお先真っ暗な状態でトルコに来ましたが、また誰かに縁を繋いで頂きその方との縁が新しい出会いを産んでくれました。本当にありがたいことですし、被災地に行けることが決まってとにかく本当に良かったです。
僕は本当に何もしてなくて、自分1人ではどんな支援団体があるのかを知ることしかできませんでした。いつも人との出会いに助けられています。
タイ、ラオス、カンボジア、マレーシア、シンガポール、ギリシャ、そしてトルコ。全て他の誰かの繋がりからご縁をいただき、幸せな時間を過ごさせて頂いています。
今回の世界一周中だけでなく、クラウドファンディングでご支援くださった皆様もそうですし、サッカーで出会ったたくさんの人もそうです。特別なことは何もしていません、何もできません。
きっと海外でホームシックにっていないのは、どの国でもそういう暖かい人に囲まれられていたからだと思います。
今回もまた、素晴らしい経験ができる"機会"をいただきました。被災地に行くのは6/15日です。どれだけ復興が進んでいるのかも分かりません。とにかく現地に行ったら自分ができることを全うします。サッカーを通じて子供たちに元気や勇気を与えられるように。
僕のことを応援したいと思ってくださる方がいましたら、サポートもぜひお願い致します。 サポートは全て世界一周と起業するための費用にさせて頂きます。 これからもどうぞよろしくお願いします!!